ある地方都市で起きた連続爆破事件の犯人が割り出されるとこで物語がはじまる。
警察がアジトを急襲すると犯人は謎の男ともみあっている。
犯人は逃亡し警察は謎の男のみ逮捕するが、男「鈴木一郎」の言動はどこか奇妙で精神鑑定を受けさせるため病院に送られる。
以後、鈴木を担当することになった医師は彼が何者なのか探っていく。
そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。
江戸川乱歩賞受賞作。
自閉症で感情が理解できない人が大人になり、歪んだまま殺人をきっかけに自我が形成したらどうなるか?というお話。
前半はおもしろかったのに、後半広がりをみせないのが残念。
登場人物それぞれ個性があっておもしろいキャラクターなのに、その場限りで終わってしまい、もったいない。
「脳男」というタイトルはとってもいいと思います。
人間を人間としているのは、脳なのか?感情なのか?