最近、女性スタッフからすごくよ~くされる質問…
「これオシャレですか?」、「これ可愛くないですか?」、「これ私似合いますか?」…。
自分のセンスを認めてくれるのはありがたいんだけど、本当に凄い質問ぶりです(笑)
質問攻めの4、5歳児の女の子がウチのお店に二人います(笑)
まぁ、二か月位すれば今の売場から自分は離れるので、彼女達も「高橋的コ―デ術」を盗むのに必死らしい(笑)
そんな大したもんじゃあ、もちろんないですけどね~
よく思うのはファッションには正解がないから、いまだに色々なお洋服が生み出されていると思うんですよね…。
ビジネス抜きにしてね
正直、間違いないのがあったらバイヤーもそれしかセレクトしないでしょ?(笑)
無限に近い可能性の組み合わせがあるから面白いし、
「この人にはこれは似合うんだけど、これはなぁ…」、「これとこの組み合わせすごいなぁ」とか…
物と物、人と物の組み合わせがミラクルを起こす場合もあるし、
それを目の当たりにできる事が販売員の醍醐味だと私は思っている…
自分はその物がカッコイイって事よりこの組み合わせだったらとか、こう着たら…って想像する方が好きなので、
どっちかというとそれが大事だったりする
もちろん自分の意見は意見で言うけど、お客様とお話しながら決めるのが個人的に好きだ
最初、「自分はもうコーディネートとかわからないので、お任せします。」という方でも、
絶対に「もうちょっとラフな感じが…」とか「もうちょっと大人な感じが」…etcとかそういう主張が出てくる…
何だか、そういうちょっとした「その人の美学(って感じかな)」を少しでも引き出して、
お客様(彼女さんや奥さんが混じる場合もそれまた)とお洋服を決めるのが自分は好きだったりする
それでこそ、「その方が着る意義」(その人のものになった)がある様な気が勝手にして…
今はネットが発達して、情報も沢山あるからコーディネートが上手な方も沢山増えて、
「このアイテムが欲しい」いうお買物の仕方も発達しているから、それはそれで全然良いと思いますしね
さてさて、昔から比べますと本当にfizz BEYONDもオシャレなお客様が増えました
嬉しい限りです
ですので、当店の常連様方も彼女達の相談にのってあげて下さい(笑)
数シーズン前のkiryuyrikの扇子は母親へプレゼントしたんですが、自分も買えば良かったです
あっ、別に扇子とセンスをかけた訳ではないんですがね…
撮るモノがなかったので…
やっぱり、これが言いたかっただけです(に変更)。
そういう事にしておけば、「こいつアホだな」って事になりますもんね
販売員は所詮はいろものだと自分は思っているので、そっちの方が良いや(笑)
だから、自分は自分でいろものだと思ってます
そうありたいの方が正しいかな
自分の勝手なイメージですが、「いろもの」と呼ばれる人って「他者」を意識しなければいけないというか、
自己中じゃいけないというか…客観性を持たないといけない人間の様な気がして好きなんですよね
芸人さんだって笑いをとる為には一人よがりでは、お客様は笑って下さらないでしょ?
だから、一見派手で、独りよがりに見えるけど、繊細だったり、自制心を持ってたりするかなって思うので、
そういう部分が凄くリスペクトを感じるんですよね…
もちろんそれでいて個性も持たないといけないっていう…
なんか、そうありたいってよく思うんです…
カッコイイ人、キレイな人、カワイイ人はいくらでもいるし、
自分は気持ち悪い店員だからそこでは到底勝負できないし(笑)、
ただ、広い色々な意味でのセンスや能力は磨こうと思えばいくらでも磨けると思います…
所詮販売員、されど販売員…
日々これ精進ですね…
ご覧いただきありがとうございます
fizz BEYOND 高橋