From:松浦 裕亮
某海賊の王様になりたい、麦わら帽子をかぶった青年が仲間と共に大冒険を繰り広げる国民的マンガ、アニメがありますが、ご存じでしょうか?
その物語の中に出てくる概念に“覇気”というものがあります。
何でもその覇気というのは攻撃の威力を高めたり、敵の気配を察知したり、周囲の人間を威圧感をもって威嚇して手も触れずに気絶させたりと、万能すぎる力のことを指すようです。
相変わらずのスゲェ覇気が周囲のザコたちの意識を吹っ飛ばします。
よくマンガを読んでいる中年の作品・用語解説ではありません。
なんと現実世界にもこの“覇気”が存在しているようなのです!
ある日のこと
中学生の授業をしていると、ある男の子が私に向かって、
「先生の覇王色の覇気が強すぎて、近寄れないっす」
は?何言ってんだ??
俺はシャン〇スでも〇フィでもないから!
おら、さっさとやれ
「いやそれっすよー
先生の覇気がだだもれで怖い~」
怖い…だと?
(う…なんか前にもこんなこと言われながらいじり倒された記憶が…)
また別の日のこと
小学生女子たちの授業冒頭、あいさつからスタートしていた際に、
おーす、こんにちはー!
さぁて、今日も勉強しましょうか
「あー魔王がキターーー」
あの…魔王とは??
「先生の威圧感というか覇気がすごすぎて、怖いんですもんっ!!」
(また出た…俺そんなに怖いのかね~?いや、思い当たる節はあるけれども…)
いやいやお嬢さん方、そんなことないっすよ
見た目を言われちゃどうしようもないけれども、私はすべての生徒たちに慈愛の心を持ったただの塾の先生ですよ
「えーウソだー笑」
どうやら私は生粋の覇気使いのようです…
べつに威圧しているわけでも何でもないんだけどなぁ…
ただ、締めるところは締めて、緩めるところは緩めて楽しくやっているのだが…
そりゃあね、たまにはガッと注意したり、熱く指導したりってのはあるよ?
でも、それは必要なことでしょうよ…
とか何とかの葛藤もありつつ笑
もういっそのこと、海賊みたいな格好して覇気をばらまくキャラを演じてしまおうかな
ま、そういういじりは美味しくいただいて、ありがたく調理させてもらった上で、楽しませて差し上げますよ
実写版海賊王の松浦からは以上です。