こんにちは。芦屋の癒し人、松村知典です。
的はずれ
今年の流行語大賞は『ふてほど』になった。
元来、私はこの類にはあまり興味がない。
だが、落ち着いて考えずとも、疑問符が付く決定だ。
この情報は、我々に何を伝えようとしているのか?
今年2024年において、日本の主要なマスメディアが流していた、多くの時間と内容は別のものだった。
それをあえて外す。
的はずれ。
ただ、これを単純に的はずれだと考えるのは楽観的だ。
意図的に「的を外した」と考える。
流された情報をそのまま信じる素朴なひとたちには、裏読みをした見方に思えるかもしれない。
だが私はそう思っていない。
報道の自由度ランキング、世界70位の国。
先進国と呼ばれる7か国の中で最下位の日本。
真っ当に情報を流さない国。
大切なことを隠ぺい、捏造が自由な国ともいえる。
なので、日本の大きなマスメディアが流す情報をうのみにしない方がよい。
ちなみに、アメリカは55位。
先進国で下から2番目。
真なる部分から、情報を逸らす。
そこに、ある意図がある。
日本の情報を流す権力には、正しい内容を流す思惑があまりない。
信じられるのは、スポーツの結果くらい。
私はそう考えている。
いつからこんな風になってしまったのか。
そう思うことがよくある。
偽の情報が氾濫する中で、しかも恣意的にその方向へ持っていく力を持つ存在。
数多くある情報の中で、おそらく正しいであろう内容に到達することが、今の日本では難しくなった。
平和な思考、自分自身で考えようとせず、無関心な生活スタイルのひとびと。
これらのひとたちが、今の日本のマスメディアに浸っているとき、
「知っていることが実はそうではない」
という状態にはなりえないと感じる。
的はずれな中にも、深い意味がある。
そういう視点を持たない方も、たまにはそんなものの見方を変えてみるとよいだろう。
歴史において、強者が作った内容と同じく、現代においても、力を持ったものが作った内容がある。
ぜひ考えて見られたい。
芦屋の癒し人

