薪の水分を測定するのに木材水分計を購入しました。
購入したのはセンサー式のピンレスタイプで価格は\4,799(税込)。
普通はピンのある2極式と言えばいいのか、電子機器に使うテスターみたいな物が一般的ですが、センサー式は多目的に使えるようなのでそちらにしました。
【ピンタイプ】
ピンタイプでも他に使えるかもしれませんが、使用時にピンの跡が付きそうなのが難点。
購入に至った経緯は、新たに欅(ケヤキ)の玉切りを入手した為。
【ケヤキの玉切り】
具体的に言うと、現状は薪割りしても乾燥するスペースはないんですが、今後も玉切りの追加は決定しておりまして、随時薪割りして乾燥する中でその状態を管理する為に必要だと思いました。
それで、生木の水分は50%で、それが20%以下になれば薪として使えるとの事。
薪として使用するには通常1年ほど乾燥させるわけですが、逆に、1年経たずとも20%以下になれば問題ないと思う次第。
そこで、「乾燥状態を逐一チェックしましょ」となりました。
早く乾燥させる為に現在考えているのはミニ温室の利用と薪の細分化。
ちなみに、乾燥が不十分だと煤が多かったり発熱量が少なかったりして良くないらしい。
さて、購入した木材水分計は、日本語の説明書はあるもののモード選択については詳細が書かれておらずイマイチ良くわからん。
と言うのは、モードは以下の4つあって、木が対象なのでWOODなのはわかるけど、SOFTWOODって何の木?、HARDWOODとは何ぞや?って感じ。
*DRYWALL
*MASONRY
*SOFTWOOD
*HARDWOOD
上記で意味がわからなかったのは「MASONRY(メイソンリー)」で、レンガとか石積みの事らしい。
と言う事で、まずは使ってみる。
とりあえず、説明書の記載は以下の通り。
生木の水分が50%と言うなら、測定値が50%になるモードが適正なので、伐って間もないケヤキの玉切りを測定しました。
すると、どうやらSOFTWOODが薪の水分を測定するのに適しているようです。
【ケヤキの玉切り①】
【ケヤキの玉切り②】
それ以外のモードでは70%など、50%を超える表示なので問題外。
と言う事で、今年最初に薪割りした杉を測定してみました。
それらは倒木の類なので乾燥が進んでいるよう。
物によってはもう使っても大丈夫かと。
なので、現在乾燥している物を更に細分化して乾燥が進むようにすれば薪棚を空けられそう。
次に、その後に入手した伐ったばかりの杉を薪割りした物。
こちらも乾燥は進んでいるようだけど、1か月弱で33%と言うのはどうにも怪しい。
こうなると違う水分計でも試してみたくなります。
ともあれ、薪としてはまだ使えないので様子見。
だけど、それも細分化すれば乾燥を早める事はできますね。
では、また! (^o^)/