中1英語 教科書分析② | 教科別専門教室FiveSchools OFFICIAL BLOG

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佐藤です。

前回に引き続き、英語の学習指導要領を詳しく見ていきます。

 

まずは学習指導要領の変更点についてです。

中学校の新しいカリキュラムには、小学校に移動した文法事項や文構造があると同時に、高校から降りてきた文法事項などもあります。

 

小学校へ移動した学習事項

・アルファベットの大文字・小文字

・終止符、疑問符、コンマ

・活用頻度の高い基本的な連語、慣用表現 (例) get up/ Excuse me. /I see.

・単文

単文:[主部+述部]を1つだけ持ち、節を含まない文

重文:単文が等位接続詞 (and, but, or, for など) によって、対等な関係で結ばれている文

複文:[主語+述語]を含む節が2つ以上あり、主節と従属節からなる文

・平叙文(肯定・否定)

・命令文(肯定・否定)

・疑問文(動詞や助動詞 can, do から始まるもの)

・疑問文(疑問詞 how, what, when, where, who, why から始まるもの)

(⇒中学で扱われるのは、助動詞 may, will や疑問詞 which, whose から始まる疑問文やorを含む疑問文)

・文構造

SV

SVCのうち、S+ be動詞+ 名詞/代名詞/形容詞

SVOのうち、SV+名詞/代名詞

 

授業の方法についてです。

小学校3,4年次では、年間35時間(週1コマ程度)の授業で「聞く・話す」能力を養うこととされています。また、5,6年次ではアルファベットの習得や文構造の把握など、「読む・書く」力をつけるべく、年間70時間(週2コマ程度)の授業を行うと定められています。

 

旧学習指導要領では、5,6年生に外国語「活動」の時間がありました。新学習指導要領では、外国語「活動」は3,4年生が行うものとされ、5,6年次の英語は、成績評価が伴う教科になりました。

 

英会話のような習い事をしていなかった児童でも、英語を学び始める時期が早まったということになりますね。

 

では、高校から降りてくるなどして中学生の学習範囲に追加された事項を見ていきましょう。

 

<追加されたもの>

・助動詞willで始まる疑問文

・基本的な感嘆文

・文構造

SVOOのうち、SVO+ that, what などで始まる節(高校より)

SVOCのうち、SVO+原型不定詞(高校)

S+ be動詞+形容詞+ thatで始まる節

・接続詞

・助動詞

・前置詞

・現在完了進行形(高校)

・基本的な仮定法(高校)

 

高校から降りてきた文法は3年生の教科書で扱われます。1年生のうちから出てくるのは前置詞と接続詞くらいですが、接続詞も2年生で教科書のトピックとして扱われます。1年生ではあまり本格的に勉強するという訳ではないのかもしれません。

 

変更点はもう一つあるのですが、それは次回紹介することにします。

 

今日の1枚

 

JR小樽駅から5分ほど歩いたところにある、1cafeというお店です。

ガトーショコラがしっとり濃厚で美味しかったのですが、コーヒーもとても美味しかったです。ブラックが苦手な人でも飲めそう。

こじんまりとしたお店なので混む時間帯もあるかもしれませんが、小樽観光の際にはぜひ!

 

2月の前半に行ったので、ちょうど雪あかりの路の開催時期でした。

 

 

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