大奥最終回に思う❗️
安田顕さん演じる田沼意次の死に様が、見応えありました❗️
定信を罷免する大御台となった倫子の凛々しさ、逞しさが溢れた演技に心打たれました❗️
そして罷免される舘様(SnowMan)演じる松平定信の口惜しさの表現も響きました❗️
〈史実では、家治の方が長く生きた。大奥炎上はおきていない。第11代将軍家斉により寛政5年(1793)7月に定信は将軍補佐役と老中を解任され、失脚する。〉
倫子は子供を2人儲けているはずなのにと怪訝に思っていたのですが……
殿亡き後、孕っていると分かり、その姫の成長した姿が映し出された時、何故かほっとしたのは私だけでしょうか。
栗山千明さんの松島の局も含むメインキャストの皆さんの思い入れが溢れ出た演技を十分に堪能でき、ドラマ「大奥」楽しめました。
「光る君へ」も観てはいるのですが…
こちらも史実からすると奇妙なところが多々あるようですが…
史実でも定かではない道長とまひろの関係を怪しみつつ、姫達の軽さに呆れつつ、衣装の美しさを愛でつつ、また藤原公任(町田啓太)の言った「オレたちにとって大事なのは、恋とか愛とかじゃないんだ。いいところの姫の婿に入って、女子をつくって入内させて家の繁栄を守り、次の世につなぐ。女こそ家柄が大事だ。そうでなければ意味がない。そうだろ、道長?」に象徴されるように渦巻く権謀術数、平安中期の王朝世界を描く場合、欠いてはならない非常に重要である恋愛模様に注目し、この後まひろから式部へとなる場面を楽しみたいと思います。