ウィンドスクリーン用ウェイト | お父さんの工作室

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無い物は作る、出来る物なら作りたい。

タイトルはカッコイイけれど、単に「工夫」と言うか「生活の知恵」ってだけの話。 f(^^;

 

それでも、とりあえずは参考になるかと.....。

 

考えるきっかけは、以前100均商品でカマドグリルを作り燃焼テストで使用した時、安定性の悪さを感じた事。

 

 

具体的に言うと、折りたたみ式なので、ヒンジ部分が動いてしまい「真っすぐ」を保持する事ができないんですね。

 

平たく言うと「への字」になってしまう。

 

風も影響しているのでしょうが、「何とかしなければ使いづらい.....。」と思いました。

 

で、たどり着いた対策について順を追って書いて行きます。

 

最初はウインドスクリーンがハメ込める溝の付いた台(ウエイト)の制作を考えました。

 

【イメージ図】

 

しかし、ヒンジがある為差し込めるのは6mm程度なので、何かの拍子に外れる可能性が高い。

 

 

それならヒンジが入る穴(2mm)も開ければ深く差し込めるわけだけど、仮に台の高さを10mmにしたとして、それをいくつも作るのは持ち運びを考えた時にかさ張ってイマイチ。

 

次に考えたのが粘土。

 

粘土なら形状を自由に変えられて便利だし、ある程度はテーブルに吸着するだろうから固定もできそう。

 

で、100均に行くと、オーブンで焼けば陶器になる粘土があり、「これで形を固定するのも面白いかも」と思い購入。

 

 

ただ、買ってはみたけれど、まだ焼いていない時点で、「割れるかもしれないし擦れ合って粉が出るかも.....」と思いテストせず。

 

なので、普通の粘土にしようと思ったけれど、実際に使う事を想像したら「何度も使っていると汚れるし、使わないでいるとカビが生えるかもしれないので衛生的ではないな」と思い購入せず。

 

ま、¥100なので使い捨てにする方法もあるけれど、とりあえず保留。

 

と言う事で次に考えたのがクリップ。

 

 

これならヒンジの動きを抑えられるしウエイトにもなる上、底面が40X20mmと広いので安定性もある。

 

 

これをヒンジの所へ取り付けるとなかなかいい。

 

 

とは言え、ウエイトとするには軽いしスチール製なのでテーブルに傷が付く可能性があります。

 

そこで思い出したのがずいぶん前に100均で購入したマグネットバンド。

 

 

マグネットならスチール製のクリップにくっつくし、不安なら接着剤でくっつけてしまえばいい。

 

そして、カマドグリルの燃焼テストの時のようなスチール製のトレイを使えば固定はバッチリ。

 

カッターで切れるので、クリップに合わせてカットすればいいです。

 

 

ちなみに、長さは450mmとなっているけれど、実測では長い物で445mm、短い物は442mmしかないです。 (>_<)

 

 

で、カットしようとしたところで、考えてみたらクリップだって結局かさ張る。

 

で、ふと 「マグネットだけで良くねぇ?」となった次第。

 

つまり、ウインドスクリーンをマグネットで挟んでしまえばいい。

 

で、とりあえず1つの長さをウインドスクリーンの幅に合わせる感じに1本を6分割し、2本で計12本。

 

 

これを表と裏にセットすればいい。

 

 

上画像は挟む状況をわかりやすくする為に撮ったもので、実際にはヒンジ部分に使用します。

 

 

ヒンジに当たるのでピッタリくっつくわけではないけれど、単純に挟むだけで効果あり。

 

更に、並べるとサイズがウインドスクリーンと同じなので一緒に収納できます。

 

 

ただ、実際に使うなら数が足りない。

 

と言うのは、スクリーンの数は10枚なのでヒンジは9、「コの字」で使うとして固定しなければならないヒンジは7なので、6分割ではなく7分割にすれば良かった。 (>_<)

 

全くもって考えが足りない。 (>_<)

 

ま、マグネットはまだあるからいいけど、50mmでカットすればムダがなかったです。

 

ところで、マグネットを取り付けると曲がりを抑えられるだけでなく、意外に重くなってウエイトとしての効果もありそう。

 

重さを計ってみると、カットした12本で262g。

 

 

この262gって軽い感じに思いますが、持ってみると意外に重いです。

 

ちなみに、ウインドスクリーンは258g。

 

 

さて、とりあえずは使えるけれど、どうせならマグネットとスクリーンをピッタリ合わせたい。

 

ヒンジの出っ張りはおよそ2mm、数が足りない事だし、1組を分割して2組にし、彫刻刀(丸)で溝を掘ってみました。

 

 

ヒンジ部分から下は6mmなんですが、ヒンジが絶対に当たらないようその下を5mmにしました。

 

で、これを合わせてみると、ピッタリ合う所もあればそうでない所もありました。

 

【ピッタリ合っているスクリーン】

 

【ピッタリ合わないスクリーン】

 

その違いは何かと言うと、スクリーン自体の変形なんですね。

 

変形している様子はその収納した姿でわかります。

 

基本的に各スクリーンには隙間があるはずなんですが、下画像を見てわかるようにくっついている部分があります。

 

つまり、その部分はヒンジ部分で曲がり真っすぐになっていないんですね。

 

 

くっついてしまった原因は、上に物を載せた事で荷重がかかり変形した為。 (>_<)

 

で、このスクリーンを真っすぐに直したところでいずれまた変形するのだろうと思い、残りのマグネットは溝切りしない事にしました。

 

それに、溝切りした方がスマートなのは間違いないんだけど、マグネットの磁力は意外に強いので、逆に、ピッタリくっついているよりも隙間の空いている方がマグネットは取り外し易い気がしました。

 

ま、とりあえずは実際に使ってみないと。

 

では、また! (^o^)/