なぜ自己管理が必要なのか
◆建設的な不同意が必要
この章を読んで、会議が退屈なのは、何も考えていないことだったのねと、反省(--;)
意見のしようがないものをスル―してた。その旨を発言すべきだったのだ。
ちょっとがんばってみよう。(--;)
アリストテレスさんの言葉はとても印象的。
「本質において一致、行動において自由、全てにおいて信頼」
これは仲間に対するプライドや誇りが可能にするのだろうなと思う。
必ず一致するという確信があるから。
建設的な不同意は成長の道具なのだ。
建設的な不同意がでる会議は確かに深まる。そして、そもそもが確認ができ、自分たちがなぜ今ここにいるのかが明確になる。そうか、そうだったって。
反対制派と反対勢力を勘違いしたら大変なことになる。組織が崩壊する(笑)
そういえば、あえて反対制派をチーム化して会議をする経営者がいた。
それを聞いた時は素晴らしい人だと思ったが、改めて人の成長があって企業の成長があることを知っている人だったんだなと知る。
誰が正しいのではなくて、何が正しいのかを見る眼をもっと養いたいな。
「「5つの質問」に答えることが、組織と自らの成長につながる。世の中を見、顧客に耳を傾け、前向きの反対を歓迎することによって、大きなビジョンを持つことが出来る。」
大きなビジョン、それはグランドとつながっているビジョンだ。
地は天とつながり、人々に様々な恩恵を与えてくれる。単なる無限大の思い込みではなく、グランドビジョンには、人類の心が含まれている。
「なされるべきことと、自分たちの能力と意欲をどのように組み合わせるか。コミュニティをどのように形成するか。人の生活と人生にどのように貢献するか。」
生活や人生、そして心は変化し続けているものだ。だからこそ、その組み合わせは予想を超える動きをすることが度々起こる。しかし、そこには必ず共通のメカニズムがある。つまり、何によって一つ一つが成り立っているのかを観ればそこにメカニズムが脈々と鼓動している。
人はあまりにも存在に期待をする習慣が長すぎた。観るべきものは地の中にある。それは根っこに他ならない。
“何のために”だけでは根なし草になる。“何によって”を問うことが建設的な思考そのものになる。
「プログラムのいくつかは捨てるべきか。人と資金はほかのプログラムへ振り向けるべきか。」の次に、思考のいつくかは捨てるべきかを書き足したい。
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「経営者に贈る5つの質問」
著者:P・F・ドラッカー
発行所:ダイヤモンド社
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