帰ってきていきなりバイトだらけの毎日、疲れます。
早くW入院させなきゃなあ。。
8月25日。未明、雨が降ったものの、朝からまた天候に恵まれ、晴れ。
AM4:30
隣のテントでnyk氏がまだグースカ寝ているうちからボクはテントをたたみ、出発用意を開始する。
今日から一人旅だ。
思えば21日以降、いつでも相方と一緒だったわけで。
それはもう世間の夫婦なんて目じゃないくらい、行動をともにしていたわけで(笑)。
そりゃ、誰相手だって独りになりたくなるよ。しょうがない。
nyk氏も起きだして、準備を整えている間、網走湖畔でやっぱりコーヒーを沸かして飲む。
出発前の、この時間が好きだったりして。
湖では、朝練なのだろう、『頑張っていきまっしょい』な光景(なんていうんだっけ、あの…カヌーじゃなく…)。
その後、「2日後にとりあえず釧路で会おう」を合言葉に、ボクはキャンプ場を後にする。
nyk氏はとりあえず、北見のバイク屋で昨日曲げたクラッチレバーを直してもらうことにしたらしい。
それに付き合わないボクも、少し薄情だと思いつつ。正直、すまんかった。
網走から彼は南西へ、ボクは東へ。
無事再会できることを願い。
AM10:00(?)
ボクが向かったのは、世界遺産になりたての、知床半島。
ここも3年前は訪れていない。
バイクはもちろん、観光バスなどの普通の観光客もいっぱいだった。
さすが、今一番『旬』なスポット。
車列に並んでゆるゆる走っていたが、物凄い速度で抜いていったバイクに便乗し、ボクも少し飛ばしてみたのだが…
ガラガラガラガラ…
エンジン下部から、異音がしていることは昨日くらいから気づいていたのだが…
今日はいっそう音が大きい。ビビってスピードを緩める。
やめてくれよ、今、登りの峠の最中なのに。
知床のど真ん中でバイクが動かなくなる恐怖と戦いながら、国道334で頂上へ。
その後、やたらうるさい単気筒バイクに乗ったにーちゃんと話したのち、羅臼方面へ下山(?)。
ガスってて綺麗に見えなかったんだよ、知床自体。
峠を下る途中、『熊の湯』という無料露天風呂を発見。
昨日風呂に入っていなかったボクは、喜んで入る。
直径3メートルにも満たないであろう、森の中にちょこんとあるその露天風呂は地元の方と観光客で、その大きさのわりに混んでいた。女湯もちゃんとあるのが素晴らしい(かつ残念)。
体は必ず洗ってから入ること(まあ当然)。
2人ほどが「熱い」と言っても、その他大多数が賛同しなければ従う必要は無い。
…なんて掟書きが数個貼り出されている。タダだけにマナーが求められるのは理解できる。
でもね、あちいのだよ!
そりゃ、普段入ってるじーちゃん方からすると普通だろうさ。
普段シャワーしか浴びない軟弱な若者には、拷問的暑さで数分と持たなかったのね。
すぐ上がる。良かったけどね。
(その後会ったライダーさんにこれを話したら、その人は勝手に水で埋めようとして、地元の方に怒られたらしい。笑)
峠を下りきると、ツーリングマップルにも乗っていない展望台を発見。
珍しくバイクが一台もいない場所。
羅臼の港と、かすかに見える北方領土、国後島をしばらく眺める。
そもそも何で空も海も、青なんだろうね。
この頃から、バイク屋を探しながら走ることに。
直すのは時間的に無理でも、せめて気休めとしてオイル交換がしたかった。
ただ、この辺にバイク屋があるとは決して信じていなかった。
国道335~244で根室を目指す。
いい加減、内陸を走りたかったが(中標津方面)、バイク屋があるのを確実に知っていたのは釧路だけだったので、少しでも近づいておきたかった。
パーキングでオタクちっくなライダーさんと話す。
結構面白い。
仕事を辞めてひと月以上北海道をうろうろしているらしいが、まだ全然走っていないらしい。
酷いときは一日のバイクでの移動距離が10キロ強で、同じ宿のチャリダーにその不甲斐なさを怒られたらしい(笑)。
PM15:30
北海道の数々の先端、『岬』にいってきたが、根室の納沙布岬の雰囲気は異様だ。
地図で見ると東、つまり一番『右』にあるわけだが…
北方領土への想い、それを取られたという『恨み』すら感じられた。
そのくらい、ソレ関係の展示物、標語で溢れている。
↑ここでは火が絶えることなく燃えている。
北方四島が帰ってくるまで、消されることは無いのだろうか。
ボクも無関心というほどでもないので、日本人の行けないそのすぐそこにある島をしばらく眺めていた。
なぜかステッカーまで買ってしまった。
Wに試しに貼ってみたら、街宣バイクか?という感じになってしまった。
その後ホタテを食うのに夢中になってしまい、さっきまでの気持ちをすぐに忘れてしまっていたが。
もともとこの日、満天の星空で有名な中標津の『開陽台』でキャンプしたいと考えていたのだが、バイクへの心配が止まらなくなり、行き先はやはり釧路。
3年前にお世話になったバイク屋さんに、今回もお世話になることにした。
3年前、釧路で豪雨に見舞われたボクはそのバイク屋さんに駆け込み、当時持っていなかったブーツカバーを買った。
しかし、そのバイク屋さんはコーヒーを何杯も出してくれて、結局そこのお客さんを巻き込んで朝から晩まで旅の話、東京の話から、近頃の女子高生の話(…)などで盛り上がり、その日の宿まで取ってもらったのだ。
(ちなみにその日の夜、バイク屋さんから合コンのお誘いまであった。が、宿に門限があり参加不能に。残念。。)
PM17:30
ひたすら退屈(に感じた)国道44を1時間強走り、釧路へ。
すまんnyk氏、即日に着いちまったなんて思いつつ。。
30分以上探しまくってそのバイク屋をようやく見つける。
おっちゃんと若いあんちゃんでやってる、その小さなバイク屋は3年前と何一つ変わっていなかった。
おっちゃんはボクのことを覚えていなかったが、あんちゃんが、
「(fjmc)だべ?!まだケータイに番号はいってるよ!!」
と言ったときは泣きそうになった。
ボクはあんちゃんの番号、消してたのに(笑)。
オイルを交換してもらう間、お互いの近況について話す。
まだボクが大学生のことに少し驚いていたが…
「もう宿、取ったの?」
と聞かれ、取ってない、というとさっそく安いビジネスホテルを手配してくれた。
本当にありがたい。
それだけじゃなかった。
「そこ、門限ないから。今日ジンギスカンやるんだけど、来ない?」
…え、いいんですか?
ホテルで風呂に入り、nyk氏に今日はどうだったかを話すために電話。
…彼、圏外。
昨日の宗谷でのnyk氏の悪夢が蘇り、かなり心配になる。
その後、バイク屋のあんちゃんが、友人とワゴンRで迎えに来た。
後部座席には女の子も。いぃーねっっと!!(心配はいづこへ…)
ジンギスカンどこでやるのかと思いきや、バイク屋さんの自宅へ。
庭でやるらしい。東京じゃこんなん、困難だ。(…)
プロパンガスのボンベに、バーナー直付けで豪快に炭に火をつける。
で、しばらくするとバイク屋さんの彼女もやってきた。
そんなわけでジンギスカン、スタート。
ラム肉はもちろん、焼き鳥、ホルモン、ホッケ、カキなどがガンガン振舞われ、ボクのお腹はすぐ限界値へ。
「焼き牡蠣」って、いいづらくね?
その後、バイク屋のおじさん(やっぱ父)も帰宅。
「遠慮すんな!!」と半ば強引に食べさせてもらった。
おじさん来るまえから、もう限界なのに。
その後、nyk氏から連絡がやっと来て、ライダーハウスに泊まって同じ部屋の連中とラーメン食いに行った、とか。ね、独り旅もいいもんでしょ?
圧倒的にいろんな人と出会う機会が増える。
その後は港まで出て、花火。
酔いが頂点に達し、みんなひたすらゲラゲラ笑ってた。
AM1:00
花火で笑いつかれた後、ボクを宿まで送ってまでしてくれた。
この方たちには本当に感謝しています。ありがとう。
また釧路に行ったら、必ず行くから。