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ライネライト ~ 光の道を追いかけて

兵庫県芦屋市でライネライトを主催して活動しています。どうぞよろしくお願いいたします。

こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
 
 
 
コメ問題 
 
 

🌾 白き粒の黙示録
これは、“売れないもの”が売られるために世界が動くときの話。

 

 

かつて、北の谷には「白き粒」が積まれていた。
それは、かつて神々が人に与えたとされる祝福の証であり、
飢えを遠ざけ、平穏を与えるものだった。

だが時が経ち、人々は祝福に飽きた。
もっと甘い実を、もっと光る菓子を求めた。
白き粒は黙って積まれ、
「かつて必要とされたもの」として、倉に閉じ込められていった。

  •  

ある日、「気配」が立ち上がった。
名もなき風に乗って、それは噂のように広がった。

・・・南の国で異変が起きたらしい。
・・・空がにごり、田が枯れ、備蓄が底をついたのだと。

町の広場に高らかに掲げられた文字は、
『緊急支援・連帯供給イベント開催!』
誰が主催したかは書かれていない。
だがそこには、白き粒が美しく包装され、神聖な印を押されていた。

それは「ただの在庫」だった。

  •  

売れぬものは、“必要なもの”として演出される。
この仕組みを知らぬ者たちは、「善意」の名のもとにそれを受け取り、
「ありがたさ」を感じるよう訓練された。

・・・おまえは、それを食べたか?

・・・口にしたとき、何も感じなかっただろう?

・・・むしろ、遠くのどこかが「ざらり」と軋むような音がしたのではないか?

その音は、真実の骨がひび割れた音だ。

  •  

「知ったらしまい」とは、よく言ったものだ。
市場は演劇。買う者は観客であり、時に役者でもある。

だが、観客であることに気づいたとき、
舞台の裏にある「回転装置」の存在に気づいたとき、

その者の眼には、
“売られるべきではなかったもの”が見えてしまう。

そして、
“売られるべく演出された状況”もまた、
・・・初めから台本通りだったことを、知ってしまう。

  •  

その日、白き粒はすべて配られた。
イベントは成功し、町には笑顔が溢れた。
報道はその連帯を讃え、
誰もその構造には触れなかった。

だが、一人の少年だけが立ち止まり、つぶやいた。

「……売れなかったから、こんなに必要とされたんだね」

老人がそれを聞いて、静かに目を伏せた。

  •  

ああ無情。
ジャンバルジャン。

ただパンを盗んだだけで、
裁かれた者の名。

そのパンも、
誰かが捨てようとしていたものだった。

 

🌙✨

必要なときが来たら、この物語は思い出されるだろう。
風の中の、小さな構造の残響として。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
芦屋の癒し人

 

こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
 

💎【回答】水晶の値上がり、なぜ?──“エネルギーの石”が今、世界中で再評価されている理由

 

最近の水晶の値上がり、確かに驚きますよね。
「水晶って安価な石じゃなかった?」

という印象を持っていた方も多いかと思います。
でも実は、この変化にはさまざまな時代的背景とエネルギー的な流れが重なっているのです。

 

✅【1】産地の枯渇と「高品質水晶」の減少

天然水晶、とくに透明度の高い結晶質のものは、ブラジルやマダガスカルなどの鉱山で枯渇が進んでおり、
「ただの石」ではなく、今や“希少資源”として扱われ始めています。

 

✅【2】円安・インフレ・物流の影響

日本では、ここ数年の円安(1ドル150円超)によって仕入れ価格が高騰。
また、海外でも鉱山労働力の減少や燃料コストの増加により、
天然石全般が軒並み値上がりしており、これは水晶も例外ではありません。

 

✅【3】中国のインフルエンサーによる“爆発的人気”

そしてここが近年の大きな転機です。

2024年後半から、中国の若年層のあいだで水晶ブームが再燃しています。
特にTikTokの中国版「抖音(ドウイン)」や「快手(クアイショウ)」といった
動画配信アプリでインフルエンサーがライブ配信で水晶を紹介することで、爆発的に売れています。

これにより、水晶の需要が一気に数倍になり、
市場価格が高騰→争奪戦→さらに高騰という流れに。

一部では「水晶を買うのに予約が必要」という地域も出てきているほどです。

 

✅【4】AIや半導体産業との関係は…?

人工水晶(合成クォーツ)は、AI・半導体開発、精密機器のタイミング制御などで非常に重要な役割を果たしています。

ただし、これは天然水晶とは別カテゴリーの話です。
でも「水晶がAIに使われてる」という情報が広まり、
天然水晶にも連想的に価値が加わっていることは、マーケット心理として無視できません。

 

✅【5】スピリチュアル的価値の再評価

そして忘れてはいけないのが、
“エネルギーを拡大させる石”としてのスピリチュアル価値の再評価です。

  • 願望実現

  • 成功のアンプ(増幅器)

  • 浄化と調整のツール

こういった使い方が、改めて世界中で見直されています。

しかも、「成功している人は水晶を持っている」という体験談やSNS投稿が追い風となり、
“エネルギーを味方につける人”たちが、水晶を手にし始めているのです。

 

✨【結論】水晶の価値は、「安い石」から「未来を支える石」へ

いま、水晶は
・資源的価値
・インフルエンサーによる人気
・AIとの象徴的リンク
・スピリチュアルな重要性
この4つのレイヤーで同時に評価され始めています。

だからこそ、

「今持っている水晶を大切にしてください」
という呼びかけには、とても深い意味が込められていると思います。

 

🔮あなたの水晶は、あなたの意図と共鳴しています

水晶は、ただの“物”ではなく、共鳴装置です。
あなたの願いや集中を、形として育てる場にもなってくれるでしょう。

これからの時代、「エネルギーをどう扱うか」は大切なテーマ。
その入口に、水晶という静かな存在があるのは、とても自然な流れなのかもしれません。

 
 
 
 
 
 
 
芦屋の癒し人

 

こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
 
 
 
中身は変わらない
 
 
中身は変わらない。
 
本質は変わらない、ということ。
 
 
 
ダイヤモンドの原石があるとしよう。
 
ぱっと見て、一見したところ、原石だと美しさが分からない。
 
そこで、手を加えて加工する。
 
すこし磨くと、内部が少し見えて、美しさを垣間見れる。
 
かなり磨くと、内部の輝きをより感じとれるようになる。
 
そして、最終的に多面的カットを施すと、見事な輝きに変わる。
 
人間は、これに価値を見出す。
 
 
 
だが、中身は変わっていない。
 
原石の時も、カットし終えて整ったときも、本当の品質は変わっていない。
 
内部は同じもの。
 
 
 
人間も同じように見ることができる。
 
そのひとの本質がある。
 
でも、見た目だけでは分からない。
 
 
 
筋トレして、化粧して、整形して。
 
外からだと、形は変わって見える。
 
だが、そのひと自体は変わっていない。
 
そのひとの内面は、その人がもともと持っている内面。
 
 
 
飾り付けが過度になると、虚飾に変貌する。
 
中身は変わらない。
 
本質は変わらない。
 
見た目が大きく変わっても。
 
 
 
つまり、条件がつくこと、条件が多くなることによって、本質から遠くなっていってるとも言える。
 
無だった状態から、ひとつひとつ加工していくことによって、有限さが増してくる。
 
つまり、神から遠ざかっていく、というふうにも言える。
 
本質は、神なる根源なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
芦屋の癒し人

 

こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
 
 
 
傲りのかけら
 
 
なおやの試合を見た。
 
ボクシング。
 
あー、残念ながら闘いが好きな私。
 
見忘れて、録画をアマプラで見た。
 
 
 
昨日の彼の闘いは美しくなかった。
 
いつも感じられる、
 
相手へのリスペクトの気持ち。
 
それが欠けていた。
 
 
 
第1ラウンドから強引さが目に付く。
 
相手ガードの上から、力づくでパンチを打ち込んでいく。
 
ふだんの冷静なモンスターなら、こんな戦い方をしない。
 
無駄に体力を消費するから。
 
 
 
続く第2ラウンドも同じ。
 
執拗に相手ガードの上から叩き込む。
 
その一瞬の隙間に、顔面への痛打を浴び、ダウン。
 
『何ともないで、きいてへんわ!』
 
のごとく、すぐさま立ち上がる。
 
 
 
ガードの上から、なおやのパンチ力を悟った挑戦者。
 
その後、彼はひるむことなく、後退しなかった。
 
モンスターの過去の対戦者たちが恐れていた、実力以上のオーラに怯えていた、敗者たちの影を踏まない。
 
 
 
ラウンドが進み、なおやは常に強引に攻め続けた。
 
実力の差もあって、徐々に挑戦者に、
 
ボディや顔面のこまめなダメージが積み重なる。
 
だが、それでも彼は、カウンター狙いの鋭いパンチを繰り出した。
 
打たれても下がることなく。
 
 
 
第8ラウンド。
 
前のラウンド終盤で、なおやのラッシュ攻撃がさく裂した余韻が残りつつ始まった。
 
開始後にも、それは続く。
 
(まだいける!まだいけた!)
 
過去の対戦者たちのように、ボコボコにされていない。
 
なのに、突然レフェリーストップ!
 
試合終了へ。
 
だれもが、そう感じたはずだった。
 
(疑問の結末でもあった)
 
 
 
試合後、なおやのコメントは強がった。
 
「僕は殴り合いが好きなんで!」
 
と。
 
ここにも、彼の試合同様に、謙虚さはなかった。
 
勝って兜の尾を閉めろ、なのに。。。
 
 
 
また相手のコメントも興味深い。
 
「彼よりも強いパンチのボクサーと戦ってきた。」
 
だが、挑戦者はなおやを讃えてもいた。
 
「彼はナンバーワンだ」
 
と。
 
 
 
傲りのかけら。
 
謙虚なファイティングスタイル、冷静な試合運び。
 
それがなおやの美しさだった。
 
この試合の彼は、まわりのノイズによる傲慢さから生み出されたのか。
 
彼自身の終わった後のコメントにもかけらがあった。
 
モンスター崩壊の予兆をなんとなく感じた。
 
美しくあってほしかった(願望)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
芦屋の癒し人

 

こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
 
 
 
波動は高ければよいのか?
 
 
波動が高い、
 
波動が低い、
 
まるでこれらは、序列付けのような扱われ方に聞こえる時がある。
 
ようは、高ければよい、みたいな感じ。
 
 
 
音で考えてみるとよい。
 
高い音が偉い
 
低い音が偉い
 
そんなことを述べるだろうか?
 
 
 
高い音も、低い音も、どちらもその状態のある一断面であり、
 
また、ある一つの在り方、状態にすぎない。
 
 
 
もっとも大切なことは、
 
「整っているか、否か」
 
これに尽きる。
 
 
 
高い音でも乱れた不調和な場合がある。
 
低い音でも整然としていれば心地よい。
 
 
 
波動が高ければよいのか?
 
そもそも、この発想の視座を考えるとよい。
 
整っていることに意識を向ければよいだけ。
 
優劣に使うものではないのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
芦屋の癒し人