前回までのあらすじ
金城高校の木村龍哉に呼び出された明は木村の罠にハマり危うく死ぬ直前まで行ってしまった
しかし聡や黒分寺四天王の助けにより何とか木村に勝つことが出来たが・・・
[市立黒分寺病院]
「明さん大丈夫っすかねー」
聡くんさっきからそればっかりですよ
「あの明のことだきっといつも通りケロっと帰ってくるさ」
そうですよね上田先輩
「だといいんですが・・・」
「心配・・・無駄・・静かに。。待つ」
「黒田さんまで!」
[数十分後]
ガチャ
「「「お!?」」」
「皆さんお待たせしましたすみませんが医務室までお越しください」
「あ、はい」
何だか重苦しい雰囲気ですね
「お待ちしておりました」
「で、先生明の容態は」
「単刀直入に言いますね。はっきり言って危ない状態です」
「え?」
「全身には至りませんが脳や脊髄に毒が回ってますね。神経系がやられてる可能性があります」
「そんな・・・」
「どうにかならないんですか!先生!」
斎藤くんここは病院ですよ静かにしなさいよ
「全力は尽くしましたが後は彼自身次第と言ったところです」
「明。。なら。。。なんかなる!・・・と思いたいな」
「でも一命は取り留めました。面会は自由にして頂いて結構です」
「分かりましたありがとうございます。。」
流石上級生、上田くんはしっかりしてますね
[明の病室]
「明・・・」
「明さん・・・」
「佐々木くん・・・」
皆暗い顔していますね
「皆さん」
ん?明子ちゃんが皆を集めましたね
「どうしの?武藤さん」
「今日は遅いですしそろそろ解散しませんか?佐々木くんも自分のせいで皆が学校行けないのは不本意だと思いますし」
「それもそうだな帰るか」
「じゃ女の子二人は俺が送るっす!」
「聡が護衛かぁ心細いなー必!お前方角一緒だよな!一緒に行ってやれよ!」
「なんっすかそれ!俺もやるときはやるっすよ!」
「承知」
「黒田さんも無視しないでくださいよ!」
「明子さん、あかりちゃん、聡・・・行く」
「「はーい」」
「ちょっと待ってくださいよ!」
あら皆行っちゃいましたね
[翌日テスト返却初日の放課後・病院]
「佐々木くん・・・今日から返却始まったよ佐々木くんのテストは私が預かってるから目を覚ましたら私が渡してあげるね」
明子さん寝ている明くんに対して喋りかけてますね
気持ちは分からなくはありませんが何だか切ないですね
「あ、点数みちゃったんだごめんね」
たしか全教科70点以上だったよねどうだったんだろ
「今日帰ってきたのは現代文と生物と世界史だったよ。明くん凄いよ。今日の分は全部70点超えてたよ。先生も凄く驚いてたわ」
ほーそりゃすごい
「あと聡くんは相変わらず先生に怒られてたよ。また赤点だったみたいね」
まぁ人はそう簡単には変われないものですからね明くんが特別なだけです
「じゃ今日は帰るね明日もまた放課後くるから」
本当にいい子ですね明子さんは
[翌日・病院]
今日も明子さん明くんに話しかけてますね
「そういえば明くんのことだから図書委員はどうしたんだって怒るでしょうね」
そういえばそうですよ委員会一人で明子さんいなかったら誰が図書館開けてるんですか
「事情が事情だからって佐々木くんが目を覚ますまでは顧問の先生が代わりに仕事してくれてるの。だから安心してね」
顧問とかいたんですね
「あ、もうこんな時間佐々木くん早く目を覚ましてね。また明日」
[さらに翌日]
本当に毎日毎日ご苦労様です明子さん
「佐々木くん本当に凄いよ明日でテスト返却終わりだけど今までの教科全部70点超えてるよ!ギリギリのもあったけど正直驚いたわ」
そりゃすごい
「このままなら私負けちゃうかもね」
何でも1つ言うこと聞くでしたっけ
どうなるんでしょうね
「明日は英語と数学Ⅱだよこの2つで全部返却されることになるんだよ楽しみだね」
英語と数学ですかー楽しみですねー
コンコン
ん?誰か来ましたね
「はーい」
「失礼しまーす」
「あ、上田先輩」
「たまには見舞いしてやらないと明が怒るかもしれねえからな皆連れてきたぜ」
「明さーん!」
「明さん!体調どうっすか!」
「明・・さん」
「四天王の皆さんに聡くんまで!」
「へへ!来ちゃった!」
「じゃ皆来たし私は帰るねまた明日佐々木くん」
「え?帰っちゃうの?」
聡くんちょっと寂しそうですね
「ってかまた明日ってもしかして毎日来てたのか?」
「はい。一人で寂しいかと思いまして」
「何かわりぃなありがとよ」
「いえいえでは上田先輩たちもまた」
「おう!」
「おつかれー!」
「それにしても本当に大丈夫かよ三日間寝続けてるんだろ流石にやばくないか?」
「そうですよねー明日になっても目を覚まさなかったらちょっと先生に相談してみましょうよ」
「そうだな」
[翌日]
「ちーっす!明さん起きた?」
「あ、皆さんお疲れ様ですダメですねまだ起きないです」
「どうしたものかな」
「とりあえず俺ら先生に会ってくるわ」
「何か対処法あったら教えてくださいね」
「おう!お前ら行くぞ」
「はーい」
「静かになったね」
本当に皆いい子ばかりだね明くんの周りは
「そういえば佐々木くん・・・」
何だか重苦しい雰囲気ですね
「今日帰ってきたテストなんだけど・・・」
おお!そうだ!
「まずは英語は・・・」
ドキドキ
「んんっ」
え?
「佐々木くん?」
「ここは・・・」
「佐々木くん!わかる?私よ明子よ!武藤明子!」
「むとう・・・あき・・こ・・・」
「そう!武藤明子!」
「誰ですか?」
え
「え」
「ここは・・・病院?なんで僕こんなところに?」
「もしかして・・・」
記憶喪失?
「自分の名前はわかる?」
「自分の・・・名前・・分からない」
「うっ。。」
「僕は誰。あなたは誰」
「ただいまー・・って明さん!!目を覚ましたんですね!」
「明・・・それ僕?」
「え?どうなってんの?」
「何だか記憶が無くなってるみたいなの」
「え!?!?!?先生早く呼んでこい!」
「あ、はい!」
[数十分後]
「恐れていたことが起きましたね。毒ガスにより神経がやられ脳が活動を停止しかかっている可能性があります。このままでは死ぬ可能性もあります」
「嘘だろ・・・」
「どうにかならないんですか!」
「こればかりはどうしようもありません。記憶を取り戻す方法はいくつかありますが私も専門家ではないので詳しくは分かりません」
「嘘だろおい・・・」
「分かりましたありがとうございます」
[病院のロビー]
「どうしよう・・・」
「とりあえず記憶を取り戻さないことにはどうにもならん皆調べるぞ」
「そうだな!」
[翌日]
「皆調べてきたか?」
「はい!」
「・・うん」
「もっちろおおおん!」
「とりあえず強い刺激を脳に与えると記憶が戻る可能性があるそうだ早速試そう」
「はい!」
「明少し痛いが我慢してくれよ」
「こくっ」
何も言わずに頭を下げましたね
ゴフッ!!!
「痛い・・・」
「どうだ?俺がわかるか?」
「フンフン」
首を横に振りましたか残念ですね
「じゃ次僕!」
「おお斎藤頼む!」
「僕が調べてきたのは記憶が無くなる前好きだった音楽とか聞かせてその時のことを思い出させれる方法です!」
おお!何だか医学的ですね!
「じゃ流しますね!」
どうだろう・・・
「この音楽どうですか?明さん」
「ダメですね思い出せません」
「くっそう」
「じゃ次俺!」
「聡!今度こそ頼むぞ!」
「はい!俺が持ってきたのは記憶が無くなった時の写真です!」
え?
「何か調べたら記憶を失った原因になった場所の写真とかを見ると記憶が戻るみたいなのを書かれてたので!」
それは初耳ですね
「明さん!ここに見覚えありませんか?」
「・・・全然ダメです」
「やっぱりかー」
「黒田はどうだ?」
「俺・・・寺の・・・息子・・・瞑想する。。」
「瞑想かーこころを落ち着かせて記憶を整理させるのか」
「・・うん」
「じゃ明日は明を連れて黒田んち行こうぜ!」
「そうですね!!!」
「じゃ解散!」
[翌日・黒田家前]
「着いたのはいいけどなんて言うデカさだよ」
学校並にあるじゃないですか
「ここ・・俺んち。。黒分寺・・」
「え?黒田んちって黒分寺だったのか!?初めて知ったぞ!」
「そんなことより早く入りませんか。あんまり佐々木くんを外の風に当てないように先生に言われてるので」
「あ、そうだな」
「ここ・・座禅室・・」
「よし!せっかくだし皆座禅しようぜ!」
「そうですね!」
[数時間後]
「ふーいってててて足痺れたーー!」
「でも何だか心が洗われたような感じですね!」
「で明どうだ?記憶は」
「やっぱりダメでした」
「んーどうすりゃいいんだよ」
「とりあえず病院に戻りませんか?皆さん」
「そうだな」
[1時間後・病院]
「あのー皆さん」
ん?明くんが呼んでますね
「ん?どうした明」
「1つ質問いいですか?」
「ああ」
「どうして皆さんは皆さんのことを覚えていない僕の為にそんなに熱心になってくれるんですか?正直愛想を尽かしても不思議ではないと思うのですが」
パチン!!
え?明子さん!?
「あんた!何よそれ!確かにあんたはあたし達のこと覚えてないかもしれない。でも私達はあんたのことが好きだから心配になるんじゃない!助けたいって思うのよ!あんたがそこまで馬鹿だとは思わなかったわ!もう知らない!!」
ダッダッダッダッ。。。
明子さん!!
ガシッ!
「え?」
「明子・・・なのか?」
え?もしかして
「佐々木くん?」
「全部思い出した」
~次回予告~
記憶を取り戻した明!
しかし記憶が戻っても問題が色々とある!
それを明と明子は乗り越えることが出来るのか!
次回!
ヤンキーくんの彼女は大変です!
最終回!!
【ヤンキーくんの誓い】
いよいよ最終回!明と明子は結ばれるのか!
乞うご期待!!!