昨日の英語に続き、今日は国語学テCの感想です。
大問1(俳句、随筆)
1948年愛知県丹羽郡古知野町(現・江南市)に生まれる。1974年12月「地表」同人となり、小川双々子に師事。現代俳句協会評議員。黎明俳壇選者。鈴木しづ子顕彰会「いのちの俳句大会」選者。鈴木しづ子顕彰記念事業「全国大学生俳句選手権大会」審査員。
大問2(小説)
1960年豊田市生まれ。松平高校から名古屋芸術大学へ。処女作「泣けない魚たち」で第11回坪田譲治文学賞・第6回椋鳩十児童文学賞をダブル受賞、「オタマジャクシのうんどうかい」で第14回ひろすけ童話賞を受賞した。小学館のアウトドア雑誌「BE-PAL」で、阿部夏丸責任編集「月刊雑魚釣りニュース」を10年担当している。執筆活動のかたわら「川遊びのワークショップ」や「講演会」も多数行う。大人から子供まで楽しめる川と生き物の話は氏の人柄によるところが大きい。生まれ育った矢作川を愛し、矢作川水族館(流域グループ)の館長を務める。豊田市畝部東町在住。
大問3(古文)
出典:本居宣長「玉勝間」
本居 宣長は、江戸時代の国学者、医師。名は栄貞。本姓は平氏。通称は、はじめ弥四郎、のち健蔵。号は芝蘭、瞬庵、春庵。自宅の鈴屋にて門人を集め講義をしたことから鈴屋大人と呼ばれた。また、荷田春満、賀茂真淵、平田篤胤とともに「国学の四大人」の一人とされる。伊勢松坂の豪商・小津家の出身である。
またしても拙著「古文単語速読マスター500」から的中。
まぁ「古文単語速読マスター500」は中学~高校1年レベルの古文のスタンダード・ナンバーをかき集めて作った本なので、そこから高校入試問題が出るのは当たり前といえば当たり前の話です。
全訳(古文単語速読マスター500より引用)
私が古典を解釈するときに、先生の説と違うことが多く、先生の説に良くない点があるのを見抜いて言うことも多かったのを、全くあってはならないことだと思う人が多いようだが、このことはつまり私の先生の意向であって、いつも(先生に)教えられたことは、「あとで良い考えが出てきたとしたら、必ずしも師匠の説と違うからと言って遠慮してはならない」と教えられた。これはとても立派な考えであって、私の先生がとても優れていらっしゃることの一つである。
問4は何なの……?
知識として一般的な中学生が知っているわけはないし、文脈解釈なら別にアでも筋は通るじゃないですか。
出題意図がわからない。
大問4(評論)
出典:広田照幸「学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか」
日本大学文理学部教授。1959年、広島県東城町(現庄原市)生まれ。南山大学助教授、東京大学教授などを経て、現職。幅広く近現代の教育を研究しながら、現代の教育改革についても考察を進めている。著書に『日本人のしつけは衰退したか』(講談社)、『陸軍将校の教育社会史』(世織書房、サントリー学芸賞)、『思考のフロンティア 教育』(岩波書店)、『格差・秩序不安と教育』(世織書房)、『教育は何をなすべきか―能力・職業・市民―』(岩波書店)など多数。
問1
問題としては別にいいのですが、わたしが生徒から入手した模範解答が、すべて「トメ・ハネ」を強調して示されているのが気になります。
「トメ・ハネ」はあくまでも一つの例、一つの考えにすぎず、「トメ・ハネ」が違うと言って✕にするのは採点としてNGです。
問4と問5は、まったく同じことを2回聞いているように見えます。
問5のほうの採点基準ってどうなっているのでしょうか。
問4と同じように
「自分が何をしたいのか」を探すこと
と書いても何も問題ないですよね。
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