平素より格別のお引き立て賜り、心より感謝申し上げます。
本年最後の営業時間もあと少し…
2015年はfizz BEYONDにとって非常にターニングポイントと呼べる年でした。
fizz BEYOND 10周年、原点回帰とともに進化が求められる11年目の始まり…
3年4カ月パートナーとして働いてくれたノグチとの約束を果たしての送り出し。
そして、以前よりお互いの良き理解者として、親交の深かった新しいパートナー タカハシの加入。
沢山の事柄というよりは非常に「深い」内容の事柄が多かったと思います。
自分と致しましても「10周年を迎えるにあたって…」と「そこからどう進むのか」…
もちろん「野口が抜ける」という事も含めてですが、自分と向き合った一年だったとも言えます。
「手放すこと」、「離れること」、「断ち切ること」…
感覚、思想、人、物もそこから始め、進みました。
それは「現在の自分に本当に必要な事柄が何か」を知る為の行為。
ほとんどすべての事柄を手離しても、
感覚的に「違和感なく」という前提は大切ですが、
戻ってきたり、近づいてきたり、勝手に入ってくる新しい事柄、新しい出会い、言の葉…
それらが、きっと「現在」の自分にとって大切な事柄のはず…
それで離れたり、跡形もなく無くなる事柄というのは今は必要ないのだと思います。
そういった思考と行動を意識し、歩む事により、
「軸」は変わらずとも、新しい出会いにも恵まれましたし、
沢山の新しい景色も見させていただきました。
それは、すべて「人と関わること」から生まれたもの…
特にリスペクト出来る方々との関わりは至極なもの。
結局のところ、私が10年間で一番の財産は「人との関わり」であった事、
そして、これからもきっとそうであろうことに改めて気付かされました。
これは何にも変えられない、とてもありがたいことです。
もちろん「現在のfizz BEYOND」、「自分自身」に安住することは望みません。
2016年はきっと、様々な「進化」(深化、真価)をお見せする年になると思います。
沢山の皆様に喜んで、楽しんでいただけた
2015 A/W 「fizz BEYOND has been dead, but fizz BEYOND was reborn.」が
「当店の軸」であることには変わりはございませんが、
また、様々な角度からの「一つのカタチ」をお見せし、歩んで参ります。
現在のマイペースを保ちつつ、何も望まず、
出来るだけ多くの事を手放しながら、自分自身を幾らでも削りながら、
ひたすらに歩んで参ります。
何卒、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください。
来年も宜しくお願い致します。
感謝と様々な方々のご多幸を祈り、願います。
ありがとうございます。
有限会社 イエローマインド 代表取締役社長
fizz BEYOND CEO
高橋 欣之