障害者を馬鹿にする、とんでも精神科医やとんでも心理士達は、今日もとんでも診断の捏造に夢中です。ADHD、自閉スペクトラム症、発達障害という言葉は悪用されて多くの発達障害ビジネスに利用されています。

 

 発達障害ビジネスでお金を儲けたい人達にとっては、とんでも診断でもその人の将来がどうなろうが、発達障害というレッテルを貼られた人が増えれば増えるほど嬉しいわけです。人を集めてお金をかせいで、どんどん症状が悪化したり、どんどん色々なことが出来なくなって手に負えなくなったら生まれつきの特性でどうにもできないと言って知らんぷりでいいわけです。

 

 気づかれなかったADHD、気づかれなかった自閉スペクトラム症、気づかれなかった精神遅滞という意味不明な診断しか出来ない自称発達障害専門家のところにたくさんの患者さんが集まり、みんな騙されてきます。

 

 彼らの頭の中には独自の診断基準があり、小さい頃の成長が正常で全く遅れていなくても、問題なく小学校に入学出来ようが、普通に進学できようが、普通に就職できようが、精神的な問題を抱えた途端に、知能検査をやる、その知能検査は生まれつきの絶対的な値を示していて、それがバラついていたら、実は見逃されていた発達障害、その時の知能指数は生まれつきの知能を示していて、小学校の時の成績が良かったとしても、中学受験をして進学校に入学していようが、普通高校や大学に行っていようが、職歴が公務員だろうが先生だろうが接客だろうが自営業だろうがどんな仕事であっても全く関係なく、精神症状で発症して何年経っていようが、何回入院していようが、向精神薬をどれだけ飲んでいても、知能指数が70以下なら精神遅滞、70から80くらいなら境界知能、さらにADHDや自閉症のテストをして、ちょっとでも当てはまるところがあれば、見逃されていたADHD、見逃されていた自閉スペクトラム症で、気分の落ち込みも意欲低下も高揚気分も衝動性も興奮も幻覚も妄想も思考障害も作為体験も観念奔逸や連合弛緩、強迫観念も強迫行動もとにかく診断基準に出てくるようなありとあらゆる精神症状は見逃されていた発達障害の二次障害として良い、DSMやICDの診断基準を満たしていてもそれらはなかったことにして病歴から削除してもよい、という、彼らの頭の中にだけ存在する意味不明な診断基準で診断をつけてしまうのです。

 

 こんな馬鹿な方法はもちろん世界共通の診断基準には載っていませんし、海外の論文には載っていません。こんな馬鹿な方法で診断できるなら医師国家資格も不要です。精神科の臨床経験も不要です。素人でも出来ます。こんな馬鹿な方法で診断できるならDSMもICDも不要です。世界中で行われてきた精神医学の研究や論文の多くが全く意味のない無駄なものなってしまいます。本当に障害者のことを馬鹿にしているとしか思えません。

 

 この人達は自分がみた時点で行った知能検査やADHD、自閉症のテストは生まれつきの絶対値を示していると思っているのです。信じられないくらいに常識がなく臨床能力の低い人達です。こんな人達が臨床をやっていること自体、システムの大きな問題です。

 

 精神医学は完全無視、患者さんの予後なんて全く考えない、エビデンスに基づいた診断も治療もできない。進行して悪化して手に負えなくなったら、生まれつきの特性だから仕方がない、受容するしかないとして匙を投げる。問題なのは自分の臨床能力ではなく、患者さんの大きくなるまで気づかれなかった特性とそれに気づかなかった親のせいにして終わり。

 

 自分達こそが正しいと真剣に思い込んでいて、世界中の精神科医達は発達障害のことを理解していない、だから世界共通の診断基準もおかしい、間違っている、こんなことを大真面目に言っていて本当に背筋が凍ります。

 

 世間もこんな人達の言うことに騙されて、まるでこんな人達が障害者の真の理解者であるかのように思っている人がたくさんいます。

 

 本当に異常としか言いようがありません。

 

 なぜそこまで自閉症やADHD、精神遅滞の人達を執拗に悪者にするのか全く理解不能です。こんなことを嬉々として毎日続けているのですから本当に恐ろしい人達です。

 

 こんな人達よりも精神障害の患者さんのほうがよっぽど話しが通じます。患者さんと話すほうが安心できます。前の先生に精神遅滞だと言われた、自閉症だと言われた、ADHDだと言われた、それで傷ついたり精神症状で苦しんだりしている患者さんに、そうではなくてこれこれこういう精神疾患だけどきちんとした薬物療法を行えばもっと落ち着いて過ごせるよと説明してホッとする人もたくさんいます。

 

 日本の精神科の世界は障害者を馬鹿にするような人だらけになってしまいました。患者さんのことを発達とか特性などと言って馬鹿にしたようににやにや笑いながら話す人ばかりです。障害者やその家族の将来のことを真剣に考えているのはごく少数派です。

 

 精神科医や心理士よりも看護師や精神保健福祉士、作業療法士などのほうがまだ話しが通じます。診断や治療がおかしいことで困っている看護師や支援者もたくさん見てきました。精神科医は”発達が”とか”特性が”などと障害者のことを小馬鹿にしたように言っているだけで、適切な処方が出来ないのです。

 

 こういう人はなんなのために精神科の世界に入ってきたのか理解できません。ろくに勉強もせず不誠実で障害者を馬鹿にして優越感に浸ってお金を稼ぐためだろうかと思うような人ばかりでした。

 

 こんな精神科医や心理士達を許していてはいけません。本当の発達障害の子供や患者さん、精神障害の患者さん、その家族のためになりません。患者さん達を守るために多くの人が声をあげていかないと何も変わらないどころか精神科にくる人の全員が、気づかれなかった自閉症と気づかれなかったADHDと気づかれなかった精神遅滞という3つのとんでも診断にされてしまい、みんな予後不良にされてしまう異常な未来しか待っていません。

 

 きちんと勉強して誠実に臨床を行ない、この異常な状況に危機感を覚えている精神科医や心理士は勇気を出してもっと声をあげるべきだと思います。