栄養学の勇者 リメイク -3ページ目

栄養学の勇者 リメイク

こんにちは。
栄養のことを知りながらお話を楽しめる「栄養学の勇者」を公開中です
土曜日に前半、日曜日に後半 公開

その後何事もなく登っていく…

フェス「…何かいる。」

クゥ「…ビブリオですか。」

ズン「…え?」

ビブリオ
「…そうとも。よくもブドウキュウとサルモネラの2人を倒したな…」

フェス「………………………」

ビブリオ
「だが、あのマンガンのやろうが死んだか…。まあ、俺にとっては好都合だけど。」

フェス
「…ビブリオ、お前もあれからいろいろ考えてみたか?」

ビブリオ
「考えてみたよ。マンのやつに何度も心の隙をつかれて苦しかったさ。確かに俺のやってることは間違ってるかもしれない。だけどさ……寝返ったところで結局みんなの反応は変わらないんだよ。また学校でも悪者扱いされるばかり…」

フェス「…………………」

ビブリオ「だから……お前がここで俺を倒せ。」

フェス「え…?

ビブリオ
「俺は最後までサイキン様の味方をする…そして終わらせろ…全てを…」

フェス「ビブリオ!」

ビブリオも同じくサイキンの武器に似たようなものを取り出した。

フェス
「やっ…やめろ!!そんなことしなくても…」

ビブリオ
「悪に染まったからにはもうどっちにしろ戻れないんだ…!!だから…!!」

ドッカーン!


怪物「ここデ…決着をツケてヤる!!」

フェス
「く…これもサイキンのあの力か…!!」

クゥ「フェス…行けますか!?」

フェス
「ああ…!3人だけでもなんとかしてみせる!」


フェス達は怪物と化したビブリオに立ち向かう。


しかし、マンとアイがいないだけあって力が減っているような気がした…


怪物「好塩ビーム!!

フェス「うわっ!まずい…!!」

クゥ「…っ!!」

また仲間にかばわれるフェス。

クゥ「うわあっ!!」

フェス「クゥ!大丈夫か!?」

クゥ「は…はい…」

フェス
「足…これだと…早く走れねえな…少し休んでろ…。」

クゥ「…いいえ、まだ…行けます!!」


怪物「マダマダアアアっ!!」

またビブリオが襲いかかってくる。

ズン
「危ない…!!100酵素魔法!

怪物「グッ…!コンノヤロウ…!!」

フェス
「俺が相手だ!!はああああっ!!」

怪物「グオリャアアアア!!」

クゥ
「フェス…!鉄の…吸収促進!

怪物
「サイキン様のタメに…負けルわケニはいイカネエエエエッ!!

フェス
「俺だって…みんなのために…お前を倒してサイキンのところに行かなければならないんだああああっ!!

ドッカーン!!


怪物
「…グッ…コノママデハ………」

フェス
「はあ…はあ…!!まだ…やる…か………!?」

怪物
「コウナッタラ…………自分ノ命にカエテデモ………!!」

すると、怪物がフェス達を捕らえた。


フェス「うわっ!何をする気だ!?」

怪物
「コノママ起爆装置ヲ作動シテ…全部破壊シテヤル!!

フェス
「ちくしょう…巻き添えにするつもりか…!!」

ズン「だ…だめ…!もう逃げる時間が…!!」

クゥ
「(これでは全員がやられてしまいます…!それに…僕はもう…足手まといになるだけ…!かくなるうえは…!!)ええいっ!!」

怪物「グッ…!!」

クゥが剣を取り出して怪物の腕を斬ると、そのまま怪物を取り押さえた。

クゥ
「フェス!!ズン!!い…今のうちに離れてください!!」

フェス「なっ…なにをするんだ!クゥ!!」

ズン「えっ…?!」

クゥ
「僕のことはお構いなく!!2人だけでも…生き延びてください!!このっ…ビブリオ!!」

怪物「…うぐ!ナニヲスル!!」

フェス
「やっ…やめろ!!クゥ!!お前まで死ぬつもりなのか!?」

怪物「ウグ…グオオオオ!!」

クゥ
「いいから早く!!フェス…あなたが死んだら僕たちは終わりなんです…だから…!!」

フェス
「いやだっ!!やめろ!!やめてくれえええ!!クゥッッ!!」

ズン「フェス!!もう爆発が…!」

怪物「グアアアアア…!!」

クゥ「うっ…!!」


ドッカーン!!


フェス「あっ……ああっ…!!」


爆風を間一髪避けたフェスとズン…


フェス
「そんな………クゥ……な…んで………お…れの……ために…」

ズン「クゥ…」

「…あ!あそこだ!!」

そこにやってきたのは…

ズン「あっ…カンくんたち…?」

カン
「おーい!フェス!ズン!大丈夫なのか!?すっげえ爆発音がなったから…心配になって…」

キプロス
「…はあ…はあ……な…何があったんだ!?」

そこへ王様や他のみんながやってきた。

フェス
「ううう…っ…クゥが…クゥがああ!!」

キプロス「なっ…なんだと!?」


すると…爆発地点から…クゥが歩いてきた…

クゥ「……はぁ……はぁ…

キプロスクゥ!!」

そのまま王様のところで倒れるクゥ。

ウェルダン
「……あれ……?クゥ!?お…おい…!!」

クゥ
「………ちち…うえ…も…し…わけ…ありま…せん………ぼく………ちち…うえとの…やくそ……く…やぶ……て…しま………そう…です…」

キプロス
「クゥ!!だめだ!!ここで死んだら、カレント地区はどうなると思っているんだ!!」

クゥ
「…フェス……ぼ……く…いま…まで…とても…たのしかった……でも…もう…フェスとも…しゃべ……ること…………も…、できなく…っ………なってしまう………のですね…」

フェス
「クゥ!!もういいよ!!何も喋るんじゃねえ!!やだよ…そんなこと言わないでくれよ!!お前もマンみたいに死ぬっていうのかよ!?」

クゥの目が閉じる。

フェス
「おい…おい!!俺…まだクゥと仲良くしていきたいんだよ!!これからもいろいろ教えてもらいたいんだよ!!クゥ!クゥ!!クゥ!!!」

クゥ
「…ありがとう…フェス……あと……は…よろしく…たの……み…ま…………す………」

…クゥのフェアストーンが割れた。手からクゥの手がはなれる。

フェス
「うう…うっ…クゥーー!!


一番はじめに会った栄養戦士がクゥであった。始めはかみ合わなかったけど、段々お互いのことを分かり合え、共に戦ってきた。フェスにとってかけがえのない存在となっていた。




ここにいる全員が悲しみにふれる。




カレントの王子が死んでしまったことを。





キプロス
「うう…こんの…バカ息子が…ぁ…」

ウェルダン
「……クゥ…このやろう……なんで……死ぬんだよ…」

カン「フェス…大丈夫…か…?」

フェス
「クゥ…サイキンを倒して…絶対に…この世界を平和に…してやるから……だから……」

「……………………………」

フェス
「安らかに…眠ってくれよな…」


End


最後の次回予告!


フェス
「今まで学んできたことすべてをサイキンにぶつける!!必ず…勝つ!!」


栄養学の勇者 最終話
「すべてが終わるとき」