23年7月29・30日 長良川中央「爆・・・」 | 長良川と郡上竿の世界

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さて、今週末はどこに行こう・・・

釣れないのに人だらけの郡上は嫌だ。

どうせ釣れないなら、長良中央でも一緒だ。

今年は中央本流で釣れたという話をまったく耳にしていない。

鮎が少ない年だから仕方ないだろう。

暑いから、もう割りきって中央でバシャバシャ水遊びしよう!

 

7/29(土)

こんな猛暑の日は、朝一のモーニングサービスでオトリを取らないと一日がつながらない。

だから早朝、5時には川に立つ。

もちろん、見渡す限り無人。

(釣れないからか?)

水は、一昨日の夕立で増えて渇水から平水に戻り、更には薄っすら濁りが入っている。

鮎の警戒心も薄れているはず。

さて、不調の長良中央に鮎はいるだろうか?

いきなり、不安を吹き飛ばすようなアタリ。

抜けてきたのは意外にも良型。

いるじゃ~ん!

水温が上がる日中のために、掛けた天然鮎は鼻カンを通さず温存。

1匹の養殖鮎で5連チャン。

黄色いヤツも。

良型も。

昼になると、強烈な日差しで焼かれるよう。

昼までに30匹。

それでも、やはり水温が上がる日中はアタリが遠くなる。

だから、オトリが弱ると荒瀬で良型を掛け、その鮎を平瀬で丁寧に泳がせて掛けるローテーションの繰り返し。

弱ったオトリやチビオトリでも荒瀬にネジ込めば、こんな良型がひったくる。

でも、荒瀬は釣り返しがきかない。

しかし、川全面が掛かっているわけでもない。

釣れない場所は、やはりほとんど竿が曲がらない。.

今年は場所ムラが酷いのだ

また、同じ場所では何匹も掛からないから、動いて動いて一匹ずつ拾っていく。

やっと、この日のパターンが読めたので、自分が釣れる鮎は全部釣った感じ。

明日はペンペン草も生えていないだろうここでは、自分でも10匹釣る自信がない(笑)

夕方17:00までに、いっぱい(笑)釣って車中泊の場所に移動したら、10分ぐらいの間だったが、オトリ缶にたくさん入れすぎて半分くらいがグロッキーになってしまったので、弱った鮎は腸を出してクーラーボックスへ。

 

この夜は急遽、仲間が合流して楽しい宴会。

 

7/30(日)

いつものように朝4:00に目が覚める。

山の向こうに星空が落ち、代わりに早暁の薄明りが上がってくる。

また、今日が来た。

前日頑張り過ぎて、体中が筋肉痛。

でも、まだ釣りたい(笑)

今日は、移動し昨日とは違う場所で竿出し。

さて、今朝も一応モーニングサービスをいただこうか・・・

うーん、いい型。

でも、遡上したばかりのおチビちゃんも交じる。

これが掛かった直後はビリビリと良型の前アタリとそっくりで、その直後、荒瀬竿を絞ると即ピヨーンと飛んでくる。

これは釣った数に入れませんよ(笑)

一人で釣っていると昼食すら面倒になるが、仲間がいるとついつい話し込んで1時間半の昼休憩。

こういう時間もいいもんだ。

昼からも荒瀬に突っ込んでいくが・・・

体中の筋肉が悲鳴を上げ始めた。

もう、これ以上の無理は危険だ。

朝から皆に攻められて黄色い鮎を抜かれた瀬は、午後にはアタリも遠くなり、掛かる鮎のサイズも一回り小さくなった。

14:30に納竿。

2日間の私の釣果。

数は・・・(ご想像におまかせいたします)

家に持ち帰ったら、

「も~う!漁師じゃないだから!こんなに釣ってどうすんのよ!」

「冷凍庫には入りません!!」

と怒られてしまいました。

私としては、今年は鮎が揃わず、毎年お世話になった方々に届けている鮎をどうしようかと思っていたが、この一回の釣果でだけで全部足りるので良かったのだが・・・

確かに、これだけあると処理が大変だった。

サイズは、

荒瀬の中は、アベレージで22cmくらい。

最大25cm弱。

途中、掛け針を8.5号に変更したら底バレは減ったが、1.5号ハリスを一回飛ばされた。

きっと、もう一回り大きいヤツがいるに違いない。

いよいよ8月、25cm超が出てもいい時期になる。

皆さんも、長良中央に挑戦するなら、剛竿、太仕掛け、大針で挑んでほしい。

しかし、明日からは、また渇水になって厳しい釣りになってしまうだろう。