今夏にアイソレーションタンクに入ることを体験した。
アイソレーションタンク・・・それは塩水を入れた真っ暗闇の音が遮断された空間ということだ。
かなり前にもりけんさんの不思議の友で見て、いつか体験してみたいと思っていた。
タンクに入る前に主催者の方からいろいろ説明を受けた。
この方はとにかくよく喋るタイプの人でタンクに対して非常な思い込み、情熱を持っていると感じた。
1時間くらい話を聴いただろうか、眠くて仕方なかったが対面なので眠るわけにもいかず困った。
さあてタンクに入る時が来た。
入る前にすっぽんぽんになった。
その前にお風呂でシャワーと石鹸で身体を洗った。
準備が出来てタンクに突入!!
その前にタンクの前で儀式を行うように指示があったのでなんとなく覚えたように振る舞った。
『よっこらしょっと!』
『おおー!!』
ちょっと底でツルッと滑った。
エプソムソルトと呼ばれる塩水は若干ぬるめに設定してあった。
蓋を閉めて浮かんでみる。
『うむう、支えがないとしんどいなあ』
『音が遮断されてるといってたが近所の幼稚園から声が聞こえるで!』
耳栓をしているので浮かんで少し沈んでも大丈夫。
10分ちょっといろいろ耐えてみたが、快適じゃないので一旦外へ出てシャワーを浴びた。
『さあ、もう一度寝るか!』
今度は万歳の姿勢で浮かんでみた。
『この体勢はちょっと楽やな』
左首と肩まわりが痛かったがそのまま寝てしまう。早起きしたから眠かったのだ。.
『チャリンチャリン!!』
『おお、終了の合図か。寝てしもたわ。』
90分くらいタンクにいたが、肌が弱い私に塩水は刺激が少々強かった。ヒリヒリ感があった。
あがってから主催者の方と話をした。
彼もよくタンクを利用するといっていた。
正直なところ、アイソレーションタンクの体験はあまり感慨がなかった。
『一回だけでもう十分やわ』
そんな感じでした。
そこでまた聞いてしまった。
『このタンクを提供するということは楽しいことですか??』
『なんのためにこれを開放しているのですか??』
自分が良いものを他の人達にも体験してもらいたい、そういうようなことを言っていた。
アイソレーションタンクに定期的に入りに来る人も多いという。
3時間ほど滞在して白金高輪をあとにした。