さて、豆知識ですが
日本で一番古いお寺が浅草寺、次が調布の深大寺です。
祇園寺は深大寺と同じ時期に開かれたので1300年の歴史が
あります。しかし、この祇園寺は、ご住職もいない時代もあった
そうです。
そして、この若いご住職の時代となりました。地域の人達との
繋がりを、 もっと密にしたいという思いで、3回目の「祇園
精舎の法灯会」 を催したそうです。
祇園寺は天台宗ですが、天台宗の総本山「延暦寺」には、
シンボルの 「不滅の法灯」があります。
法灯とは、仏前にともす灯火のことです。
なたね油に芯をさして、その芯に火を点し、朝晩2回なたね油を
注いでいます。なんと、その法灯が消えることなく1200年間
受け継がれているというのです
延暦寺が織田信長に焼き討ちにあった時は、山形県の立石寺に
預けられ、その後、分灯されました。 戦争中は村人に油を分けて
もらうなどして油を調達したといいます。
油を注ぐこと自体は簡単ですが、忘れてしまったり油を切らしてしまっ
たら、それまでです。色々な苦難を乗り越えて、ずっと続けるというこ
とは、いかに大変かが分かります
油を断つと書いて、油断といいますが、
油断大敵という諺は、ここから生まれたそうです。
催し物の一つに、祈りと踊りが融合したオリエンタルダンスが
仏前で披露されました。
通称ベリ-ダンスという呼び名で親しまれていますが、昔から
五穀豊穣・子孫繁栄などのために踊られていたそうです。
Prajna-paramita Hrdaya sutram サンスクリット語の般若心経
このキャンドルダンスは神秘的で素敵でした
参加した老若男女が、ベリーダンスを見よう見まねで踊ると
思わず皆の顔に笑みがこぼれました
祇園寺を出て空を見上げると、薄紅色の空に月がぽっかり
浮かんでいました。
「今ある私達の命は、億を超えるご先祖様がいて存在している。
その誰一人が欠けても私達は、今ここに居ないのです」という、
ご住職のお言葉を思い出しました。
ありがとうございます、ご先祖様
これからは、もっと人と人との繋がりや、ご縁に感謝して生き
なければと 敬虔な気持ちになった一日でした。
宗派は違えど、気軽にお寺に足を運ぶと色んな発見に
出会えるかもしれませんよ