アジア圏内のアーティストや俳優に向けて賞の授与が行われるイベント「Asia Artist Awards 2023」、その女性歌手部門の人気賞1位に、我らが櫻坂46が輝きました。このイベントは「IDOL CHAMP」というアプリを使用して、ファン達が推しのアーティストに投票した数で一番人気を競う企画となっています。
過去にこの授賞式は、女性部門ではTWICEやBLACK PINK、男性部門ではBTSなど、主にK-POP勢のアーティストが賞を受けており、今年は櫻坂やTWICEの他、日韓合同プロジェクトから誕生したNiziUが候補として選ばれ、投票前半はオーディションの時期から注目が高かったNiziUがトップを走っていました。
しかし後半に差し掛かると、その期間に櫻坂が海外地域も含めた生配信を繋げての「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催。そこでメンバー達が最高に仕上げたパフォーマンスを披露したことで、世界各地のバディーズの熱も強まったのか、恩返しをしたいという気持ちで集まった票が、彼女達を女性アーティスト一番人気の座に着かせました。
今年1月の「そこ曲がったら、櫻坂?」で、毎年恒例の濱口善幸さんによるタロット占いをしてもらった際、11~12月の時期に「グループは最強になる」と占われていました。或いはこれが今回の結果を予言するものであり、櫻坂は見事にその予言を現実にしてみせたのかもしれません。
今年は既に二度に渡っての海外公演を実施しており、そのどちらも成功に収めている櫻坂。欅坂46から改名し、2期生を主軸とした活動を続ける内にここまで成長したグループに安心したのか、3rdアニラの初日を以て1期生の土生瑞穂が卒業。それからほぼ間もなく、優れたパフォーマンス力でグループを支えてきた小林由依も巣立ちの決意を固めました。
先輩メンバーとの別れは辛いことですが、思い返せば彼女達が活動していた前身グループである欅坂の結成や、坂道シリーズの始まりのきっかけとなった乃木坂46のデビュー、ひらがなけやきが日向坂46として独立したりと、歴史の中で様々な出来事があった上で、今回のようなめでたい瞬間が舞い降りてきたのです。
その積み重ねの日々と、バディーズからの沢山の愛・・・一つでも欠けていれば、グループがアジア圏内のトップアーティストとして上り詰めることもなかったでしょう。これから櫻坂46には、返り咲きを果たした大晦日の紅白歌合戦で一年間の集大成をぶつけてもらい、そして今後も世界中に満開の櫻を咲かせてほしいものです。