皆さま、こんばんは。
Chizuです。
先週から始まった新しいグループクラス
「年々美しくなるカラダの使い方~
ピラティス入門~」
私のSNSと開催場所である
space-maruさんからのご案内のみ
だったにも関わらず、
多くの方にお越いただき
また継続の意志を固めて
くださった方も多く
本当に嬉しい限りです☆
↓レッスン風景
自分のカラダを知るためには、
まず今の自分のカラダを
感じてみること
今回は、より日常の生活でも
クラスで得た感覚を体感してもらい
やすいように、あえて立位で行うものを
多く入れてみました。
参加された皆さん、
本当に素敵な方ばかりです。
これからも皆さんが
レッスンにお越しくださるたびに
お会いできると思うと、わくわく。
そしてそんな素敵な皆さんと
6月末まで一緒にレッスンを
受けたいな♪
と思われる方は是非一度
レッスンにお越しくださいね^ ^
さて、今回のクラスでは
時間の都合上お話しできなかった
自分自身のこと、
なぜ自分がピラティスを続けているか、
また、どんなことを皆さまに
お伝えしていきたいかについて
書かせていただこうと思います。
私が特に大切にしたいカラダに
対する考え方は、
あなたのカラダは最後はあなた
しか守れないということ
また
あなたのカラダによい変化を
起こそうと思ったら
その変化を起こせるのは、まず
一番にあなた自身である
ということです。
そしてこの考え方は
私が自分自身が、大きな事故を経験し
そこから学んだことでもあります。
これから何度かにわけて
自分自身の過去を振り返りながら
それらについて書いて
いきたいと思います。
長くなりますが、心に余裕の
ある方は是非お付き合いください。
内容がちょっと重いので、
心が沈んでいる方は
読まない方がいいと思います。
13年前の26歳の時
当時OLをしていた私は
中之島にあるオフィスへ向かうため
JR東西線の北新地へ向かう
電車に乗っていて
JR福知山線の脱線事故に
遭いました。
後に、1両目と2両目に乗り合わせた乗客の
約半数がお亡くなりになったと知りました。
またその事故で、電車に乗り合わせた
乗員乗客合わせ107名の尊い命が
失われました。
その日、私はたまたまその電車に乗り、
2両目の真ん中あたりに座って
音楽を聴きながら、本を読んでいました。
ふと、視線を窓に向けた時には
列車はすでに信じられないくらい
速いスピードで走っていて
窓ガラスは一瞬で曇り、
小石のようなものがバチバチと
あたっていました。
次の瞬間、全身が浮くような
感覚があって
とっさに目をつむり、
死を覚悟しました。
しばらくして目があいた時、
あたり一面に
金属の焼けるようなにおいがし
機械のうなるような音が
聞こえていました。
そして自分がまだ生きていた事を
知りました。
私の身体にはぴったりと青年がくっついて
いて、顔の前に青年の髪の毛が当たって
いました。
全身は何かに
しっかりと挟まれていていました。
地面より割と高い位置にいるようで
左手は自分の胸の前で青年の身体との
間に挟まっていました。
右手と頭をぶらーんとさせて
そこから見える空と建物に
座ったまま放心状態でいる
男の子を見ていました。
何度か自力で脱出しようと
しましたが、カラダは
全く動きませんでした。
視界の先にいる男の子に
何度か「助けて」と
叫んでみましたが
叫ぶほどに自分のエネルギーが
消費し、このまま叫んでも
命をすり減らすだけだと思い
叫ぶのをやめました。
あとで聞くと、私が挟まっ
ていた場所では
何人もの人が何重にも重なっていて
私はその中にいたそうです。
そしてその中の多くの人は
息絶えていたそうです。
事故の瞬間、死を覚悟したけれど、
まだ自分は生きていた。
でもきっとそう長くはない
あと5時間くらいなら生きれる
んじゃないか
誰か、お願いだから助けに来て
朦朧とする意識の中で
そんな事を思っていました。
結果、自力で脱出した男性が
救助隊を呼んでくださったことで
私は奇跡的に助けられました。
関西労災病院に運ばれ、
応急処置を受け
その後大阪医療センターへと
運ばれました。
全身に傷を負い、顔は3倍くらいに
腫れ上がっていたそうです。
大腿骨が骨盤を突き上げ、
骨盤はパズルのようにバラバラに
折れ、左脚のすねから、
骨が皮膚を突き破っていました。
電車に挟まっている時に、
前にいる青年が
もがき苦しんで動き出し
私の肺を強く圧迫し、
死の危険を感じたので
咄嗟に左手で抵抗したのですが
その時の影響なのか
左手は3カ所折れていました。
ただ、全身を10数か所も
骨折したにも関わらず、
内臓の損傷を免れていました。
ふと気づいた時、
私は真っ白の布団を
かけられて天井を見ていました。
私の身体は右手の手首から
先だけがわずかに動き
他はどこも動かすことが
できませんでした。
駆けつけた家族に対面したとき、
涙と共に溢れ出た言葉を
今でも覚えています。
「私、絶対に頑張ってよくなるから。
助けられた命やから、
絶対に頑張って元に戻る!」
身体はボロボロで、
明日どうなるかさえ
わからない状態だったけど
何の根拠もなかったけど
「絶対に自分は元通りに戻る!」
という強い意志を持ち、
良くなってすっかり
元に戻っている自分の姿を
信じて疑いませんでした。
今、思うとこの瞬間から
私の身体の中の細胞は、
ものすごい速さで
修復しはじめたんだと思います。
そしてあの事故から13年経った今、
私はあの時の言葉通り
すっかり元に戻っています。
少し間違いを正すなら
元通りではありません。
事故の前よりさらに進化しています。
例え、傷が残っていても、後遺症がまだ
あっても、事故の前より今の身体が
好きです。
続きはまた書きます。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。
是非、LINE@にお友達登録してくださいね。割引クーポンプレゼント中!
クラスの日程のご案内・ご予約はこちらから
