ANSI FL1 基準以外のライト性能評価ファクター | プロライトジャパンのブログ

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ANSI FL1 基準 はライト性能のリアル・ワールド評価に不十分と考えます

 

ANSI FL1基準では驚異的性能のライト ACEBEAM X50 V2.0

参考 : 上記 US$500.00ファイル・ANSI/PLATO FL 1 2019 内容

 

1:ANSI FL1 にはライトの持ち易さ基準無し

2:ボディ最高温度記載 基準無し

フラッシュライトはHandheld Light とも言います 手で持つ基準も必須でしょう

P.S. 8月30日19:00・F11R と W3Plus High点灯 温度測定結果

 

F11R : Full Power点灯 30分 最高温度 

W3Plus : High 点灯 15分+ Low変更 10分

 

3:照射距離は「光度(cd)/光束(lm) 比率」でリアル・ワールドの視認距離が決まる

A : 近くにモノが有ると反射光で暗順応の低下で遠方の視認性低下 

B : ワイド配光でも反射が少なくなる例:

夜釣りなど静かな水面近くで使うと水面の反射光はTIRの原理の全反射で眼に戻らずスペック通りに遠方の視認性が高い

 

4:防水性のIP68等表示はライト温度 関連付け必須・水中の冷却で防水性低下

大気の酸素分子・窒素分子サイズは0.35nm, 0.36nm,水(H2O)分子0.38nm(1 nm=1/100,000mm)

ライトの素材別熱膨張理率が違う+内部空気が膨張 60K(℃)で空気は20%膨張、それを水冷するので水深1.0m防水の場合は簡単に浸水、2.0m防水でもバスタブでライト内に浸水しました

X50 V2.0

ACEBEAM X50 V2.0 の素晴らしさは全長140ッmx ヘッド径75mm コンパクトボディで45,000lmとワイドに凄く明るい」事です

課題:点灯31秒後に1/8まで瞬間的に光束(lm)が落ちる事です

 

 

ACEBEAM X50 & X50 V2.0の問題は

1:バッテリ寿命が短い:45,000lmターボモードを毎日10秒前後使用したら6カ月未満でMax ハイモードしか点灯しなくなった

2:ボディ過熱:ターボモードのリピート点灯するとボディ温度80℃ 以上になる(X50ロゴ部分)

 

真逆の設計で真夏でも素手で持てるのがSPERAS2モデル EST PLUS &U2T 

真夏の気温32℃無風でターボモード15分間でボディー温度43℃以下ですヘッドーボディネック部分

EST PLUS ヘッド・ボディ一体です

EST PLUS は 131,625 / 1,600lm と 光度(cd) : 光束 比の 光度(cd, カンデラ)が高くメーカー公称値726mがリアル・ワールドで有効です ステップダウン後も533mです

 

U2T 

左右 15° (30°)アジャスト可能

バイクマウント・ベースは数分でセッティングできます

バイクマウント・クイックリリース ノブ::ライト本体だけの使用可能

バイクマウントから外しコンパクト・ハンドヘルド ライトとして使用可能

U2T は気温33℃無風でヘッドロゴ部分で42.8℃です 素手で楽に持ってられます

照射パターン&距離は約30m-40m 先の二車線道路の幅を照らせます

 

ターボモード 5,000lmから1-2分で1,000lmクラスに落ちますが10分以降も自動車のヘッドライト車検基準Lowビームの光度6,400cdを軽くクリアする12,000+cdです。従来のハイビーム基準の90%の距離です

107mm x 43mm x 24mm のキャリングし易いコンパクト・スクエアボディライト中 ハイレベルな実用性です

 

ライトの持ち易さ

想定外に持ち易く驚いたのは

WeltoolF11R +BB11 & 21700*2本 とW3Plusでした 

内容的にUS$でも買い易い価格帯以上のライトですが円安+送料値上げで50%以上値上げになったので「割高感」「高額ライト感」が有ると思います。 

内容は1ジェネレーション進化した持易いボディ&前後重量バランスです

キーポイントは前後 ウェイト・ディストリビューションとサンド・ブラスト アノダイズでしょう

サンド・ブラスト アノダイズ

夜間長時間 素手で持つと肌に密着感が有ります

アグレッシブなナーリングのホールド感と全く違うホールド感です

SureFire以降ベストのカテゴリに入るナーリング

ベアハンドで長時間持った時の皮膚感覚が違います

W3Plusの持ち易さははヘッド・ボディのエルゴノミック・デザインからでしょう

ヘッド・ボディ一体:ソリッドアルミから一体CNC加工です テールキャップとクリップだけ別体

F11R (+BB11 & 21700)&W3Plusボディデザインからトラディショナルなナーリング進化論から別のアプローチになった感が有ります

 

このイノベーションをValue For Moneyのベストの1モデルINR14500+AA/LR6+NiMHのトリプル・フューエル T1 Pro 系に反映してV2でなくT1Pro Gen II に進化して欲しいです

P.S. WeltoolF11R +BB11 & 21700*2本 検討中のお客様からのご希望で追加した写真です

USB-C 充電ポート防水キャップ

バッテリ・チャージ中:レッド・インジケーター点灯&ポートキャップ マグネット

ステンレス製べゼル厚 4.8mm, リフレクター径 56mm,  ヘッド径65.4mm・差分9.4mm

ヘッド部分のアルミ合金厚3.0mm - 3.2mmでしょう

ステンレス製ベゼルリング 厚さ4.8mm & 強度感十分なレンズ厚

この写真は差し替え予定です