やぶのは駆け出しのミュージシャンの頃、
キャバレーでお世話になり、色々なことを教わりました。
● 初見(譜面を渡されて直ぐに演奏すること)
● 人間関係(毎日ほぼ同じメンバーで演奏なのでこれは大事)
● メモリー(いかに曲のレパートリーが多いか)
● バンドリーダー学(わがまま揃いのミュージシャンを束ねるのは大変です)
● 移調(演奏中、あるいは譜面を見ながら曲のキーを変えること)
● リズムを変える(ラテンの曲を4ビート・4ビートの曲をワルツ(3拍子)など)
● 楽器の練習法(メトロノーム・暗譜・スケール・コードなど)
● 確定申告の方法(まわりはベテラン揃いで直ぐ覚えました)
● ネクタイの結び方(ノーネクタイはステージ不可、先輩に教えて頂きました)
● ミュージシャン言葉(ネーカー=金=ギャラ・ナオン=女=彼女・・・)
まだまだありますがこんなところです。
当時のやぶのは自分でネクタイも結べませんでした。
こういう環境で早い時期に経験を積めたのが良かったように思います。
音楽学校などにも通いましたが、
やぶのにはキャバレーが一番の学びの場でした。
当時お世話になったベテランミュージシャンの方々に感謝です。
ここまでお読み頂きありがとうございました。