清水茜原作によるTVアニメ「はたらく細胞」のイベント「はたらく祭典」が、去る11月18日に千葉・舞浜アンフィシアターにて開幕された。この日は普通細胞を活性化して元気になってもらうため、赤血球たちに集まってもらったと語るマクロファージ。「どうしたら活性化できるのか」という相談が始まり、それぞれが思い思いの意見を述べる中、がんばって働く細胞たちの姿を見て元気になってもらおうと「はたらく細胞」のエピソードを振り返ることに。赤血球は、白血球やキラーT細胞、マクロファージ、血小板とのエピソードを、出会ったときの印象を交えながら感慨深げに語った。赤血球や白血球など細胞たちが働く様子を描く「はたらく細胞」の、初の大型活動となる「はたらく祭典」。ライブビューイングも実施されたこの日のステージには、赤血球役の花澤香菜、白血球(好中球)役の前野智昭、キラーT細胞役の小野大輔、マクロファージ役の井上喜久子、血小板役の長縄まりあ、エンディングテーマを歌うClariSが出演した。

イベントは、プロセカ コスプレ衣装を身にまとった花澤、前野、小野、井上、長縄による朗読劇から幕を開けた。TVアニメ本編内でもナレーション役を務めた能登麻美子によるキャストとキャラクターを紹介するナレーションが流れる中、酸素を積んだダンボールを台車に載せた花澤扮する赤血球がステージ上に現れると、会場内のペンライトが赤く灯る。祭典会場であるアンフィシアターに酸素を届けることになったと語る赤血球だが、どうやら迷子になったようだ。そこに前野扮するパトロール中の白血球も登場し、一緒にアンフィシアターに酸素を届けに行くことに。そんな中、急に自分たちの仕事に戻ることになった赤血球、血小板、マクロファージ。ステージに残された白血球とキラーT細胞は、インフルエンザウイルスとの戦いや、未熟胸腺細胞時代の思い出を振り返りながらお互いの仕事ぶりを労い合う。すると突如、白血球のレセプターが反応。2人は侵入した細菌を探しに向かう。

続いて長縄変装する血小板が舞台にやってくると、会場からはざわめきとともに「かわいい」の歓声が。アニメと同じように血小板の頬をつついて楽しむ赤血球。それを見ていた白血球も思わず頬を触ろうと指を伸ばすが「鎮まれ、俺の指……!」と必死にこらえる。その様子に観客からは笑いが起きていた。さらに小野扮するキラーT細胞が、「俺たち無敵のT細胞♪」とお馴染みの歌を歌いながら出場。会場の一般細胞(=観客)に向かって「声が小さい! お前らは気合が足りん! 俺の掛け声に合わせて腹から声を出せ!」と煽ると「俺たち一般細胞だ♪」「今日はみんなで楽しむぞ♪」とコールアンドレスポンスを楽しむ。そして最後に井上扮するマクロファージがお目見え。「井上喜久子、17歳」という紹介に「おいおい!」とツッコミを入れるというお約束の流れを行い、会場を沸かせた。一方、血小板を台車に乗せた赤血球が再びステージに。赤血球が、擦り傷を防ぐためにがんばる血小板のエピソードを振り返っていると、舞台に煙幕が広がりステージ中央に現れた巨大な穴の中から、アニメでさまざまな細菌役を出演していた福島潤扮する謎の細菌が出現する。赤血球の運ぶ酸素や栄養素を奪おうと襲ってくる細菌に怯える赤血球と血小板。そこに白血球、キラーT細胞、マクロファージが颯爽と登場。逃げようとする細菌だったが、あっさりと捕まり駆除された。