優雅な乃木坂、乱舞の櫻坂・・・ | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

来月の6日に発売が迫る乃木坂46の34thシングル「Monopoly」のMVが昨夜公開されました。過去に「制服のマネキン」や「シンクロニシティ」などを手掛けてきた池田一真監督のもと製作された今回のMVは、Wセンターである遠藤さくらと賀喜遥香を中心に、独占欲をテーマにした歌詞に沿うかのように描かれていました。

 

 

既にテレビ番組でも披露されている本作。MVではメンバー達がカラフルな衣装に身を包み、お茶会を楽しんでいるような状況の中で続々と物が崩れていき、しかしそれすらも綺麗に思えてしまう程、優雅にパフォーマンスする姿が印象的でした。また、今年は3作のシングルCDを発売した彼女達ですが、やはり作品ごとにオーラの放ち方が違って見えるものです。

 

 

さくちゃんやかっきーと同期とも言える藤吉夏鈴、森田ひかるが下半期から表題センターを務めた櫻坂46と比較すると、こちらは自らの手で物を崩したり、激しく動き回ったりすることが多く、「優雅な乃木坂」と対象的に見るなら「乱舞の櫻坂」と言ったところでしょうか。ちなみに櫻坂も今年はシングルCDを3枚発売しており、そのMVのサムネも三者三様となっております。

 

 

前作「おひとりさま天国」で初めてセンターに抜擢され、笑顔で楽しく踊っていた乃木坂5期生の井上和も、終盤のサビに入る前の表情がファン達の間で話題になっております。「承認欲求」でるんちゃんを挟む形でフロントに置かれた櫻坂3期生の谷口愛李、山下瞳月も同様に、作品の世界観に合わせて表情を作るところが上手いと感じさせられました。

 

 

では日向坂46はどうかというと、彼女達が今年リリースしたシングルのMVは、サムネがどちらも「ただの可愛いアイドル」としか見られず、丹生明里がセンターの「One choice」はアーティスト写真と楽曲の雰囲気も異なっており、作品の世界観を上手く引き出すことができなかったせいか、再生回数も他の2組と比べて良くはありませんでした。

 

 

4期生の合流を1年間放棄し、新しい風を吹かせることがなかった点も、日向坂が唯一今年の紅白歌合戦から落選した要因の一つだと考えられます。乃木坂と櫻坂が上記のようなイメージを貫くのであれば、彼女達はその中間を行くしかないかもしれませんが、一先ず来年こそは新人達にもチャンスを与え、グループを再び輝かせることから始めてほしいものです。

 

 

何はともあれ、今年は乃木坂と櫻坂が紅白に出場する坂道シリーズ。多くの先輩メンバーが卒業しながらも、後輩達が新たな魅力となって成長し続ける限り、坂道の未来は安泰であることでしょう。