とっても穏やかな性格の愛おしいパートナーだった彼。
余りにも可愛くなってしまい離れがたくなったほど。
人間で例えたなら80歳位の年齢だから大分おジイですが、ドンと構えていて
乗っている間もとっても呼吸が合ったような安心感がありました♡
馬とは不思議な存在で、こちらの様子をすべて見通しているような繊細な感覚で
乗るものの状態をくまなく理解している。
こちらが荒々しい状態ならば興奮してしまうし、
安心していたなら同じものを見つめて代わりに目となって足となってくれる
ような一体感を感じるといってもいいような心地よさを感じる!
今回のプチ旅で楽しみにいていたもう一つのことは乗馬”でした。
かなり久しぶりになりましたが、エステよりも実はこちらが一番の
お楽しみごとだったといってもいいくらい。
うちの父方の曽祖父は鍛冶屋でしたので、
それこそ馬の馬蹄、鞍、蹄鉄、鐙なども作っていたこともあり、
(私の祖父は早く亡くなってしまいましたが)馬とかなり密接で、
とってもお洒落で(きっとおしゃれ好きはこの人からの影響です)乗馬がと~っても上手でした。
その姿に祖母が惚れ惚れしたという話も時々聞きながら・・
スキーも水泳も得意で、、いちいちマイウエアを作っていたくらい・・
着るものにも相当こだわった人でした。
そんな事もあってかなのか?何となく馬と自分がすごく遠いところにないような感覚が
幼いところからずっとありました。
馬の走る姿もこれまた美しくて素敵ですが、乗るのはまた別格。
インナーマッスルが鍛えられる感覚ももちろんですが、久しぶりなので
ちょっとドキドキしつつ、真摯な気持ちで、乗らせてもらいました。
ずいぶん落ち着いている様子がこのお馬の頭の角度からも分かります。
安心しているとき、落ち着いているとき馬は頭を下げて歩くので
(歩き止めるときやまた動かす瞬間は変化しますが)
サポートしてくださった乗馬クラブの先生にも嬉しいお褒めの言葉が♡
振り落とされなくてよかった笑
めちゃくちゃ真剣に乗っています笑。
自分でみてみると可笑しいです。
こちらは私が乗ったおジイよりも若い2頭。
おジイに人参をあげようとしているのをじ~~~~と見ています。
『俺たちにもくれるよなあ?』という目線を感じて
この2頭にも分けてあげましたが私の乗ったおジイはそんなときも
かなり大人の風格で怒って泣いたりもしない、素敵!!
思わず、この旅で離れがたいような気持ちになってしまい幾度か乗らせて
貰いながら、、
しばらくぶりの乗馬に緊張感もあったようで数日は内股が筋肉痛になっていました、笑。
トレーニング時にも指摘されている内股筋の弱さがこういうとき露呈しますが・・
それも含めて素敵な思い出となりました。
この恰好をするとやっぱり上がります!!靴の形は少し不似合いだけど・・
もっとオスカルみたいに乗りこなしたいけれどね♪
また時間を創って逢いに行こう、っと。愛しのおジイに♡