カルチャーショック | eri's blog

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海とアロマ 犬と娘 バリと日本の暮らしを綴っていきます


ガンルガンのブログから随分とご無沙汰してしまいました。

あれから色々なことがありました。



~ウェストジャワへのトリップ~

Batukarasというジョグジャから車で10時間!!

(何故なら30年くらい昔の車なのではないだろうか・・・

とても古い車。そして道が悪い)

もかかるレギュラー波のビーチに3日滞在し、

久しぶりの波乗り、そしてめりは初の波乗り。

それからジョグジャに1泊して古き街を散策。



旅から戻るとやはりバリの太陽が一番落ち着く。

少しずつではあるけれど

この島に自分の居場所を見つけていることに気がつく。




生活が日常に戻り、

事件発生。




「あれ?クローゼットにしまっておいた日本から持ってきたお金がない」

「日本に置いてきたんだっけ??」

「いやいや、このバッグにしまったはず」

「え、でも何も入っていない」


自問自答の繰り返し。



「もしかして・・・」



そうなんです、盗まれたんです!!

しかも、チュチ(家政婦)に!!



ジャワ島からバリ島に出稼ぎに来ているとても眼つきの悪い人。

人って雰囲気や眼つきに人格が表れるものなのですね。

私はめりを一度もその人に抱かせたことがありません。



事件の前日に財布のお金も足りないことに気がついて

チュチが怪しいことをコプリンに告げる。


次の日の朝には隣のお兄さん(このチュチの雇い主)に

今日いっぱいで辞めさせてもほしいと伝え、

私達は近所のおばあちゃんの家に出掛けた。



程なくして家に戻るとチュチが見当たらない。



そして寝室を空けると

薄暗闇の部屋の片隅にそのチュチが固まっている・・・。


用心のために寝室の鍵を掛けて出掛けたはずなのに、

どうして部屋の中にいるのだろうか??


部屋の窓を見てみると壁に着いた足跡。

小窓から侵入したのだ。


間一髪、お金には手をつけられていない。

でも、これで私のお金がなくなっている理由がほぼ判明したはず。


なのに、なのに、

コプリンもコプリン兄も

コソコソと話をするだけでチュチを責める様子もない。


どうするのか様子を伺っていると

いつもの日常に戻ってしまう。

そして、彼らはバンジャール(村の自治体、組合みたいなもの)

の集まりに出掛けてしまった。


残された私とめり。

言葉もままならず、彼女と話にもならない。


そして、彼らが戻ってくる頃には

コプリン兄の50,000ルピー(600円くらい)

も持ち逃げして、ドロン。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


私の怒りは爆発です。

泥棒をただただ逃がすお人好し加減も程ほどにしてほしいと。


そこから2日に渡り

激しい夫婦喧嘩が・・・(笑)





ここインドネシアは発展途上国。

その中でもバリ島はとても豊かな島で

貧しい他の島の人々が仕事を求めて

バリに出稼ぎにやって来る。


インドネシアは世界最大のイスラム国家で

もうすぐイスラム教の新年がやってくるために

出稼ぎの人たちは里帰りをする。


そして、この時期はとても泥棒が多くなるそう。



お金がなければ、里帰りも出来ない。

家に帰るのに家族にお土産や渡すお金がないのはとても寂しいこと。


そこでどうするかというと・・・

「泥棒する」ということになるようなんです。



ただ逃げられただけでは心が晴れないので

警察に通報するべきだと伝えると、

みんなにやめたほうがいいと言われる。


泥棒に入られたのに警察に通報しない方がいい理由が分からない。

私の頭は???。



何故なら、警察は必ずその泥棒を見つけてくれるだろうけど、

最後に盗まれた分と同じくらいのお金を警察に請求されるからだそう。


ますます私の頭は???????。



日本では、警察がお金(裏金)を請求するなんてありえない話ですよね。

でも、ここではそれが日常なんです。

ポケットマネーのシステムがあるから私達も楽が出来る事もあるのも事実。

例えば、ビザを申請すると3週間かかるのが、それを渡せば3日で出来るとか。



では何故、警察はポケットマネーを要求するのか。

警察が泥棒を捜す仕事と給料のバランスが見合っていないからだとか。

仕事をするのに、いつもと変わらない少ない給料ならめんどくさいから

やりたくない。

それなら余計な仕事をするのだから、お金をくれ。

ということになるのだそう。


どんな人も家族が大切で、子供にご飯を食べさせたり、学校に通わせたり、

時には家族で外食をする、車を持つなど・・・欲はある。

その欲を叶えるにはお金が必要なのだ。


国は最近になって警察や学校の先生など国家公務員の給料を上げることによって

仕事の質を高めていくという対策を始めたそう。

それが反映されるのにはいったいどれくらいの時間がかかるのでしょうか?



日本を見てみても未だに政治家や国家公務員の汚職は日常で、

国民の不満は多いですよね。




コプリンとの喧嘩の末、

私なりの結論としては


①自分の身は自分で守る

②盗まれたお金もまた、人を救うのかもしれない

③カルチャーショック

④お金に執着すると、お金は逃げていく

⑤また頑張っていい仕事をしよう



インドネシアを知るのにはちょっと高い授業料でした。