皆さん大丈夫ですか?


当店の休業決定後、いてもたってもいられず、家に戻り、車をとり、いくつかの物品を車に積み、

ガソリンを入れ、途中にも少し物品を買い足し、仙台へと車を走らせました。

おかげ様で両親の無事も確認でき、妻、妻のご両親の元気そうな顔も見る事ができましたし、

家屋も無事でしたので、非常に安心致しました。

ご心配下さった方々本当にありがとうございます。


昨日、一昨日と仙台で私も過ごしましたが、妻の実家の電気が復旧したのが、一昨日、

実家の電気が復旧したのが昨日です。水道とガスはまだという状況です…。

ただ、電気が復旧すると自動販売機での飲料の確保が以前よりし易くなるので、その点は安心です。

指定された給水所はもちろんですが、水道が復旧したご家庭が給水所として協力して下さったりと

本当に助けられました。

給水所ですが、水は非常に重いので、女性の方やお年寄りは車(目的地がはっきりしており、ガソリンの残量を確認した上)もしくは、旅行用のバッグ、自転車等で受け取りに行くのが良いかもしれません。



食べ物は全体的に不足しており、コンビニやドラッグストア…etcの物販店は物がない為に閉店がほとんど…。

非常に少ないですが、電気が通じていないところで少し物が販売できるところは電卓で販売してくれるところもご

ざいました。

場所にも寄るかもしれませんが、道の駅は比較的飲料と食べ物は確保し易かったです。

食料品の確保も問題点である事には変わりはないです。

ご近所にどなたかお知り合いや自転車で移動できる範囲のお知り合いの方がいらっしゃるのであれば、

この様な時ですから、例えば食材を持っていく代わりに調理(ソーラーシステムのあるお家もございますので)

していただいて一緒に食べるとか、本当にない時はお願いして助け合いながら、生活しましょう。

(ちなみにサランラップを持ってらっしゃるご家庭はお皿の上にサランラップを置いて、

その上に食べ物を置くと洗う分の水を節約でき、ライフラインの確保に繋がります。)

どうしても無理な状況であれば無理せずに暖をとれる物を持って、

受け入れが可能な避難所で過ごした方が良い場合もあるかと思います。



何といってもガソリンはないです。スタンドは現在、基本的に給油は災害復旧車両のみとなっております。

ですので、ガソリンスタンドの営業再開を待って路肩や一車線目に長蛇の列が随所にできている状況です。

往復のガソリンの1.5倍以上のガソリンが入っていないようであれば、私の様な事はしない方が良いと思います。

私も少し反省したのですが、結局渋滞を作る要因になってしまい、救援物資等が届きにくくなったり、救援業者の到着が遅れる結果となります。

車の移動は避け、公共の交通機関も少しずつ復旧しておりますので、そちらをご利用いただいたり、

自転車をご利用いただいた方が宜しいかと思います。

車の移動はいざという時や沢山の物品の購入の時にとっておいた方が良いかもしれません。



この様な状況ですから、暖をとるのは本当に大変です。

避難所ならなおさらでしょう…。

家に戻れる方は、厚着をして、毛布等でしっかりと暖をとって欲しいです。

私もアウターを着たまま布団をかけて寝てましたので…。

まだ東北は朝と夜は冷えますから。

ホッカイロがある方は絶対に活用した方が良いと思いますし、少しでも体を寄せて暖をとるのも一つの手だと思います。


連絡に関してですが、仙台の人達も本当に連絡を取りたいのですが、

電話回線が復旧していなかったり、携帯電話のバッテリーがなかったり、

電波状況が圏外になったりと本当にその様な状況ですので、少しでも落ち着いて連絡を待ったり、

171 、各携帯電話会社の安否確認情報、ラジオやNHK などの安否確認情報も活用すると良いかもしれません。

正直、テレビは見れる地域が状況的にかなり限られますし、放送局に寄るのですが細かいローカルな情報はラジオの方がしっかりと伝えていたりするので、被災地の方々はラジオもご活用いただければなと思います。(例えば、どこどこのスーパーは何時から営業しているとか)



よく欲しいとかあって良かったと言われたものです(これをダイレクトに送れるのかは分かりませんので、各都道府県でお確かめいただいた方が宜しいかと思います。)


電池、携帯充電器、携帯用ラジオ、懐中電灯、ガスコンロ、下着、おまる、ホッカイロ、ウェットティッシュ、アルミホイル(フライパンを比較的汚さず、調理ができ、水の節約になる)、ろうそく(暖もとれて、明るいので。しかし、余震がありますから、すぐに消せるように誰か人のの目の前にある時だけ使った方が良いと思います。)日持ちのする食べ物、水



正直、私が実家に滞在するという事は一人分の復旧していないライフラインを削ってしまう事でもあるので

、少しずつライフラインの復旧はしているので、両親達も落ち着いたという事で戻って来ました。

自分の郡山の家は幸いにもライフラインの問題は現状ないので、諸々確保し易い人間がいた方が良いと思いますしね。



今回、自分は自分の家族や身近な人の手伝いしかできませんでしたが、今までの日常の暮らしよりも大変でストレスのある生活を本当にみんな助け合って、必死に生きようとしてます。

まだまだ大変ですが、同じ日本人としてやっぱり諸々乗り越えていきましょう。

支え合っていきましょう。



まだまだ余震が続いております、本当に気をつけましょう。

特にくれぐれも海沿いには近づかないで下さい。


何事もやれることからやっていきましょう。


fizz BEYOND 高橋