プロライトジャパンのブログ

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懐中電灯専門のwebshop を初めて18年。LED 光と視覚フラッシュライト関連の話。
取り扱いフラッシュライト選び方
体調不良でご迷惑をかけたお詫び。親族複数名を亡くした事。

最近 このblogで「 1.0km先を連続照射可能なLEDライトは未だ無い」と書きました。

 

投稿後 短期間で Weltool F11R登場で改訂が必須になりました

複数本 測定で確認済み

 

今までは明るいのは短時間でした 某メーカー5,000lmライトのグラフ(Copyright : 1lumen.com)

1,650lmですがLED x 4個のワイドビーム、同じメーカーの1,600lm維持のライトはCree XHP70.2使用で蛍光体サイズが大きく照射距離は約1/2です

レッドのラインもレギュレーションできてません。

原因の一つは「放熱設計不足」です

 LEDは温度上昇で発光効率が下がります

 

 

POLARION  PS-PF40/50, PS-PH40, PS-PH50D, が 長期間 複数の国の軍 警察 沿岸警備 に 採用されてたのは気温が高い環境で照度維持可能が第一の理由でした

 

POLARION PS-PH40 : 2008年型

 

POLARION PH50D

 

 

既出の Weltool F11RLEDライト初 1.0km 以上先を約1時間 30分連続照射可能なライトになりました。

 

Weltool F11R ランタイム計測値:スケール光束(lm) 気温 34℃

なぜ 光束 1/2 で実用性確保なんでしょうか?

光度(cd)は 同じライト=同一光学系の場合 「(下がった)光束の平方根に比例」だからです

 

例:F11R 公式データ 1,332m@2,100lm

(1,050lm/2,100lm)SQRT =0.7071 * 1,332m=941m

 

Weltool F11R ランタイム計測値:スケール光度=照射距離に比例(lmの平方根)

更に、人間の視覚(&その他 感覚/知覚)も対数スケールです

 

視覚上認識される同距離の照度心理物理量)グラフ:ローズカラーグラフ

 

直射日光・快晴 12時:100,000lx

精密作業 室内照明:1,000lx

教室内照明:300lx 以上

日没前後:10lx

満月の夜:0.25lx

星空(新月):0.001-0.002lx