一昨日、少し不思議な
事が起きた。

「世界仰天ニュース」
というテレビ番組でJR福知山
線事故が取り上げられていた
と知り、

今の私ならちゃんと
向き合える気がして大樹と
共に観てみることにした。


ちょうど愉快な仲間たちと
の忘年会を終え、ほろ酔い
状態で気分もとってもよくって。


その番組は、再現ドラマのような
感じで、2両目に乗っていた
私には到底知り得なかった他の両で
起きていたことが再現されていた。


スピード最重視で、数秒の
遅れも許さない組織のプレ
ッシャーから、

スピードをあげることで
何とか遅れを取り戻そうと必死に
なっていた運転手の青年。


最終的に、カーブ手前の
ブレーキをかけはじめなければ
いけないタイミングが大きく
遅れてしまい


すでにスピードが上がっていた
電車は猛スピードで脱線し
マンションにぶつかってしまった。


四両目に乗っていた大学生の
男の子は、事故以来ふさぎこみ、
大学へ行くことがなくなった。


自分はせっかく生き残ったのに、
亡くなった方に報いるような
生き方ができていないこと

生き残るべきだったのは
自分ではなく、亡くなった方
だったのでは?

そんな悲痛な心の叫びを
ブログに記し、事故から
三年半が経った時、自ら
死を選んだ。


自分が、限りなく死に近かった
あの日のことや

四両目の彼と全く同じ
心情を味わいながら
一秒一秒を過ごしていた、
事故から三年後の
頃の感覚が蘇り

みるみるうちに身体が
硬直していった。


見終えてから、しばらく
身体は硬直し続けて
いたけど、

大樹に今の気持ちを
全部話したことで

気持ちも落ちつき
身体も柔らかさを取り戻し
たので、その日は眠る
ことにした。


幸いよく眠れた。


朝起きたら、身体が重くて
重くて動かなくて、
心が底をついていた時と
同じように
ベッドから離れられなくなった。


気持ちは普通なのに
身体がすっかりあの日に戻っていた。


大樹が用意してくれた
朝ご飯を何とか終えて
今日のお仕事は全部キャンセル
させてもらい、

ソファで横になって
いた。


時折、涙が溢れ、
それを見たたいくんは、
ティッシュを取りに行き、
私の涙をふいて、心配そうに
私を見ていた。


結局、いつもより遅く
何とかたいくんを保育園に
送り届け、そこから母が
夕方来てくれるまで
の間、
ソファから一歩も動くことは
なかった。


気持ちはどん底ではなくて
動けるはずなのに、
身体が動こうとしない。


あの頃は
「動こうと思えば動けるはず
なのに、動こうとしない自分は
自堕落な人間で、

これまでそういう生き方
をしてきたから
今そのツケがまわって
きているんだ」
と動かない自分を責め続
けていた。


今日はもちろんそんな
ことはなくて、

やはり、意識的であれ
無意識的であれ、

身体の動きを作っている
のは「意識」なんだと
再確認していた。


今の私は、無意識レベルで
「動かない」ことを
選んでいるんだと。


何とか回した洗濯機が
終了の合図を告げても、
私は洗濯物を干そうとは
せず、

朝ご飯の途中だった、
中身が残ったお皿は
机の上にずっと置きっぱなし
だった。


こんな事は、主婦になって
初めての出来事だったけど、
正直どうでもよくなっていた。


死ぬ訳じゃないし、
どっちでもいいやと。
  

夕方、心配して飛んできてくれた
母とおしゃべりをしているうちに
私はようやく動きだし、

お昼から行っていなかった
トイレに行き、

再度洗い終えた洗濯物を、
ようやく干し始めた。


母とたいくんが、動きが
止まった空間と動きが
止まった私に、
再び動きを作り出してくれた
ようだった。


夕飯も人一倍もりもり食べ
たいくんとお風呂に入り
たいくんとともに
私も一緒に眠りについた。


二年前に宝塚に引っ越して
きてから、
こんな過ごし方をしたのは
初めてだった。


過去にはそんな毎日を
来る日も来る日も
繰り返していたっけ。


今日は、精神状態は至って普通で、
何度かクライアントさんや
友人と必要なやりとりを
電話やラインで何度か
したし

気力がないわけでもなく
自分を責めるわけでもなく
事故を思い出して、苦しく
なっているわけでもなかった。


でも、確かにあの当時の
身体の感覚がそこにあって

それゆえに目の前の現実が
変わっていた。


翌日少し寝坊をしたものの
朝からとても元気で
すっかり元の動きを取り戻して
いた。


大好きな仲間たちと会い、
これまでの事、今のこと、
これからの事、たくさん話して
生リース作りにも挑戦し、
満たされた一時を過ごした。


結局、今の私は丸一日ですっかり
元の自分を取り戻すことができた。


でも、もし私が
今回誰にも助けを求めなかったら
そうはいかなかったのかも
しれない。


困ったときや、辛いときに
それをありのままに言える
家族、仲間がいてくれる
ことがどれだけ大きな
力になっているだろう。


父、母、姉、妹、
大樹、たいくん、
友人たち、クライアントさんたち

みなが私をここに生かして
くれている。


いつも本音で話し合える仲間を
大切に大切にし
今を生ききるだけ。

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