Yahoo!ニュースより。

 

「100%恐怖」汚染におびえる住民の戸惑い 有害なPFAS検出問題 被害の全容解明急ぐ 東広島市

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テレビ新広島

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広島ニュースTSS

東広島市の瀬野川周辺で有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」のうち有害とされる物質が高濃度で検出された問題です。見えない「汚染」におびえる住民の戸惑いをツイセキしました。

 【住民は】 Q健康被害は? 

「別に思わないが…調べたら腹にたまっているかもしれないですよね。何かが」 「100%恐怖。白菜を洗ったり不便でたまりません」 

東広島市八本松町の宗吉地区。 近くに上水道が通っていなかったことから、多くの住民が生活用水や農業用水として井戸水を活用しています。 【住民は】 「ここはだめよね、その水をまきよったんじゃけえ。柿の木は井戸水をやらないけど、ひょっとしたら土壌もどうなのか、分からないよね」 生活に密接な存在だった井戸水は1月下旬から飲むことが禁止されました。 発がん性の疑いもある「PFAS」の有害とされる物質が国の暫定指針値の最大300倍を検出されたためです。

 【五十川記者】 「これが井戸からくみとったばかりの水ですけれども、何か入っているのは当然分かりませんし、臭いがあるわけでもありません。危険だというのが分からないからこそ、よりどうしたらいいんだろうという戸惑いが大きくなるのではと感じます」 東広島市の高垣廣徳市長は6日の記者会見で、「汚染」の発生源の可能性について指摘しました。

 【東広島市・高垣廣徳 市長】 「弾薬庫の上下流において高いレベルの汚染が発見されていますので、井戸の飲料水を使っている人々は突然の話だと思う、そういう意味でいうと災害と同じようなことが起きたと」 

八本松町に広がるアメリカ軍の川上弾薬庫。 市と県は国を通じて一般的に「PFAS」が含まれる「泡消火剤」の使用状況などを公表するよう求めました。 これに対しアメリカ軍は一部回答し、「これまでいかなる消火活動や訓練でも泡消火剤を使用したことがない」などとする一方、「2020年におよそ8300リットルを処分した」としました。

 瀬野川沿いの広範囲で宗吉地区を筆頭に異常な値が確認されているものの発生源を断定できないため、被害の全容もつかめていません。 

【五十川記者】 「山に囲まれた場所にアメリカ軍の川上弾薬庫があります。塀の外にいますと非常に静かですし、何をしている施設か分からないほどです。その目と鼻の先に住宅側があるという位置関係です」 市では、定期的に飲料水を各世帯に運び対応していますが…。

 【住民は】 「ここにちょうど5ケースを置いたんですよ。ここで出してもあそこ(台所)まで持っていくのがしんどいじゃないですか、結構重いから。結構難儀ですよ」 弾薬庫から100メートルしか離れていない住宅では不便な生活が続いていました。

 【住民は】 「(井戸水の蛇口を)ついひねるじゃないですか癖で。わ、と思って野菜を洗っていて…いけないと思って洗い直す」 市は安全な生活用水の供給のため、住宅に面した道路から上水道を敷設するための工事費用を一部を負担しようとしていますが、住民からは困惑の声も出ています。 【住民は】 「実費とか結論が出ていないから、持ち帰って云々と市役所の人が言っているが困るんですよね。やってもらわないと」 「(上水道は)そこまで来ている。(行政側が)水道なら水道を早くつけてくれたらいいんだけどね」 早ければ、今月下旬から井戸水の汚染が確認された地域住民などを対象に血液検査や尿検査など無償の健康診断が実施される予定です。

広島ニュースTSS

 

以上、転載。

このニュースは観ていました。

ひどい話です。

状況からして、米軍の弾薬庫が原因しか考えれない。

しかし日本側に米軍基地の調査・捜査権はない。

東広島市長は「災害」と表現した。

あたかも自然災害かのような印象を与える。

日米安保体制、地位協定の不平等性の結果と言うべきだ。

8300リットルを処分した」

おそらく、基地内で“処分”したのだろう。

 

東広島市の職員が、ペットボトルを各個に配布しているという。

洗濯や風呂にも不安が残る。

はたしてどう決着するだろうか。

ここからの税収入(基地にかかわる交付金)もあるだろう。

住民の泣き寝入り、税金による“補償”になるのだろうか。

田圃や畑も心配だ。