問題意識の総合商社(LRC)=テーマパーク。
L.R.Cは、「絶対的なトップをつくらない」という考えを貫いています。
何かプロジェクトをする時、リーダーは必要です。
しかし、そのリーダーが絶対的な権限やカリスマ性を持つと、神格化してしまいます。
リーダーは必要ですが、神格化してしまうと様々な不具合が生じます。
神格化されるほど完璧な人間がいればいいですが、
僕自身は超未熟なので、やはり間違った判断をくだすこともあります。
それがもし経営に関わるほどの大きな事柄であり、間違った判断だった場合、経営が破綻してしまいかねません。
これは自分だけではなく、色んな経営者の方々を見てきて思うのが、
どれだけ経験を積んでも、この世の中の不確実性からは逃れられることはできません。
そうしたリスクを回避するためにも、
関わる人たちの本来性を引き出すことで能動的主体者を増やすことに注力し、皆さんの知識や創造性を生かしていくほうがいいと思っています。
それに、仲間や社会のことを本気で想い(理念)、ビジョンに向かって命がけでやっているリーダーの姿に惹かれ、押し上げられてリーダーに押し上げられていくほうが公共性があると思っています。(事業内容やタイミングにもよりますが)
世の中が不確実である上に、人間誰しもが1人では生きていくことはできません。
まさに、ともに在ることであることが出来ている、ということを自覚することが第一であります。
それに周囲への感謝の念も忘れてはいけません。
今の日本では沢山モノが溢れているにも関わらず、
なぜこうも自分が不幸だと感じている人が多く、自殺者が多いのか。
何をもって「幸せ」や「不幸」かは、人によって異なりますが、
やはりこれだけリアルタイムに情報が可視化されると、他人との比較で悩みをつくる人が多く、相対的に不幸を感じている人が多いのではないでしょうか。
結局のところ、他人と比べている内は、
自分の人生の目的(着地点)が見えていないのだと思います。
自分に確固たる思いがあれば、他人と比べてどうのこうのなんて関係がなくなりますから。
今改めて、自己内対話の必要性を強く感じています。
考え方、生き方を学びたい方はコチラをご覧ください↓
個人の場合だけではなく、企業も同様です。
変化の激しいこの時代、他企業と比較しての差別化や、「手段の効率化」ばかりを追い続ける企業は衰退していくでしょう。
言い換えると、「今までやってきたことをやり続けている」だけでは非常にリスクが高くなる、と。
下手をすれば信用を失いかねません。
だからこそ、目的が手段化しないためにも日々振り返る必要があります。
頑なに今の手段にこだわらず、「目的のための手段効率化」があれば、潔くそちらに切り替えてしまうほうが良いと思い、今弊社でもそういう動きに変えていっております。
話はそれましたが、
L.RCは、それぞれの問題意識を持つ人たちや学びを深め合い本気で切磋琢磨し合いたい人たちが集まるコミュニティです。
損得で集まっているだけの会ではありません。
目指すところは、全員で面白いアトラクションを自然発生的に育み合う集団にしたいんです。
それを通して(アトラクション=事業)本来性を発揮し、人間性を磨き高め合うことも1つの狙いです。
0から1を創るというよりも、日常の当たり前に対して疑問をもち、常に問いを立て続けることでイノベーションしたいと考えています。
本気の問題意識や危機感からのほうが、真のイノベーションが生まれるでしょう。
それに良心から発生した公共するネットワークから生まれる事業は、非常に公益性の高いものになるハズ。
なぜなら、公共する事業(良心が育むネットワーク)だから。
ハブ的な役割を担う機関が力を持っていた時代から、どんどんネットワーク化していくのは間違いのない時代の流れです。
そしてネットワークはリレーションから生まれる。
だからこそ、
「何をするか」よりも「誰とするか」が非常に重要になってきます。
どの勉強会でも損得で判断しているタイプ、
俗に言う「オイシイとこ取り」をする人がいます。
もちろん学ぶことは素晴らしいことです。
しかし、自分自分ばかりでインプットに徹するだけではあまり意味を持ちません。
学びに貪欲で知識はスゴくても、リレーションがなければ意味がありません。
リレーションとは表面的な繋がりではなく、心を育み合うコミュニティをつくるものだと弊社では定義しています。
そんな社会的意味をもつ人間力を育み合うのがコチラ↓
個々が本来性を生かし合い、公共していく世界。
ともに面白いコトをしながら成長しませんか?