台風一家~ついに一過 | おばちゃん研修医 in U.S.A.

おばちゃん研修医 in U.S.A.

アメリカ・ワシントン州の田舎町生活ほぼ30年の主婦です。
大人になってから理系に目覚め、40過ぎから始めた大学で生物学の学士号、
大学院で医療科学の修士号を取得後、医学部に入学。
現在はファミリーメディスン研修医。
地域に貢献できる医師になるのが目標です。

夜中の12時半に
ベッドルームに向かう途中で
娘の部屋をのぞいた。



タヌキ娘がベッドを陣取って
iPhoneで本を読んでいて

娘は床で力尽きて眠っていた・・




もう遅いから寝なさいっっ




他の人を起こさないように
ピシっとささやいたけど・・

効果のほどは定かでない。







そもそもこのタヌキ一家が
ここに来た理由というのが

タヌキおやじが前妻との離婚で
子供の親権をめぐって争っている。




その弁護士を雇うためにやって来た。




前妻との間には8歳の子供がいるのだが
間に挟まれた子供が
一番迷惑しているに違いない。






タヌキ妻が車の中で
延々していた自慢は

その8歳の子供が

実の母よりも彼女のことを
本当のお母さんだと思っている
ということだ。






それも実のところどうか分からない。





この子は、私にもよくなついている。





どこかでばったり会ったら
どんなに遠くからでも

私の名前を呼んで走ってきて
ハグしてくれるから

その程度のことなのではないかと
思っている。







タヌキおやじの前妻も
かなりのクセ者だった。




本当なら、今回ここに滞在中に
子供と会う予定だったのだが

クセ者の前妻が子供をどこかに
隠してしまったらしい。





どうでもいいけど
タヌキおやじは女を見る目が
まったく無いと私は思う。




で・・

その子供を預けているプリスクールが
子供たちを連れて昼の1時過ぎに
市民プールにやって来るという情報を嗅ぎつけた。



きっと前妻が子供を隠してしまってるので
市民プールには行かないだろうけど

もしかすると会えるかもしれないから
プールに一度行ってみてから


22時間かけてアリゾナに帰ると言う。







\(*T▽T*)/

よっしゃ~~








てことは・・
1時過ぎに帰るってことですね?





今度こそ、もう一晩・・てのは
ないんですね?







チューターの仕事が終わってから
プチ家出をするのはやめて

真っ直ぐ家に帰った。





まだみんな寝ている様子で
家の中は静か。




起こさないように起こさないように・・



朝はできるだけ遅くまで
寝ていてくれる方が
静かで助かる。





そ~っと部屋に戻って
洗濯物をたたんでいた。





しばらくして
タヌキ娘の声が聞こえてきた。




今日は早めに起きたようだ。






あと数時間で帰るんだったら

帰るまで絶対に怒らないでおこう。





そう決めた。







子供たちが自分で
ベーグルを用意して食べているのを見て

タヌキ娘も同じように
自分で用意して食べている。





ほぉ~今日はゴネないんだな。




快調・・快調・・・




今頃気づいたけど

タヌキ夫婦は

私が洗濯物をたたんでいる間に
買い物に出かけていた。





昼過ぎに帰ってきて




たぬき一家: じゃ、そろそろ・・






:*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: ワーイ♪






目 昼食は?





たぬき妻: 帰る途中に何か買うわ。






無理強いはしない。


穏便に・・穏便に・・






2階からスーツケースを持って

タヌキ娘が降りてきた。






たぬき娘: ま~ったく、この家族は

sarcasm(皮肉が強い冗談のこと)が

ぜっんぜん通じないんだから・・






・・・・・






(どれを皮肉な冗談と呼びたいの?

人のことをバカ呼ばわりすること?

理由も無くパンチすること?


それはsarcasmとは言わずに

単なる意地悪って言うのよ。)








帰る間際でなかったら

言い返していたかもしれない。










たぬき妻: sarcasmってあなた分かる?

あなたのダンナさんならきっと分かると思うけどね。









(#`-_ゝ-)ピキ









目 もちろん分かりますよ。





(でもウチでは子供の性悪を

sarcasmで片付けるようなことは

しませんけどね。)




はもちろん飲み込んだ。









あくまでも穏便に・・・










たぬき妻: とりあえず私たちに

お付き合いしてくれてありがとう。






(私たちがどれだけ辟易していたのか
分かって言ってるのだろうか?)





目 遠い所、来てくれてありがとう。









と一応言っておいた。









終わりよければすべてよし、だ。












私はずっとタヌキおやじを

毛嫌いしてきたけれど


その家族のすごさに

今回だけは彼の影がものすごく薄かった。







今回は家族に圧倒されて

嫌味の強い

オーストラリアなまりの英語を

ほとんど聞くことがなかったのだ。







それが帰り際に一言・・






















たぬきおやじ: じゃ、次回は8月の初めに来るから。
























Σ(□ ̄; )Σ(    ;)Σ( ; ̄□)Σ( ̄□ ̄;)




ハァ~? 今なんて・・?


















次回って・・





娘と二人でどこかへ行くべき?





それとも真っ向から闘うべき?










どちらがいいと思いますか・・

みなさま・・・・








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