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石川逸子さんによる詩の朗読とお話と座談会「天皇制の下に生きて―近代日本の闇―」

 

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597 回視聴 • 2021/09/28

天皇制についての集会 石川逸子さんによる詩の朗読とお話し
 日時 2021年9月25日(土) 朗読とお話し 石川逸子さん 
 主催 正義と平和協議会改憲対策部会
 詩人の石川逸子さんの詩の朗読を聴き、近代日本の歴史のうちに根を張る天皇制の問題について考えます。
 1 時を支配されている私たち
 2 政権奪取と維持のために考案された天皇制 
 3 アジアの占領地で
 4 私の子ども時代
 5 聖域の効力と現在(不敬罪は消えたが菊タブ-は残る)
 6 外国人排除の思想 詩<かすかな悲鳴> 
★資料は以下からダウンロードできます。
 資料①:天皇制下に生きてー近代の闇 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-co... 
資料②詩:テンノウヘイカバンザイ / 一枚の地図 / 大津島 / かすかな悲鳴 https://www.jccjp.org/wordpress/wp-co... 
★石川逸子さん紹介 1933年、東京都生まれ。お茶の水女子大学史学科卒業。中学校教員を務めながら詩作を行い、1961年に詩集『狼・私たち』で第11回H氏賞を受賞。1986年、詩集『千鳥ケ淵へ行きましたか』で第11回地球賞を受賞。2011年、第15回女性文化賞受賞。 1982年から29年にわたって、季刊ミニコミ誌「ヒロシマ・ナガサキを考える」全100号を発行した。原爆や従軍慰安婦問題をテーマとする。 
★石川逸子さんの詩集・著作 もっと生きていたかった: 風の伝言  2021(一葉社) オサヒト覚え書き追跡篇: 台湾・朝鮮・琉球へと 2019年(一葉社) オサヒト覚え書き―亡霊が語る明治維新の影  2008年(一葉社) 新編 石川逸子詩集 (新・日本現代詩文庫117)  2014年(土曜美術社出版販売) 日本軍「慰安婦」にされた少女たち (岩波ジュニア新書)   2013年 千鳥ケ淵へ行きましたか―石川逸子詩集 2005年(影書房) 「日本の戦争」と詩人たち  2004(影書房) 詩集 砕かれた花たちへのレクイエム 単行本 1994年(花神社) 詩集 ゆれる木槿花(ムグンファ) 単行本  1991年(花神社) 無名戦没者たちの声―千鳥ヶ淵と昭和 (岩波ブックレット) 1989年 他
 
 
「レイバーネット」より転載
 

詩人の石川逸子さんが抗議の詩「6名」を発表しました。

 

「6名」 石川逸子

 

日本学術会議が推した新会員中 6名を

任命拒否し 抗議も無視する 菅首相

 

6名とも 最近の国の政策に異議を唱えたひとたちです

かつて戦争協力したことへの反省から

誕生した学術会議

任命拒否は

その昔に戻すぞ との

わたしたち人民への明らかな果たし状ではありませんか

 

特定秘密保護法 

安全保障関連法

名護市辺野古の米軍基地建設

「共謀罪」を含む改正組織処罰法

これらに反対する学者の呼びかけ人

あるいは賛同人になった学者

抗議の声明を発した学者

国会の参考人質疑で批判した学者

 

政府の意のままに 学術会議を従わせ

アメリカの忠実な僕となって

軍事研究を行わせたいために

従わないものは 冷酷にバッサリ斬る

 

かたや 携帯の値下げ 不妊治療への賛助

若者たち 女性たち へ 媚びを売れば

支持率は上がる 何ほどのこともないわ と

高をくくられるほど

わたしたちは 愚かで無力だと思われているのでは?

 

6名は きっと あなたであり

わたしなのです

わたしたちの首を絞める 手が

すぐそこまで スウッと伸びてきています