次に予定してるカブの作業をいかに時短で仕上げるかで頭を捻っている今日この頃。皆さん整備してますか?


 年末だし時間が取りにくいのも悩ましいですが仕方ないですね。


 まぁ、要は作業してない訳です\(^o^)/


今、弄ってるカブはAA01で初のFIになったカブな訳ですが、バイクが進化するにつれて地味に変化したり消えてしまってる物もあるわけですよ。


有名どころではチョークレバーとかガソリンコックですよね。

これはFI化が大きな原因ですよね


そして地味に消えていってるもの、それは……


スプリングワッシャー!


 

 

ほんとに地味すぎて「あれ?最近あいつ見かけないな」ってぐらいの話です。


さらに地味な話をするとこのスプリングワッシャー、逆ネジ用ってのが存在します。


 

 

巻の方向が逆になってるのがわかりますか?


もし見かけたら激レアなので額縁に入れて飾っておいても良いかもしれません


昔はスプリングの力でネジにテンションをかけて緩みにくくするってのが通説でしたがそんな事はなかったって試験結果がこちら↓




1分55秒あたりですかね

耐える事なく割とあっさりって感じですよね

ネジが緩まない原理には軸力というとても大切なのに馴染みの薄い物が存在します。


https://www.ikekin.co.jp/column/3657/



広く浅くの知識では説明不足になるのでこちらのサイトで↑


要はボルトの軸が引っ張られて元に戻ろうとする力でボルトは締まってますよって事ですよね。


スプリングワッシャーはこの軸力を補助してるのと、ネジの緩み始めにバネ力で脱落までの時間を稼ごうって考えに基づいた使われ方が昔は主流でした。


あの形をみたら普通はそう考えますよね(^_^;)


しかし、軸力に対してスプリングの力が小さくあんまり意味がないのでは?って考えが最近は主流です(M8のボルトの許容最大軸力が23,000Nぐらいだそうです。もっと軸力の小さいネジなら効果あるのかも)



どちらかと言うと、切り欠きのエッジが締結物に食い込んで回りを止めてるって考えが正解だそうです。それも条件があります。締結物がばね座金より柔らかい物であるのが前提なんですよね。


当たり前ですね(~_~)


で、被締結物がスプリングワッシャーより柔らかいと緩めた時にどうなるかというと





抉れます(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠—⁠☆


もちろんボルト側も↓





抉れます(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠—⁠☆

きちんと回り止めの役割を果たしているのがわかりますね

工場プラントや現場の機械なんかだったらこれでも良いのでしょうが、バイクのように色んな物が見えてる趣味性の高い物になると、これを見たお客さまからクレームがきます。てか、来たことがあります。

そんな感じで最近はバイクからこのスプリングワッシャーが姿を消しつつあるのだと思います(どんな感じだよ)

むしろ座面を大きくとれるフランジボルトをよく見かけるようになったと思います


 

 

組み立ての時にデフォルトで入ってる物はそれで組み立てますが緩み止めとして追加で組み込む事はほぼ無いです。


あるとしたらネジが少しだけ長いのをどうにかしたい時ぐらいですね。


今の時代、ネジが緩まないようにしたいときは、やっぱりネジロック剤ですね




 

 




今年中に作業的な事を出来る日はあるかな?


それでは、君に幸あれ!