Weltool社のライトを大変好んでいます。
1年半「故障していない」&初期不良が「殆ど無い」からです。
初期不良率 0.5%未満、今まで故障「0件」
初期不良は 最初期のW4Pro スイッチの不具合。中華人民共和国がロックダウンでマンパワー不足中のロットでした。
次はT1Proの最初のロットのスイッチ。コロナ大流行前後に製造されたうえ、不慣れ場小型スイッチでした。 戻ってきてからスプリングを少し揺らしたら点灯。
最後はコンバーターIC の不良品が半導体メーカーからのリール(1,000個)に混入していたもの。お客様が少し使用していたら照度ダウン&アップ。更に使い続けたら消灯したそうです。
通常のテスト点灯では発見できないでしょう。Weltool のスルーエアクーリングタイプはコンバーターも樹脂で防水性、耐衝撃性をアップしてます。それでも不良品のICは判っているので削り出してメーカーに送るか何らかの対策をする様です。
スルーエアクーリング;実態はLEDマウントしたヒートシンクの熱からMax 85℃(長時間の場合)のコンバータプロテクトのためでしょう。
専門家に訊いたら、コンバーターIC, コントロールLSIの故障が大幅に減るそうです。
同じVf のLEDを同程度(Max 7-8A)の電流ドライブのライトは同じIC使用です。
約600本の内、1本です。P.S. T8Plus TACが不良品ICを引いたライトでは無いです。
このところ修理ができず困っていた「最も丈夫なライト」はアメリカ合衆国の投資者にも同じ対応と聞いて驚きました。
このライトは物理的衝撃に、非常に丈夫です。
お父様がドイツ語しか話せない家庭で育ったので、スペックシート重視です。
HDS は疑問が多かったSeoul SemiconductorのP4に入れ込みました。底面導通する製品不良が起きました。140lmでした。
問題はコンバーターが定出力コンバーターというLEDのVf に合わせて電流をコントロールするのでLEDの底面が導通すると致命的でした。普通のMCPCBなら全く問題が起きません。
定電流回路は何種類も有りますが、毎秒LEDのVfを測り電流調整する定出力回路はこのコンバータ、1種類だけです。
SSC と争ったと聞いています。
この問題はスペックシート上は底面「導通部無し」記載のLEDに導通が起きたSSC側の責任でしょう。
しかし、光束の数%の違いは肉眼では全く判りません。
余談ですが、この定出力コンバーターはデメリットが大きいと考えます。数年前、OSRAMの新型LEDでESD:8kVという静電気に強く、高温に強く、光度も高いLEDを紹介しました。
少し経ってから、「このLEDはカソードがMCPCBに導通するので使用不可能だ。」と言ってきました。
2009年に弊社分でOSRAM社のGolden Dragon Plus, LUW W5AM を弊社専用ライト用に提供しました。データシート上は光束アップは無く、照射距離が伸びるだけに見えました。現実はOSRAM Golden Dragon Plusを混み込むと光束(lumen)も20%以上明るくなりました。
OSRAMはLEDの劣化テストを他社の6倍行うと聞いていました。他社は1ヶ月だけです。1ヶ月上テストすると劣化曲線がある時期から急に下がる事も聞いています。
OSRAMのLEDはテスト期間が5ヶ月長くかかるので発表が5ヶ月は遅くなります。
しかもデータシート記載の光束は6ヶ月間の劣化分プラス、積分球の誤差の最大値11%をマイナスした数値になります。
メーカーが違うデータシートを同じ基準で読んではダメだという実例です。
下のUS-70もデータシートだけで決めた数値です。実際は最初期からTR-85, TW-85と85lm以上がその会社の基準で出ています。
名前が量産品と違います。USは"Ultimate Survival"のを提案したものです。
"US"という名称が気に入ったと言っていました。しかしその時期前後に追加で1モデル出ることが決まったのでどちらにも使用しなくなりました。
設計に冗長性が無く、スペックとズレたものが1種類入荷してもロット不良が起きると推測できます。
アメリカ合衆国カスタマーは大変「壊れない」ライトが好きなもう一例です。
3.0mm厚のポリカーボネート製FoxFurySCOUT を22口径のロングライフル弾で撃つテストです。
知人のお父様が射撃競技用初速が速いオートマティック(Pistol)を3丁持っているので、日常使い用の銃で撃ってもらいました。裏側ポリカーボネートも壊れましたが、銃弾は砕けて付近に落下したそうです。外科のドクターでしたが、手術無し破片をで取り出せるレベルだそうです。
この後FoxFuryはボディー強化しました。
別タイプの耐久性/強度の話に入ります。
あとワンステップで完成予定のライトはTnC と10年以上前に試作したライトです。3.11 で立ち消えになりました。MAGLITEベースの試作だったので仮に製造してもMAGLITE社とトラブりそうでした。
目標は:耐太陽風、耐太陽嵐、耐磁気嵐、&耐 EMP (Electoro Magnetic Pulse) ライトです。
磁気嵐のイメージ、1989年にカナダで大規模停電が数ヶ月続きました。
太陽風イメージ
EMPの方がニュース性/訴求力が有ります。核爆発を上空で起こすのですから、核戦争のリスクが大きく、簡単には行わないでしょう。
2024-2025年に太陽の活動が極大期になると予想されています。
ランタイムが長くバッテリー充電不要で、磁気嵐、プラスEMP の影響を受けないライトを作れば災害時の役にも立つでしょう。
世界的に増えている水害&地震災害対応のライトが有っても良いでしょう。る
充電不要にするため、コンビニでも買えるアルカリ乾電池で長時間転倒のライトを設計します。
CR123Aで良ければ、旧型のHyper Lux があと一歩の所まで条件を満たしています。
誰でも使えるシンプルなライトが良いでしょう
長期停電、災害時にリチウム充電池の充電は不可能です。
アルカリ乾電池使用、感触でスイッチと解る、操作が軽いスイッチ採用が必要条件です。
アルカリ乾電池で十分な明るさを100時間〜200時間です。