【警戒】“猛暑列島”各地で食中毒が多発…「お弁当」で要注意の具材とは? 専門家が唱える「食中毒“予防三原則”」
「お弁当」に要注意!気をつけるべき食材と向いている食材
Q.学校や衛生管理が徹底されている施設でも、食中毒を防ぐのは難しいのですか? 管理栄養士 柴田真希さん: はい、マニュアルもあって万全も期していらっしゃるとは思うんですが、衛生管理をすることというのは、面倒だったりコストがかかったりすることなんです。なので、手を抜いているつもりは無かったとしても、忙しかったり、人手が足りなかったり、あとは、いつもこれくらいなら大丈夫なんだけど…という気の緩みも食中毒につながるのではないかと。 これからレジャーシーズンを迎える中で、出番が増える「お弁当」。レジャーを楽しんでいる皆さんに取材に協力いただき、持ってきたお弁当を見せてもらいました。 から揚げやミニトマトに、ホウレンソウとコーンのバター炒め、卵焼きとポテト。この中で、柴田さんが「特に気をつけてもらいたい」というのは“卵”です。 逆に、から揚げや冷凍ポテトは「お弁当向きの食材」だといいます。 から揚げは、中までしっかり火が通っていることと、水分が少ないという利点があります。冷凍ポテトは、自然解凍の冷凍食品なら冷たいままで入れるので、保冷剤代わりにもなるといいます。 管理栄養士 柴田真希さん: お弁当って持ち運びするときに、食べるまでの保存状態というのがすごく大切になってくるのかなと思います。クーラーの効いている部屋じゃなかったら、保冷剤をしっかりと入れることも大切ですよね。
「食中毒“予防三原則”」いつまで注意が必要?
気をつけなくてはいけないのは、お弁当だけではありません。 スーパーなどで食材を購入する際も、日用品やお米・パン、冷凍食品やお菓子などを先に買って、生鮮食品などは最後にかごに入れることを心掛けましょう。 さらに、買ってきた食材を家の冷蔵庫に入れる際、魚や肉から漏れた汁が他の食品につくと菌が移ってしまう可能性があるため、スーパーなどでもらえる液漏れ用のビニール袋に入った状態で、冷蔵庫に入れるのが良いといいます。 また、暑い季節はタイムセール品などではなく、なるべく新しい商品を買った方が安心です。タイムセールで購入したものは、その日のうちに早めに食べきってください。 柴田さんが提唱する「食中毒“予防三原則”」。以下の3つの点に注意が必要です。
(1)つけない ・食べ物に菌をつけないために、手はしっかり洗いましょう ・生肉や生魚を触った手でほかの物を触らない ・まな板は、肉・魚・野菜などで使い分ける (2)増やさない ・調理後はすぐに食べるか、冷蔵庫などで保存する
(3)やっつける ・食材の中心部が75℃以上で、1分間以上加熱して菌を“やっつける” Q.どのくらいの時期まで、特に気をつけなくてはいけないでしょうか?
管理栄養士 柴田真希さん: 給食などの各施設によって異なりますが、生野菜を出してはいけないとか、マヨネーズ和えはNGとか。より気をつけなくてはいけない季節は、6月から10月くらいまでなんです。なので、秋口になっても気を引き締めて衛生管理してもらいたいなと思います。
