徒然に書いているブログになってきつつあります。
なぜかというと、親の学習能力がないことに気づき、
今更つぶつぶの料理法を教えても、もうできないと
わかったからです。
つまり、親がつぶつぶの食生活を始めることを、
諦めたのでした(あっさり)。
今回は、日本に5か月も滞在するとあって、普段の
里帰りではできなことを、いろいろやっています。
つぶつぶの料理教室に通うこともそうですが、
高校時代の同窓会とか、東京の街歩きツアーに
参加するとか。
初めての街歩きツアーは、「吉原」でした。
女性ばかり5人が参加した、内容盛りだくさんのツアー
でした。
南千住が集合場所で、処刑場跡(橋本佐内、吉田松陰
墓)から始まり、あしたのジョーや巨人の星のゆかりの地
を踏み、吉原へ入り、おおとり神社(漢字が変換されない)
や一葉資料館を横目に、最後は投げ込み寺へ参拝。
その流れで、今『「江戸」を楽しむ』を手に取っています。
江戸時代の庶民の暮らし、社会制度などが事細かに
記された本ですが、中でも教師として興味を持ったのは、
寺子屋の話です。
寺子屋は、私塾です。
授業料は親が出し、子どもの学力に合わせて教えるので、
内容は子どもによってバラバラだった。机まで各自持参。
机に傷をつける子、落書きをする子、ふざける子も大勢いた。
しかし、線香と水を入れた茶碗を持たせて立たせるという
お仕置きをし、体罰はしなかった。
明治になって学校制度ができ、一斉に同じことを多くの子に
教えることや、数十年前まで体罰が公然と行われていた
ことを考えると、やっぱり学校の目的は、一律に国家の駒と
なって動く人材を育てること、だったんでしょうね。