Re:Phase“Soar” Lyric MV | kのブログ

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元V系バンドマン/音楽他雑多に

舞い上がる――意味を探し求めることから、ただ存在するだけの静かな旅。すべてを理解しようとする必要性を手放し、風と広大な空の中に自由を見出す。「なぜなのか、そんな理由はいらない。必要なのは風とこの空だけ。」


Soar
 

白く、静まり返った部屋で
自分の名前が消えていくのを聞いた
扉もなく、地図もなく、標もない
ただ、自分の影の輪郭だけがあった

何の答えもない空気に問いかけた
「自分は、何のためにここにいるのか」と
すると壁は静まり返り
その穏やかさだけを、私に返してきた

やがて、やさしい風が吹き込んできた
閉ざされた枠の隙間から
その風は、疲れた手に触れて
名前すら呼ばずに、私を呼んだ

問いかけは手放した
開いたページから落ちる埃のように
そのとき、何か温かいものが目を覚ました
この檻の内側で

舞い上がれ、青の中へ
舞い上がれ、私はこの景色のために生まれた
痛みは手放していい
重さは空に預けてしまえばいい
舞い上がれ、青の中へ
舞い上がれ、本当の自分へと変わっていく
理由なんて、すべてはいらない
ただ風と、この空があればいい


光の縁に立てば
地上はこんなにも小さく見える
心に刻まれた傷さえも
飛び立てば、銀色に輝いていく

名前をつけられる“人生”に
必死にしがみついていたけど
手放していくほどに
本当の自分になっていった

風はさらに強くなり
まるで背中を押す手のように
恐れをすくい上げて
その縁から解き放ってくれた

目を閉じたそのとき
ようやく気づいた
答えなんて最初から
証明するものじゃなかったんだと

 

舞い上がれ、青の中へ
舞い上がれ、私はこの景色のために生まれた
痛みは手放していい
重さは空に預けてしまえばいい
舞い上がれ、青の中へ
舞い上がれ、本当の自分へと変わっていく
理由なんて、すべてはいらない
ただ風と、この空があればいい


もし落ちるなら、それでもいい
この光に満ちた空の中を落ちていくなら
もし燃え尽きるなら、それでもいい
祈りのようで、祈りではない何かとして

もう扉を押さえてはいない
選び取ろうとしていたあの人生のために
私は余韻の中の光
流れの中を、ただ進んでいる

舞い上がれ、青の中へ
私はこの景色のために生まれた
痛みはもう手放していい
すべて空に預けて
舞い上がれ、青の中へ
本当の自分へと変わっていく
もう理由はいらない
ただ風と、この空があればいい