またいつか坂の頂きに | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

2022年も残すところ1ヶ月となりましたが、先月は年末の大型音楽特番「NHK紅白歌合戦」の出場者と、前日にTBSで放送される「日本レコード大賞」の各受賞作品が公開されました。乃木坂46と日向坂46は紅白出場が叶いましたが、櫻坂46だけが今年は落選となり、レコ大に至っては乃木坂も大賞候補から外れてしまう結果となりました。

 

 

櫻坂は11月上旬に、欅坂46から改名して初となる東京ドーム公演を開催。そのライブを以て長らくキャプテンを務めてきた菅井友香が卒業し、二代目キャプテンの松田里奈を中心に新体制へ移行しようとしていましたが、その矢先に今回の紅白落選という報せが届き、まつりは就任早々この件に関する謝罪をブログで綴り、レギュラー出演している朝の帯番組でも心境を語っていました。

 

 

バディーズ達はそんなまつりの気持ちを察してしましたが、個人的にはこの一年間グループのセンターという位置付けをされていた山﨑天に対しても、この現実は酷なものではないだろうかと思いました。加入当初に「頂点に導きます!」と強く宣言し、今や実力も申し分ないメンバーですが、今回の紅白落選は天ちゃんに倍のショックを与えたやもしれません。

 

 

ただ、今年リリースされた櫻坂のCDはシングル1枚とアルバム1枚、天ちゃんが単独センターを担った4thシングル「五月雨よ」の曲調を「良かった」と語るファンも多かったですが、中には物足りなさを呟くファンもおり、アルバムリード曲の「摩擦係数」をアピールする機会も少なかったことから、楽曲の良さを広める勢いが弱かったように見えます。

 

 

思い返すと今年の櫻坂は、年末に「困難を乗り越え、結束が高まり、最高の運を掴む」という占いを受けておりましたが、櫻坂名義で二度目のドーム公演を実施したものの、最高の運を掴んだとは到底言い切れない状況になったことでしょう。となると、来年櫻坂が音楽業界での復権を果たすには、どういった策を講じれば良いのでしょうか?

 

 

これは自分の願望込みでもありますが、まずは藤吉夏鈴を表題曲のセンターにすべきだと考えます。そもそもは櫻坂の楽曲で彼女が主役を担った「なぜ恋をして来なかったんだろう?」が初めてMVの1000万回再生を記録した作品であり、やがて彼女の表現力を買った芦田太郎氏がテレ朝のあざと連ドラ6弾の主演に抜擢し、再び注目を集めるところまで来ています。

 

 

改名当初の3人センターの内、森田ひかるがグループの顔の先駆者となり、今も楽曲のセンターポジションを担っていますが、天ちゃんは自身が先頭に立ち続けた一年で紅白落選という残念な結果を突き付けられました。ならば、現体制の最終兵器という役割を演じるのは夏鈴ちゃんしかいないと自分は思います。満を持しての表題センターに合わせて、スタッフも至高の楽曲を作らねばと意気込んでくれるはず。

 

 

表題センターに期待するメンバーといえば、単独の外番組レギュラーや写真集発売などで勢いを強めた守屋麗奈もその一人ですが、ここ最近は他の坂組で実際にセンター曲を持っているメンバーが表題曲でも抜擢されるケースが多いので、未だそれがないれなぁが次回作で選ばれることはないと考えられます。後に加入する3期生の情報も極秘のままですが、果たして武道館で行われる感謝祭の前後で続報があるかどうか?

 

 

一方、乃木坂は山下美月の朝ドラ出演という甲斐もあって、今年も紅白出場者の一組として数えられましたが、17、18年までの連覇以降、栄冠から遠ざかっているレコード大賞はとうとう候補曲にすら選ばれなくなってしまいました。しかも現体制の顔である齋藤飛鳥が卒業を発表し、殆どが若手メンバーの集まりになろうとしている状況で、ここから彼女達も苦しい戦いを強いられるかもしれません。

 

 

今月発売の最新曲を除くと、今年乃木坂がリリースしたシングルは2枚。「Actually...」は5期生の中西アルノが歌唱力を評価されたことから抜擢されましたが、その時期に良からぬ騒動もあって一時離脱。続いて賀喜遥香が二度目のセンターを務めた「好きというのはロックだぜ!」も過去作の音楽性を越えられなかったのか、乃木坂はレコ大落選という結果を味わうこととなりました。

 

 

グループの歴史が10年を越えたものの、名だたる先輩メンバーが次々に離れていき、ここから先は3期以降のメンバーが頑張っていかなければならないことでしょう。櫻坂の部分でも記述しましたが、彼女達にとっても今後の歌唱メンバーの選考や歌われる楽曲の完成度が、その行く先を大きく左右するものと思われます。AKB48の公式ライバルとして誕生した坂道の長女は、どこまで荒波を耐えられるでしょうか?

 

 

そして日向坂46は、7thシングル「僕なんか」で休養していた小阪奈緒が復帰、8thシングル「月と星が踊るMidnight」で齊藤京子が初めて日向坂名義の曲でセンターを務め、グループ自体も念願の東京ドーム公演を果たしましたが、櫻坂の紅白落選を受けて、おひさまの間では「うちも案外ギリギリなんじゃ・・・?」と不安がる呟きもありました。

 

 

来年はオーディションを経て加入した4期生12人の存在が、日向坂の行く末に影響してくるでしょう。現状は4期生だけで曲を歌っている様子ではありますが、次回作では櫻坂のように選抜制度が敷かれる可能性も否定できず、4期より人数が少ない3期生との対比も個人的に気になるところです。こちらもシングルセンターに期待されるメンバーが多いだけに、先がどうなることやら・・・

 

 

 

 

 

もう何年も言っていることかもしれませんが、2023年は坂道シリーズ全体にとって正念場となる一年になりそうです。その歩みがいつかまた、大輪の花が咲く坂の頂きに繋がることを切に願います。