お客様が当店の誇り~コミュニティーの始まり~ | 将来世代へのバトンを和泉市から〜小林大地のブログ〜

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株式会社アースライト 代表取締役 小林大地のブログ

 

有り難いことに最近は、

 

「小林さんのブログでコミュニティーってよく書かれてますけど、あれって具体的にどういうことなんですか?」

 

というご質問をちょいちょいいただきます。

 

これは、「お客様感謝祭」にお越しいただいたことがある方にはおわかりいただけるかもしれませんが、答えはあの感謝祭にもあります。

 

 

本来は、「お客様に日頃の感謝を返す」といった主旨なのに、なぜか途中から僕はお酒を飲んでいるだけです。(笑)

 

ちなみにこれが証拠写真(笑)

乾杯直後の瞬間ではありますが、この後何もせず、このままお客様のところへフラフラ行っては飲んでいるだけの有り様です(笑)

 

僕の奥にいる方や、向かって左側にいらっしゃる方は奈良や京都からご参加くださったのですが、お二人ともゲストのはずが完全にこの乾杯直後から火を熾す達人と化してくださっていました(笑)

 

 

 

お客様が周りを見て、火を熾してくれたり、お肉を分けてくれたり、中にはオードブルを作ってくださる方や、準備から片付けまでしていただく方がいらっしゃいます。

 

「おいおい、お前が1番動けよ!」

 

と突っ込まれそうですが、スタッフは中々突っ込んでくれません(笑)

 

そりゃそうか(笑)

 

 

この写真に写っている方々は皆さま旧店舗からずっとお付き合いくださっている方ばかりで、こうしたお客様が、【「受け手」ではなく、「提供側」に立って、どうすれば他の参加者の皆さんにも楽しんでもらえるか、どうすれば効率良くできるのか、というようなことをお客様である皆さまが能動的に考えて動いてくださる(ともに楽しむことの幸せ)】

 

受動的ではなく能動的主体者で、他のお客様やお店とともに楽しむことが幸せ、

 

これがまさにコミュニティーです。

 

こうしたお客様がいてくださることが、フロンティア・コバヤシの誇りであり、何よりもの財産です。

 

 

まぁ僕は当日、飲んでいるだけで他のお客様やスタッフたちにも迷惑をかけてばかりですが(汗)

 

 

 

これとは少し違いますが、逆の立場で似た経験を居酒屋でしたことがあります。

 

当時、まだ和歌山に住んでいた頃のことですが、その頃は電車で片道1時間20分かけて、大阪の松原にある小さな居酒屋にちょいちょい通っていました。

 

 

僕はそこのマスターとママ、バイトの子、常連のお客さんたちが大好きで、電車で通うことの面倒さや時間も苦ではありませんでした。

 

カウンターで食べていると、マスターから

 

「大地!これあそこのお客さんのところに運んで!」

 

と言って目の前のカウンターにドンッ!とグラスに入った酎ハイを置かれ、

 

「え?俺が?」みたいなことを言いながら、その新規のお客様のところへ「いらっしゃいませー!楽しんでくださいね!!」とか言いながら酎ハイを持っていくと、

 

お客「あれ?兄ちゃんさっきカウンターで飲んでなかった?ここの人なん?」

 

自分「いえ、客のハズが今はお金のもらえないスタッフです(笑)」

 

お客「えーっ!何やそれ!むっちゃおもろいやん(笑)」

 

自分「そうなんですよ(笑)だからみんなで楽しみましょー!」

 

 

というような会話がはじまると、もうコミュニティーの一員です(笑)

 

 

お客であるハズの自分が、

 

どの席に座ればマスターやママの役に立てるよう動きやすいか、

 

新しいお客さんにはこの店を好きになってほしいから、あのお客さんたちにどうやって楽しんでもらうか、

 

といったことを能動的に考えている自分に気づいたと同時に、特別な心地良さと、新たな自分の居場所を見つけた気がしました。

 

 

 

TPOにもよりますが、基本的に僕はチェーンの居酒屋や、タッチパネルで頼むような飲食店には行きません。

 

 

それはなぜか?

 

 

個人の方がされている距離感の近い居酒屋のほうが、コミュニティーの体温を感じることが出来るし、どうせなら思いを持って取り組んでいる人にお金を払いたいからです。

 

 

コミュニティーは金額や距離も関係なければ、お客様は神様みたいな対応すらも関係ありません。

 

価格が安いほうがいい人は、家で自分で作ればいい。

 

遠いのが嫌なら家から近いところに行けばいい。

 

神様対応を求めるなら、高級ホテルか高級な料亭にでも行けばいいんです。

 

 

そこに集まる人たちは皆、

 

お酒や料理よりも、そこにしかない人たちが創り出す空気感、雰囲気、コミュニケーションを求めて集まるんです。

 

 

 

1度だけ、

 

「料理遅いぞ!はよ焼けやオッサン!」

「何やオッサン、態度悪いけど喧嘩売ってんのか?」

 

そんな新規のお客が来たことがありました。

 

が、そんなクレーマー的な酔っ払い客は瞬殺です。(笑)

 

皆で追い出したこともありました。

 

そこから顔を見たことはありませんが、そりゃぁ来れないです。

 

 

これがコミュニティーの強さ。

 

絆の強さ。

 

 

お店とともに、友達とともに、お客様とともに、さらには道行く人とともに。

 

 

客体ではなく、「ともに」。

 

 

 

 

当店のお客様で、

 

 

お肉が好きな方、

 

アルコールが好きな方、

 

コミュニケーションが好きな方、

 

車が好きな方、

 

ビンゴで何か当てたい!!

 

何かよくわからんけど行ってみよかな~

 

 

 

という方、

 

 

是非お客様感謝祭にご参加ください!!

 

        ↓

 

【第6回お客様感謝祭について】

 

 

 

てなことで、

 

長々とコミュニティーについて書きましたが、

 

これ、本気で来年にはアクション起こします。

 

 

フロンティア・コバヤシはもちろん、繋がり合う強固なコミュニティーを育み合える場のスタートを計画しています。

 

 

 

 

コミュニティーのこととか、自分の経験談ばかりを話しましたが、

とにかくいつも支えてくださっているお客様とスタッフには感謝です。