『新型コロナウイルスの影響 from Nepal』
Namaste~。カトマンドゥの熟女でございます。
ネパール暦では本日2076年11月30日日本では2020年3月13日
カトマンドゥ中心部のお天気は、曇り…春の冷たい雨が降ったり止んだりと小寒い1日となっています。
≪新型コロナウイルスのパンデミックの早期終息を祈ります≫
さてさて、ネパ-ルの新型コロナウイルス≪COVID-19≫の影響に関する近況報告でございます。
既に日本国含む5か国からのアライバルVISA(到着時に取得するVISA)停止は始まっていて、入国を希望の場合は在日ネパール大使館及び領事館でPCR検査健康診断書を提出しVISAを事前に取得する事、入国時に再度、PCR検査健康診断書(7日以内)をVISAと一緒に提出をするようになっています
はい!ネパール政府様へ質問で~す…
国内でのVISA取得申請の際、診断書は戻されるの?
入国時の診断書は英文でないと読めないよね?
地方の人は郵送でVISAを取得する場合がある…入国までに7日間という診断書の有効期限が切れちゃうよね…2回診察?
…とまぁ~疑問は多々残りますが、これは直接在日ネパール大使館及び領事館に聞くしかありませ~ん。
新しいニュースを本日のKathmandu Post web site(ネパールの新聞)にてゲットしましたよ。
Kathmandu Postによると3月14日~4月末日まで全ての旅行者に対してのアライバルVISA発給停止。そして、今春のトレッキングの許可を停止…とありました
陸路からの国境超えも同じくシャットアウトです。
これは、WHOの新型コロナウイルスのパンデミック宣言が発令されたためです。
…日本政府外務省サイトの情報がチト古いでございます。更新が遅れ気味…バカ~ン💦
アジアの極貧途上国の小国ネパールには十分な検査キッド数が足りておらず、もしこのウイルスにかかった場合の国からの補償などについては未だ発表されていません。一応隔離病棟は準備済みとの事ですが…。有料?無償?
もし無償の場合、この貧乏国でどうやってまかうのか?またお得意の外国からの支援頼みかぁ~
とにかく、ネパールで感染が広がったら、どえらい事になります。
ネパールには、住民登録システム無~し、郵便配達システム無~し、水の供給が十分でな~い、無いないずくしの国には政府の健康保険制度なんて有難いものは当然ありませ~ん
個人で民間の保険に加入できますが、それはほんの一握りの富裕層のみのお話し。よって、ローカル一般病院(外国人御用達の病院以外)での診察や治療費は全て実費なんですよねぇ~。手術に使う点滴や手術用品までも患者側が購入して先生に渡すシステムなのよぉ~。
そして、診察や治療代金は前払いが基本。そうしないと後から支払いができませ~ん…なんて事になるケースが多いからだそうです。
ネパールの2019年の国民総生産の一人あたり(年間)US$1000たらずの国ですから、そう易々と病院には行けません。
収入に対して物価は大変高いです。そう!インフレです。
…まぁ~先進国の日本人からみたら安く感じるか又は同等金額かと感じるかもしれませんが…
≪例外≫
*重篤で大変な貧困者を無料で診察治療をしてくれる病院がカトマンドゥ(以下KTM)に存在します
*外国人向けの綺麗でしっかり設備の整った病院がKTMにありますが、そこでは患者自らが手術用品を購入なんて事は一切ありません。勿論インターナショナルな保険にも対応しています。保険を使ったキャッシュレス可能です。実費で払うと大変高額になります。
とにかくネパールはやっと新型コロナウイルスの水際防衛作戦を本格始動。…とは、いえ今日も世界各地から飛行機が飛んできています。勿論中国本土からもです。怖っ…
ネパール政府の公式発表では感染者1名のみとなっていますが、既に国内に保菌者は多くいるのではないかと思われます。だってぇ~長い期間の無防備状態がありましたからぁ~ それに今日まではアライバルVISAが使えるし、発熱の無い保菌者を見分ける事は空港の体温チェックマシーンだけでは難しいですよね。
感染リスクに敏感で意識の高いネパリーや旅行者の町タメル地区の人達は、防衛のためにマスクを着けていて、ネパールでも紙マスクが品薄状態となっています。
ちょっと前までのマスク装着理由と云えば排気ガスや土埃に対する防衛でしたが、今は新型コロナウイルスからの防衛策に変わってきています。
学校ではテスト期間を早めていて、休校にするか否かの相談を始めているとの事ですよッ。
今年は≪VISIT NEPAL2020≫と題したネパール観光年だったのですが、残念ながら今回の新型コロナウイルスの影響で中止となりました。もしかすると、来年又は再来年に持ち越されるという話がチラホラ…。そうなればイイなっ…
とにかくKathmandu Postに掲載されているからNepal Loverの方はちょっと読んでみてくださいなっ。あなたもこれでネパール通~
熟女より…
*ネパール旅行を既にキャンセルされた方…残念ですが、是非またお時間を作ってお越しくださいね
*ゴールデンウィークにネパール旅を計画されている方…その頃にはこの問題が終息している事を願います。しか~し、5月は雨期が始まるんですよねぇ~ マウンテンフライトだのナガルコットからのヒマラヤンビューなどはかなり難しい季節です。
*ネパールどうなってるのかなぁ~と、心配している方…やっといろんな対策が本格的に始まりました。日本も大変かと思いますが、ネパールの事を思い出して下さり有難うございます💛またいらしてくださいね。
現地の状況は下記のサイトからお読みいただけます。現地新聞社サイトは英文ですが、翻訳機能を使って読んでみてね。そして、忘れずに日本政府外務省のサイトもチェック(ちょっと情報が古い場合有)。
ネパール観光協会…これがまた更新が大変遅くての~んびり政府仕事…。≪VISIT NEPAL2020≫って「こんなだったんだぁ~」って事で覗いてみてくださいませぇ~。
≪一流現地新聞社Kathmandu Postページ≫
≪のんびり屋のネパール観光局ページ≫
≪皆優しい在ネパール日本大使館ページ≫
https://www.np.emb-japan.go.jp/jp/pdf/notice20_9.pdf
≪野党が残念な国日本政府外務省ページ≫
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html#Nepar1
追記で~す
たった今、在ネパール日本大使館よりメール…3月13日15:15
3月14日00:00以降~全ての外国人(全世界の外国人)は入国後14日間の自主的に隔離措置を執ることとする…との内容。全文は日本人旅行者には関係ない事も書かれているので、紛らわしいから省~略
…って、日本でのVISA取得にPCRの検査結果(健康診断書)提出…手間暇かけての入国後の14日間の隔離措置ってさぁ~厳しい~
今春は、許可の必要な山域でのトレッキングはダメだけど、観光やハイキングするとしても、旅程は約20日間以上は無いとダメって事ですよねぇ~ いやぁ~忙しい旅人様達には無理でしょう。特にパッケージツアーの方々は完全アウトですZo~
これは、事実上の鎖国状態ですなぁ~。んん~自国の経済をかえりみずこのくらい厳しくしないと、貧困途上国で貧弱な医療体制の小国ネパールでは感染が防げないという事なのでしょう。先進国が半鎖国的対策をとっているのだから、貧困途上国は当然と言えば当然かもしれません。
がんばれネパール。by 熟女日本人妻
パンデミックとなった新型コロナウイルス COVID-19。世界中の人々の健康と生活、経済、仕事に大きな脅威と打撃を与えています。この憎きウイルスが早く終息する事を祈るばかりです。
最後までお読み頂きダンネ・バートッ
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