庭の手入れは進まないけれど、今年植えた作物は順調に育っております。
中でもセロリは大きくなり、今のプランターでは根詰まりしそうな感じです。
ただ、大きさの割には食べる部分はまだ細いので、これから更に大きくなるはずです。
【 4月30日 (左:ピーマン、右:セロリ) 】
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【 6月6日 (左:ピーマン、右:セロリ) 】
スーパーへ行ってセロリの長さをザックリと測ってみたら、およそ60cmあるんですね。
今まで気にした事はなかったけど、市販のセロリを見て改めてその大きさを実感する事になりました。
となると、このプランターでは限界があると思いまして、土に植え替える事にしました。
で、移植ごてで株を持ち上げた時に ムカデ が出て来てビックリ!
思わず移植ごてで一刀両断。
これでもしばらく動き回っておりました・・・・・。
何はともあれ キモイ・・・・・。
調べてみたところ、 トビズオオムカデ のようで、ハチの毒に似ている毒を持っていて危険度は高いとの事。
前に見たヤツは赤かったのでこれとは別物のようですが、種類はわかりません。
ちなみに、ムカデの駆除業者もあるようで価格は ¥11000 との事でしたが、そこまでは必要ないかと。
ただ、害虫を食べるので、害虫がいる以上徹底した駆除が必要なようです。
ま、そんな事がありつつ株を植え替えました。
それに伴ってピーマンも大きなプランターに植え替えました。
数日後、セロリを見たら一部枯れていて、下画像の右下の茎は完全に倒れていました。
折れているのかと思って根元を見て驚きましたよ。 (゜o゜;)
ダンゴムシ がビッシリとくっついているんですねぇ。
発見した時に思わず手で払ってしまったので数は少なく見えますが、画像に映っていない隙間にも入り込んでいます。
ゾッとしましたねぇ。
それで、枯れているヤツを見るとダンゴムシが食べておりまして、下画像のようになっていました。
今見たら撮影した角度が悪く良く見えませんが、状況はわかるかと思います。
それにしても、ダンゴムシがセロリを食べるとはねぇ・・・・・。
アゲハの幼虫が柑橘系の木につくのも意外ですが・・・・・・。
それで、土に直植えした事でダンゴムシが近寄りやすくなったと思うので、被害に遭ったヤツを間引きして違うプランターにまた植え替えました。
ダンゴムシは、取れるヤツは取り隙間の奥の方にいるヤツは、植え替え時に水やりが必要なので、この上から大量の水を掛けて中にいられなくする方法をとりました。
とりあえず駆除出来たと思うんですが、経過観察が必要です。
思えば、セロリの栽培について調べていなかったので調べたところ、結構害虫が付く事を知りました。
代表的なのは葉を食べる幼虫で、ダンゴムシは入っていませんでした。
で、葉を確認したところ、幼虫は付いていませんでしたが、害虫の代表である カメムシ や コナジラミ らしきものは確認しました。
この他には カタツムリ 、 カマキリ も確認しました。
害虫の為の殺虫剤を使わなければならないらしいのですが、どうしてもその辺には手を出したくないんですよねぇ。
だけど、今は使わずには作物を育てられない時代らしいです。
それで、調べてみて害虫の多さは意外でしたが、セロリが “ プランターでも育てられる ” と言う事と “ 追肥を怠らない ” と言うのも意外でした。
この他に “ 水を切らさない ” と言うのもあるんですけど、それに関しては先日実体験で学習しました。
と言うのは、水やりは毎朝様子を見ながら行っているのですが、先日水やりが出来なかった暑い日があって、会社から帰ったら 葉が ダラ~ッ とプランターの縁につくように広がっていてそれを理解しました。
植物もペットを飼うのと何ら変わらないと思う次第です。
ところで、調べていてわかったのですが、市販のセロリの根元が白いのは、新聞紙などで根元を覆って隠すかららしいです。
要は “ 陽を当てない ” と言う事で、そのお陰で柔らかいセロリになるんだとか。
セロリは結構手間のかかりそうな野菜のようです。
ま、セロリに限らず本来は皆そうなんでしょうねぇ。
“ 害虫予防はネットを被せて行う ” と言うのもあるし、農家の苦労がうかがい知れます。
ま、その辺が価格に反映されるんでしょうねぇ。
そう考えると、野菜の価格って手間賃なのかもしれん。
さて、同じく植え替えたピーマンは、詳細は省きますが、枝が折れると言うアクシデントがあったものの順調で、今は5cmほどの実がついています。
市販の物と比較するとまだ小さいので収穫時期ではないと思うのですが、一応、 “ 花が咲いてから2週間から20日ほどで収穫出来る ” と言うので、そろそろ収穫時期ではあります。
面白いのは、完熟させると 黄色 や オレンジ 、 赤 になるとの事。
それも見たい気もしますが、赤まで着果させると株に負荷がかかるので、早めに収穫するのが良いらしいです。
それから、ピーマンも結構害虫がつくとの事で、カメムシやアブラムシはウイルス病を媒介するので病気にかかりやすいと言うリスクがあり、その場合、秋まで収穫出来ないとか。
今のところカメムシしか確認していませんが、これからもチェックは必要です。
それにしても、今は作物が少ないからまだいいけど、これから増えていったらどうなるかねぇ・・・・・。 f(^^;
ところで、間引きしたセロリは、そのまま捨てるのももったいない気がして食べてみる事にしました。
しかし、大きさは見るからに市販のセロリの先っちょと変わらないし、この部分を食べた事がないです。
でも、香りはセロリそのもの。
葉っぱを落として食べられそうな部分を残したのが下画像。
およそ10cmと言う感じ。
葉っぱも食べる方法はあるんでしょうが、今回はいいや。 f(^^;:
このスジを取るのは老眼のお父さんにはちょいと辛い作業になりそう・・・・・。 (^^;
でも、何とか取りました。
それで、最初はそのまま生で食べようかと思ったのですが、スジを取っている時に硬そうな感じがしたので熱を加える事にしました。
と言う事で、コンソメスーブに決定。
まずは1cmほどの長さにカットします。
断面を見ると皮が厚いのが良くわかります。
やはりこのままでは硬そうです。
なので、手っ取り早くフライパンで炒めます。
セロリだけでは物足りない感じがしたのでウィンナーを2本、5mm幅にカットして一緒に炒めました。
油はオリーブオイルを使用しました。
鍋に水を張り、炒めた物を入れてコンソメと塩コショーで味付けします。
マグカップに入れようと思ったら、最近自分の物を割ってしまった事を思い出しまして、中華スープ用の器に入れました。
コンソメスーブだけど、こうして見ると中華スープ。 (^^;
味は問題なかったですが、セロリはまだ若干硬かったです。
まあ、ある意味 “ 食感がいい ” と言えるのかと・・・・・。 (^^;
それにしても、煮るとセロリは沈むものですが、これはガッツリ浮いてます。
炒めた事で油をまとっているとは言え、結局のところ芯の部分が少ないせいでしょうね。
ま、個人的には “ 育てた物を食した ” と言う事でOKです。
ちなみに、息子に 『 飲むか? 』 と言ったら、 『 飲む。 』 と言ってました。
そう言えば、感想は聞いてませんでしたねぇ・・・・・。
さて、今年植えた作物は、本格的な収穫まで目が離せない状況です。
以前家庭菜園について “ ホント、好きじゃないと続けられない ” と書きましたが、今改めてそう思います。 f(^^;
そう考えると農家は大変だよね。
害虫もさる事ながら自然が相手だからその対策も必要だし、それで収穫出来ない事になれば苦労が水の泡だものねぇ。
ま、お父さんはお気楽にやるだけですけど、それでも収穫出来ないとやっぱり悔しいよなぁ。 f(^^;
次回はその悔しい話。
では、また! (^o^)/