いやいや、久しぶりに映画を観てきましたよ。

6人のSMAP好きな奥さまについて行って


「オートレーサー森且行 約束のオーバル」


森選手はなんとなくオートレーサーに転向するときに騒ぎになってたのは記憶にある程度でオートレースに関しても無知だったのですが面白い映画でした


最初は声援が黄色い歓声一色だったのが時が経つにつれおっさんのダミ声が多くなっていくのが良かったですねぇ(´∀`*)ホッ

(当時黄色い歓声だった人達の歓声も低音寄りになってくのも良かった)


その映画の中でやっぱり気になるのはレースで使われてる車両ですね


ブログを書くにあたって手持ちの写真なんてないので今回は川口オートレース場さんのHPより写真をお借りしますm(_ _)m


https://www.kawaguchiauto.jp/howto/performance/



今回は文字ばかりで長いブログになりそう

(^_^;)


オートレースの車両はスズキ製のSEAR(セア)と言う車両です

Super Engine of Auto Raceを略してSEARだそうです


競技で使うバイクは選手の買取で一式でだいたい200万円ぐらいするそうです。そして整備も自分で一から十以上の事までするそうです(*_*;


映画でも整備するシーンが少し登場しますが森選手が他の選手にホイルASSYの交換を頼んでるシーンにはビックリしましたね

Σ(゚Д゚)

大事なマシンなんで絶対に他人には触らせないものかと思ってたので(^_^;)


上の川口オートレース場のリンクページに車体のあらましは載っていますが、観劇中もずっと思ってましたが面白い車両ですね(⁠•⁠‿⁠•⁠)


まずはどこまでのカスタムが許されてるのか仕事の合間などに少し調べたんですけど、ほとんどないですね(・・;)


フロントフォークがオイル式とスプリング式の2種類あって、スプリング式はいくつかのバネレートから選べるのとカブでもお馴染みのステアリングダンパーを使って減衰を付けれるぐらいで、エンジンパーツも全て供給品を使用しなくてはならず、組み方も指定どおりでさらに指定がある部分は検査官が立ち会いのもとで組み立てるみたいです。


エンジン部品の加工も駄目らしく公平な条件で競い合うのがルールみたいです。


じゃあなんで速さに差が出るのか?っていうとエンジンの組み立てというかメンテをするレーサーの腕と技術、それとライテクになるみたいですね。


特にライテクは大きいようです


セッティングに関してもウエイトは大きいみたいですけど、組み立てに関しては皆さんカツカツまで整備してるにも関わらずそこで差が出るのは、やっぱり部品に許容誤差が存在するので当たり部品が存在するようです


シティハンターで当たり拳銃の事を「One Of Thousand(ワン・オブ・サウザンド)」千丁に1丁ぐらいの割合で生産されるとんでもない精度の拳銃があるなんて言ってましたが、まさにそれ。


(↓ここでもボヤいてましたが純正部品の生産が海外になってからは特に部品の当たり外れが出るようになりました。その話はいずれまた)



当たり部品の話しのついでの話ですがタイヤも規格が決まっていて三角タイヤと呼ばれるダンロップさんのKR-73(タイヤサイズ 3.00-20-4PR)のみが使用されています。




新品タイヤでも使用前にレーサーがサンダーでラウンド形状を好みの形に整えたり、グルービングを掘り直したりして実走行で当たりをだしてからレースで使うようです。



それでですね、このタイヤもかなり製品誤差が無いように生産されてるようなんですが、それでも当たり外れがあるようです。

面白いのが車券を買う時の情報として選手がレースで使用するタイヤのロットナンバーを公開してるんですよね。

勝負タイヤなんてのもあるみたいです


ファンは「あのぶっちぎりのレースの時のタイヤだ!」とか思いながら車券を買うんでしょうね⁠


それと森選手が事故で脚の感覚がなくてステップを上手く踏めないって言ってた時のステップの形状をみてびっくり





鉄の板で足が外側に滑るのが前提で作られてる。

これで加重のコントロールしてるのか!?


驚きですね


左回りのオーバルコースなので左のステップの加重が大切なのは理解できます。


そして映画をみてる間ずっと気になって最大に悩んだパーツはこれ




なんでこんな所にハンドルが生えてるの?

最初は押しがけの時に使うのかと思ってましたが作中の押しがけシーンでは使ってないし、ましてレース中に右手は絶対に離せない。

いつ使うんだ?って思ってたんですが手で握る部品って考えがそもそも間違いだったんですよね。

この部品、「膝当て」って名前なんです
(-_-;)


つまりライディングスタイル的にはオフロードのようなスタイルなんですけど、車体に体をホールドさせれる場所がないのでこのバーに膝の上を当てて、クライミングで言う「ニーバー」みたいな感じで車体をホールドする為の部品なんですね

足で突っ張って使うので足をフレームの一部として使ってるんじゃないか?と思ったりもします


カブにも付けようかな?って一瞬思いました(^_^;)


こんな感じであらゆる所に考察しがいのある車両でスロットル一つとっても面白い↓




ハイテクにハイメカ満載のGPマシンとは違う興行専用に特化した設計の理由があってまだまだ掘り下げてみたいですね(^_^)

(ブレーキがないのは勝手なブレーキ操作で追突事故に繋がるってクレイジーな理由でブレーキが付いてないとか)


オートレースの上澄みを少し掬った程度の薄っぺらい知識と考察ですがオートレースへの興味を少しでも共有できれば幸いです


森選手ももう一度てっぺんに立って欲しいですね


それでは!君に幸あれ\(^o^)/