前回に引き続き、竹谷の受験体験記です。
3年生になってからは、学校から受験対策プリントなどが配布され、学校の勉強がそのまま受験勉強になっていたので、必死でそのプリントをこなしたり、参考書の問題、過去問をひたすら解いてなんとか模試の判定が上がるように喰らいついていました。
そんなこんなでこれまでの遅れを取り戻すべくとにかくたくさん勉強して、前期は北大の水産学部、後期も北大の水産学部で出願しました。私立大学には出願しませんでした。
後期もなんで北大水産?と思う人がいると思いますが、これは当時の私がどうしても樽商に行きたくなかったからです。
(当時の私は、そこまで成績が良くなかったのに、絶対理系!絶対北大!という強い謎思想を持っていました.....今は樽商という大学が好きで通わせてもらっています)
体調が優れずに学校に行けなかった期間もあるので、受験前から浪人する覚悟は少ししていたのですが、前期後期どちらも不合格で、そこから私は自宅浪人という選択肢を選びます。
2回目の受験は自宅浪人として挑んだのですが、自宅浪人は恐ろしいです。誰も何も決めてくれません。自分で今日何をするか、時間の配分はどうするか、何の教材を使うか、明日何をするか、その何もかもを決めなければなりません。
ですが逆に言えば、自宅浪人はとても自由です。
この自由さは親の理解があってこそ存在するものですが、自分で今日何をするか決められて、休憩をいつ取るかも決められます。
私にはこの宅浪の自由さがとても合っていました。不合格の春から一か月程度、心身の療養期間をとり、そこからは、親に対する罪悪感と、受験への焦燥感と闘いながら、無我夢中で勉強していました。
(この記事を見て自宅浪人いいじゃん!とか思っちゃだめですよ!)
自宅浪人している間はとにかく時間がたくさんあります。高校時代ボーっと過ごしてきた私は、ここでようやく進路について深く考えることになります。
理系は就活に困らないといっても、私みたいな無能な理系は就活に困るだろうとか。
気象について勉強して、研究者になっている自分なんて想像できないし、じゃあ自分はどこに就職してどんな仕事をするんだろうとか。
とにかく色々なことを勉強しながら考えました。
考えているうちに、あれなんで私理系なんだろう? とか、私は気象学を学びたいから理系なんじゃなくて、理系なら気象学を学びたいっていうだけなんじゃないか? とかの疑問でいっぱいになってきました。
その結果、私に染みついていた絶対理系じゃなきゃだめ! という思想は無事消えて、文系の大学についてちゃんと調べるようになりました。
道外の大学は諸事情で受けられなかったので、当時の自分のレベルと、自分がどれぐらい頑張れそうかの程度と合わせて考えて、志望校を小樽商科大学に変更しました。
これが、まさかの浪人生の10月です。遅すぎます...
↓高校生時代の修学旅行の写真です!失って初めて気づく大切さってありますよね...。
(つづく)
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