うプレゼンを技術で科学する プレゼンデザイン研究所の植田です。
別のエントリーで、「矢印を使ったら負けだと思う」の話をしました。
こちらは、主に論理デザインでの矢印図形の問題を取り上げました。
そして、「矢印図形に隠された「型」を探る」では、
意匠デザインの観点で矢印図形の問題を取り上げました。
でも、どうしても矢印図形を使いたい場面はあります。
そこで、この矢印を使ってみましょう。
なお、色は今回考えません。
左の矢印と真ん中の矢印は、て、「矢印図形に隠された「型」を探る」でお話した、矢の根元部分の角度に注目した矢印図形です。 ここが90度以下の矢印が、実は見慣れているので違和感が少ないと感じるはずです。
まずは、これを使って、パワポデフォルト矢印図形から脱却して、意匠デザインを考えてる風を出していきましょう。
そうです。矢印図形はバランスを取るのが難しいんです。やってみればわかります。
実際、0から描くと、なかなか納得行く図形にならないんですよ。
その場合は、
① 素材を探す
矢印図形は、以外なほど有償・無償の素材がネットにアップされています。
それを見るだけで、「矢印は実は奥が深い」とわかっていただけるかと思います。
みんな、悩んでいる証拠です。
② 自分で一回作ってみる
上級者:イラストレータ、PhotoShop(GIMP)で作ってみる。
特に、真ん中の矢印図形は、その描き方を極めると面白いと思います。
家紋の作図法を参考に、作ってみてください。
例えば、こんなサイトもあり、デザインやアートが数学技術の上に成り立っていることがわかります。
中級者:パワーポイントで矢印図形を一回作って、頂点を編集する。
これがオススメ。まずはテンプレートを定め、グリッド線を使ったり、シフトキーを押しながら線を伸ばしたり縮めたすることがコツです
初級者: → さっさと素材を探す。又は誰かに作ってもらう。マネする。
どの場合でも、言えますが、
一度使った・気にいった、矢印図形(に限りませんが、)は使い倒す。
矢印図形(に限らず)、ちょっとづつストックしてバリエーションを増やす。
ことが大事です。
そして、この中の矢印で、オススメは、一番右の三角形の矢印なんです。
以下の例は、どうしても「Z」型視線を崩すために、矢印を使った例(私がセミナー用に作りました)です。
ここでは、ロードスターの成功(これは誰もが認めるもの)の理由を、VRIO分析という、思考のフレームワーク(型)を利用して、分析した例です。
ロードスターの成功を逆算するように構成したいので、左にアイキャッチとして「ロードスターの成功」を置きました(これで、みなさん注目しますよね。)、右にその理由を、VRIOに分けて解説しています。
- 価値(Value)
- 希少性(Rarity)
- 模倣可能性(Imitability)
- 組織(Organization)
VIRO分析については、こちらを参考にしてください。
左右が逆だと、インパクトが弱くなります。なので、視線は「Z」にしたまま、ロジックを逆転させるために矢印を右から左に使っています。
しかし、どうもパワポデフォルト矢印図形では、うるさい感じがでます。
これは、角度を修正したオススメの矢印図形を使っても、同じです。
そう感じる理由は、
- 同じ図形が連続していている。
- 図形ぞのものが窮屈。脚の部分が特に。
です。
そこで、以下のように△のみにして、全体を一つにまとめると、スッキリまとまります。
どうでしょうか?
脚や顎のでた矢印図形では、全体を一つにまとめると事もできますが、その場合、上のVと下のOが顎の下になってしまって、そこに変な意味(ここでは、周辺要素という印象)を与えかねません。
一方、△のみの矢印ではそれもありません。VRIOの各要素は均等である印象を与えます。
そして、矢印の機能(誘導、加速、限定)が発揮されているだけでなく、
狭い描画範囲でもすんなり収まります。
しかも、嬉しいことに描画技術はほぼ不要です。
なので、
ぜひ使って見てください。
プレゼンスライドが、
格段にレベルアップします。保証します!
--- いろいろな記事に続く


