3日目(最終日)旭川
生田原から旭川に向かう途中、列車の窓から真横に降る雪を見たときは気が遠くなりましたが、当の旭川は曇ってはいたものの雨も降っておらず心底ほっとしました。
文字通り天が味方してくれたようです。
北海道旭川美術館
「世界が絶賛した浮世絵師 北斎展 ―師とその弟子たち―」
以前ブログで紹介した旭川美術館にまた行ってきました。
今回は浮世絵師・葛飾北斎の展覧会です。
・代表作紹介
当時の様々な地域から見た富士山の風景画集です。
三十六景なので計36枚の絵だと思うじゃないですか。46枚あるんですよね。
実際、最初に出版された際は36枚だったそうですが、人気が出て滅茶苦茶売れたことから追加出版が決まった際に10枚増やすことになったそうです。
(ちなみに追加された10枚のことは「裏不二」と呼ばれているんだとか)
他にも「北斎漫画」や妖怪画、北斎本人だけでなくその弟子達や北斎の作品に影響を受けた海外の画家アンリ・リヴィエールの作品など、たくさんの絵が展示されていました。
筆で描いたのが信じられないほどシャープな線で細部まで描かれた繊細な描写と藍色を主体として様々な色を使いつつもすっきりとした色彩を間近で見られてとても充実した時間を過ごすことができました。
旭川には可愛い喫茶店がたくさんあるのですが、中でもお気に入り2店を最後に紹介します。
夜のカフェ。これ家か大学の近くにあってほしかったな~!って思った喫茶店。
休み時間とかにまったりしに行きたい。
店内がとてもお洒落で、本がたくさん用意されていてちょっとした図書館みたいに利用することもできます。
今回は「和栗のアフォガード」を注文しました。
グラスの中に和栗のグラッセとアイスクリーム、チョコパイが入っていて、その上にアツアツのエスプレッソをかけて食べるスイーツ。和栗の渋みと甘さにエスプレッソの奥深い苦みが合わさってとても美味しかったです。
駅前の通りを数分歩いたらある喫茶店。行ってから知ったのですが、旭川で最古の喫茶店なんだとか。
中でもおすすめなのが「鉄板焼きふわふわリコッタパンケーキ(バナナ・ハニーナッツバター・生クリーム・メイプルシロップ付き)」
生地に入っているチーズのコクと塩気がバナナや生クリーム、メイプルシロップの甘みを引き立てていて個人的に今まで食べた中で一番好きなパンケーキです。
(食べた中でと言えるほどパンケーキ屋に行っているわけではないですが)
食感は軽く、焼き目がパリっとしていてぺろりと食べてしまいました。
一緒に頼んだグァテマラコーヒーの中煎りも程よい苦みと酸味がパンケーキに合っていてとても美味しかったです。
(↑のオンラインショップでコーヒー豆の購入ができますのでよろしければ是非)
以上、道内三か所を巡った旅行でした。
正直どこもかなり遠く、交通が不便なところもあるので気軽に行ってみてとは言えませんが、今回紹介したお店や展示場は観て損はないので、何かで近くを通った際は是非足を運んでみてください。
ではでは。
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