昨年、枝垂れ桜が欲しくて購入した平安枝垂れは、高さのある陶器鉢に植えました。
【2023. 3.10 平安枝垂れ】
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その後、鉢が大きいと根の成長に栄養を取られ木の成長が遅れるので、早く花が咲く木になるよう株の周りをアゼシートで囲いました。
そして、昨年はただの棒だったのが現在は枝が伸び枝垂れ桜感が出ています。
でも、花芽はまだ無かったように思います。
【2024. 2. 7 平安枝垂れ】
それで、元々これは盆栽用の桜ではなく、土に植える物を購入したのでこの鉢を使用しましたが、根も成長するので植え替えは必要です。
しかし、これから更に枝が伸びたり枝数が増えると植え替えは大変になります。
鉢は重い上に深く、中に入っている用土は大量、そこから引っ張り出すのは簡単ではないだろうし、下手をすれば枝を折ってしまう事もあると思います。
小さい花梅でもやらかしているので、大きいこれは尚更不安。
それに、腰に爆弾💣を抱えているお父さんとしては結構なリスク。
土に植えて小さく管理できれば良いけど、基本的に桜は剪定できないのでそれは難しかろうと。
それなら根を成長させない為にその周りを囲う事も考えましたが、根の成長って意外にすごく、その囲いを突き破る可能性は十分にあります。
鉢の場合は割れます。
ま、もしかしたらその前に根詰まりで枯れてしまうかもしれませんけど.....。
そう言う意味で昨年植えたユーレカレモンもこの先不安。
【ユーレカレモン】
さて、前置きが長くなりましたが、そんな事で平安枝垂れは現在よりも小さい鉢に植え替える事にしました。
要は、盆栽仕様。
小さければ植え替えは容易なので根の管理は大丈夫。
そうすれば必要以上に大きくならないはず。
問題は考え通りに行くかどうかです。
ま、枯れたら「教材費」って事で諦めます。 f(^^;
と言う事で、鉢から出します。
しかし、それが大変でした。 (>_<)
幸いアゼシートを使っていたのでその周りの土は手で取りやすく、周囲から攻略できたからいいけど、将来的にはアゼシートを外す予定だったので、マジで大変だったでしょうね。
ともあれ、何とか取り出したのが下画像で、「ケーキかよ!」って感じ。 f(^^;
鉢が大きいとは言え、1年でこれだけ根が成長したのは過去に見た事がないです。
ちなみに、上画像は自立した状態で、当たり前ですが、本当は30cm近くあります。
この成長具合いを見たら盆栽仕様にするのは躊躇しますよねぇ。
水切れが心配だし、仮に枯れずに育ったとして、根が鉢から飛び出しそうな感じがします。
で、迷った結果、やるしかないでしょ。 f(^^;
まず、低くする為に台木を切ります。
その為に土を落として内部を探ります。
そして、地上部から10cmの所でバッサリ切りました。
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これはこれで台木として使えると思うんだけど、接ぎ木できる桜の枝が無いのが残念。
何か、もったいない.....。
根を整理して啓翁桜に使っていた12号の鉢に植え替えました。
盆栽感はありますが、果たしてどうなるでしょうか.....。
それで、桜の植え替えはこれだけにして他のヤツはやらずに様子を見ます。
旭山桜は今年5年目だし、昨年購入した仙台枝垂れ、八重紅彼岸桜、十月桜、湖上の舞は、根の成長具合いが気になるところではあるもののイマイチ成長している感がないし、昨年狂い咲きもしたので、今はいじらない方が良いように思いました。
多少長い根があっても大きい鉢に植えているので大丈夫だと思いますし、状況により秋でもできるので様子見。
あと、染井吉野は葉芽を見る限り枯れたと思われるので植え替えは必要ないかと。 (ToT)
枯れた原因はおそらく害虫だと思うんですけど、夏場の水やりも否定できないところがあります。
気にしていなかったけど、この染井吉野も盆栽用ではなかったのかもね。 (>_<)
では、また! (^o^)/