一番の「?」…


「なぜ自分なのか?」そこがずっと引っかかっていた。


ここからは、そこに触れた質問…


ちょっと自分で書くにはおこがましかったり、恥ずかしい部分も多分にあるのですが(笑)


國分さんからの過大評価と「田舎で、少し目立ってしまっている部分もあるでしょ?」


という感覚からも見てやっていただけますと幸いです(笑)

大風呂敷を広げるつもりはございません。

きっと、その程度の器ですから私は。ええ。


Q.どうして今回の造形物を作りたいと思ったのですか?


A.色々な事が育まれにくい土壌で10年間、


普通に考えたら、この土壌でこういった事をする事は考えられないし、おかしい(笑)


そして、こういったショップを販売員として、ある時からはオーナーとしても続け、


伝えてこられているのを自分も見たり、体感している。


ある種「少しでも歴史を作った人(SHOP)」という認識があった。


そういった場所に置いて欲しいと感じたし、

先ほどお話した様に、「素晴らしい物は素晴らしい」という


「自己判断力」、「個人力」に訴えかけたり、

もっと「美意識」、「センス」という部分に投げかけたい部分があり、

そういった場所を増やしたかった。


その場所、人としてふさわしいと思ったので。


※今回SHOPに置かれるのは初めての様です。

近場ですと仙台の「坐カフェ」さん、都内ですと某サロンさんでお目にかかれるとの事でした。

また…

震災の時に自分は都内にいたんですよ。


その時に着ていた洋服がfizz BEYONDさんで初めて買ったアウターだったんです。

そこから、数週間それで過ごす事になったんです…


物やお店や人にはそういった「想い」や「歴史」が宿る。そういう事なんですよ…


この言葉はとても自分には響いた。

そして、震災というものが人に与えた記憶に対する影響力の強さも改めて感じた…


Q.今回の造形のテーマ…というと、少し難しくなりそうなので、


「キーワード」を挙げていただけますか?

A.「永遠性」(絶対に枯れない。時間の概念がないこと。)


「毒」(悪魔的な側面)

「艶」(≒「毒」にも通ずる。しかも、そこには「品性」がなければ成立しない)

「花」(生物としての立体感も含め)


「タカハシさんが持っているもの。それに近いものが表現として出てきたと思います。」



Q.fizz BEYONDやタカハシにどんなイメージをお持ちですか?


A.

「自然に生きる事を掲げた旗手」(不自然さを嫌うSHOP(人))

「感覚(センスや美意識)を発信している」(自然に還る雰囲気)


「ハート、知性、品性、自己判断力に欠ける事を嫌う」

ですから、見た目とはとことん真逆で、もの凄く熱い部分をお持ちで、


物事を多面的に捉えつつ、


コミュニケーションを大切にするアナログで自然な方ですよね。


そして、「美意識」、特に「空間美」への意識が高い方。


お店の飾り付け…色彩感覚も含めてですが、


はっきり言って普通の感覚ではないと思います(笑)


國分さんありがとうございます。私に対する完全なる過大評価(笑)


飾り付けや諸々の影響は小さい頃からの母親からの影響が大きい事を伝えると


鳥肌を立てて驚いてらっしゃった。


私は無信教だが、母はクリスチャンで、自分が小さい頃から教会に連れられ、


教会の独特の雰囲気やヨーロッパの文化に少しは触れていた様な気はする。

そこはそこで、自分のベースなのかもしれない…

皆様からご覧になってどこかしら、当たっておりましたらば「あ~ぁ」と思ってやって下さい(笑)

「全然違うよ~」と思いましたらば、苛立っていただいて結構です(笑)


過大評価をいただいているなと我ながら思います。当然。

ただ、國分さんは自分の質問に嫌な顔一つせずに真摯に答えて下さいました。


そして、途中には「タカハシさん、本当のインタビュアーみたいですね(笑)


次々と質問してくる観点が面白いので、自分も楽しいですよ。」


とおっしゃっていただけて…


そりゃあ、普通ご本人の前でボールペンと紙を用意しながら…


という不躾な人間もいないですから(笑)


國分さん色々なお話ありがとうございます。


そして、後日に作品の「名前、ストーリー」も含めたプレート楽しみにしております。


しかし、いまだにやはり不思議な気分ですし、頭の中に「?」の残骸が沢山ありますが(笑)


ただただ、感謝です。



「タカハシさんは養分を含んだ「土」、ある種お客様は「種」だと思うんです。


咲くか否かは結局はそこで決まると思うんですよね…。」


この言葉も自分に凄く響いた。


「より向き合わないとな…」と…


結局は「目に見えないもの(こと)を伝えたい、伝えようと、伝えている」、


はたまた「そこに確実に在る「付加価値」というものを


どう皆様に目に見える、感じられるカタチとしてお伝えするのか」


自分は「そこ」なのかもしれない…


それがありきで「ビジネス」として成立させる事も考え、行動しつつ…


ただし、それができるのは当店でお取り扱いしている「ブランド」、「アイテム」達があるからこそ…


きっと、そういうことなんだとも。そこに向けての感謝も含めて…


出会いや人の言葉と行動というものは不思議…

そして、さらに広域の中で「自分どう在るべきなのか」という事にも気付かされる…


人生の中で、瞬間的にでも、継続的にでも新たに「クロス」する出会いというものは


とても尊いと感じます。


ありがたいです。


皆様、ご来店の際には是非とも皆様ご覧くださいませ。


実際にご覧になると「多面的」であり、「生命体」とおっしゃるのがよく理解できますよ。


長文へのお付き合い、ありがとうございます。


ご覧いただきありがとうございますクローバー


fizz BEYOND 高橋