プレゼンを技術で科学する プレゼンデザイン研究所の植田です。
昨日のエントリー「オススメの矢印図形」では、△矢印の話をしました。
△矢印を、矢印図形の代わりに使うことを、超オススメしている理由は、
そのエントリーで書いた通りなのですが、
もう一つ、役に立つ使い方があるからなのです。
それは、、
箇条書きのエントリーで、箇条書きについて考えました。
箇条書きは多くの場合文字だけです。
そして、短文の前に、●とか、■といったマーカーを付けます。
- こんな箇条書き
- よく見かけます
- 私も使います
といった感じです。
実は、この箇条書きの前の●や■も問題意識あるので、改めて書きたいとおもっているところです。
△をこの箇条書きのマーカーとしても機能させることができます。
例がこちらです。
箇条書きといいつつ、かなり絵のタイトルに近くなっていますが、、
実は、この△は強目のマーカーであり、アイキャッチとして機能しています。
読む側からすれば、アイキャッチ効果として△印に視線が一旦固定して、
その後△の右方向に視線が加速します。矢印の効果が出ます。
擬態語で言えば、「どん。スー」です。
しかも、加速されるので、その行に注意が限定されやすくなります。
視線は右端に到達すると、左端に戻り、自然に改行します。
箇条書きは3つしか無いので、改すべき行が残像に残っているために、視線はごく自然に改行されます。
結局、、「どん。スー」が3回起こります。
よく、スライド投影する時にアニメーションで一行づつ表示することもありますが、この△矢印を使うことで、一度に全部表示しても、「どん。スー」の視線誘導で、
脳内で疑似アニメーション効果
を作ってくれます。
これは、アニメーションが使えない、配布資料でも効果があります。
また、プレゼン時にアニメーション効果を使うことは、そのスライドを説明する時はよくても、
巻き戻して行くときは、いちいちその効果が現れて、目障りです。
よく、質疑応答でスライドを逆めくりしたり、早送りしている場面でアニメーション効果が再現されて、もどかしくなることがあります。特に自分が発表する場合は焦りますよね。
凝ったアニメーションでアレばあるほど、その効果は仇になります。
なお、デフォルトパワポ矢印でもできますが、ノイズっぽく感じます。△だとすっきり感が出ます。
また、●や■のマーカーでは、箇条書きの効果はあるものの、加速の視線誘導が十分でないために、疑似アニメーション効果が発揮できません。それよりも、この例のように、文字が大きい箇条書きの場合は、●や■のマーカーはバランスが悪くなります。(色を変えたとしても)返って悪目立ちします。
△はいろいろ役に立ちます。
みなさんも、△を使ってみてください。
工夫次第で、
絵心なくても、より良い意匠デザインになります。
--- いろいろな記事に続く
